夏に最適な敷パッドはどれが良いですか? 店頭では、涼しい敷きパッドをお求めのお客様が増えてきました。
梅雨末期と思わせるような激しい雨が全国で降ってます。熱帯夜というわけでもないが、寝苦しいのも事実です。湿気が多いからですね。あと半月ほど経てば、梅雨明け。そして、猛暑の夏、連続の熱帯夜が待ち受け、睡眠不足に陥りやすくなることでしょう。
最近はエアコンを使われる方が多くなったようですが、朝までという方はまだ少ないようです。夏、ぐっすり眠るポイントは、いろいろあります。詳しく書かれたHPやブログがたくさんありますから、そちらを参考にして頂ければと思います。
夏の夜の寝苦しさの原因は、一言で言うならば、「温度と湿度」がいずれも高いということです。快眠のためには「寝床内気候」といわれる「温度33℃±1℃、湿度50%±10%」になれば良いわけです。
おさらいです。 寝るということは深部体温を下げること(日中の活動で溜まった熱エネルギーを体外に放出すること) です。
人の体温調節の模式図
【温度・熱】深部の熱を表面(体表)に移動させ、熱を放出させる必要があります。手足の血流が良くなり、深部の熱を表面に移動させ熱を放出します。手足は車のラジエターです。赤ちゃんの手足が暖かくなるとお母さんは「この子もうすぐ寝るよ」などと言うのはこのことからです。ひんやりとした寝具は、体からの熱を奪ってくれますから、気持ち良いんです。涼しさの目安としてQ-max値が話題に乗ります。
【湿度】もう一つ、できるだけ早く熱を放出するために、人は汗をかきます。気化熱を利用して体に溜まった熱を放出します。一晩にコップ1~2杯の汗を掻くと言われるのはこの事ことです。特に寝始めからの数時間に集中的に多く汗をかきます。人が汗取りの良い寝具を求める理由はここにあります。熱帯夜ともなれば、余計に体の回りに高温多湿の空気層がまつわりつくことになります。うちわや扇風機で、体に纏わりついた空気を飛ばすと気持ちよいのは当然です。
敷きパッド類は「冷たさQ-max値だけではなく、吸湿性・吸水性の良さが重要なのはもうお解かりだと思います。つまり、夏の冷たいシーツとは、体感温度と体感湿度との両方を下げるのが、大事ということですね。
夏でも長袖のパジャマを着てお休みになるという方も、時々見受けられます。必要以上に露出してお休みになると、逆に冷えて、神経痛や足を攣る方もいらっしゃいます。爺もたまに足を攣ることがあります。ご高齢の方に時々、接触冷感の数値の高い敷きパッドを使うと、冷えすぎて寝られないといわれる方も見えます。
眠りは、人それぞれです。あなたにとっての快眠条件を早く見つけ、夏に負けることの無い「快眠」を見つけてください。
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