上手に眠れば元気になれる・・・ オーダー枕とベッドの快眠ひろば

寝具の商品情報から正しい使い方まで。健康的に上手に眠る(科学的?)サイト。ふとん屋の爺の「寝言戯言独り言・趣味」の話。

老人の一人暮らし・老老介護世帯

2010-01-30 08:01:55 | 高齢者の眠り・介護・住環境と悪徳商法

 Watakeiでは福祉用具のレンタルと販売とを通して、介護の仕事に係わっている。最近多いのが、高齢者専用賃貸住宅(高専賃)といわれる施設に入居される方の福祉用具を納品することである。もちろん自立して介護を必要としない方も入居されてるが、入居者の大部分は要介護者である。

    

一階部分はパブリックスペースで、入居者の皆さんの共同食堂・お風呂などがある。

    元気な人は個室風呂もある。

二階以上は個人部屋となっている。個人部屋は8畳ほどの広さがあり、ほかに車いすでも楽に入れるトイレが全室付いている。洗面台もあり、一人で生活するには不自由はしないと思われる広さと機能が備わっている。

 

食事は一階の食堂でみんなでワイワイ言いながら食べる。三度の食事が付いている上に栄養士さんが常駐しているところが多いからから、栄養的に偏るなど心配は要らない。入居者同志のレクレーション・サークルもあり、楽しんで見える方は結構多い。

                      

 TVで気になるニュースが最近多く流れている。老人だけではないが、最近一人暮らしの方が増えているそうだ。そして、孤独死の方も・・・。子供たちが独立し「老老介護」の二人暮らしも増えている。高度成長期のころに作られた公営住宅での一人暮らしや老老世帯が増え、さらに空き家(部屋)が増えているそうだ。特殊清掃業者なる職業が多忙とか・・・。

 公営住宅は複数棟ある場合が多い。ならば、うち1棟を高専賃にリフォームあるいは建て直しするのはどうだろう。ダムを造るより良いと思うが・・・。その高専賃で働く人たちの雇用が増え、一石二鳥三鳥という結果が得られるような気がするが、いかがでしょうか。

 民間の標準的高専賃の場合、50名ほどの入居規模なら建設費用は2億5千万円から3億ぐらいだとか(土地代は別)。一部屋あたり5~600万円程度の費用ということだ。一般公営住宅ならば一戸あたり倍のおよそ1,000万円超の建設費がかかる。かっては働き盛りの世帯のための住宅が不足していた。今は老人が生活し易い住宅が不足しているというならば、都市近郊の住宅団地を時代に即した建て(直し)方にすれば良い。

 

 中国の聖天子 堯・瞬の時代、民は政治を意識しなかったという。政治を意識せずに平穏に幸せに民は暮らせたという。本当に国民の生活が第一と思うならば、現状の金(税金)の無駄使いは無いだろう。政治屋の給与や特権経費(合計一人年間3,500万円程度)、他にも、政党補助金、公設秘書の給与など、そして政治屋のみならず高級(給)官僚の法外な退職金・とくに渡り公務員の給与・退職金など、それらの費用を少し削減事業仕訳すれば、高齢者専用住宅は簡単にできるように思われる。全国に建設することが可能と思われるがどうでしょう。高専賃といっても姥捨て山では困る。子供の遊ぶ声がし、地域のつながりがある、新しい時代に合った新しい人間的繋がりを持ったある意味新しい「村」を作ることができればとは思いませんか。

  お陰で、爺婆は今のところ人並みの生活をしているが、二人暮らしだ。

 15年20年後爺が死んだ後、婆はさらに10年15年と生きるだろう。爺の死後の婆の生活も考えなくてはいけない。政治に期待できないとは残念である。高専賃へ行くたびに、多くの幸せそうな老人の顔を見る。三度の食事と温かい寝床がそこにはある。若い人、特に子供の声が聞こえないのが残念だが・・・。婆は一人になったら、(高専賃に)入ろうかな、と言っている。・・・・・

 

 昨日も担当者会議を3件と、二種類の福祉用具のデモ(お試し使用)をした。福祉用具のレンタル件数も、数年前の3倍、昨年の2倍弱の需要がある。まだまだ増えるであろう。だが、レンタル価格はどんどん下がっている。競争原理が働いているからだ。

 「早い、安い、無理を聞く」 がWatakeiのモットー(?)だ。土日も関係なく、しかも早く行動するのを、お客様も期待している。

 昨日、地域包括から電話があった。ご利用者様宅へ、今日10時に介護ベッドの納品にいく。お母さん(70代後半?)には、やや痴呆と持病があり、肩を骨折された80歳ほどのお父さんは、入院もそこそこに自宅に帰られるという。老老介護の世帯は、安心して入院もできない。

 

 4憶円もするあの土地が、政治に必要なのか? 政党を解散して残った数億の金はどこへ行ったのか。これらの金で高専賃は2~3棟・100~200人の方の家が確保されるのでは・・・。

 政治の話は、商売人にとっては「タブー」だと爺の父は言っていた。だから、市会議員選挙さえできるだけ首は挟まないようにしていた。今日の話は書きたくないテーマであったが・・・・・。

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アイダーダウンは本当に温かい?(2)

2010-01-27 08:00:52 | アイダーダウン

 婆の着ているアイダーダウンを作り直し(リフォーム)した。

 今回は、170x230㎝のセミダブルサイズにした。爺の掛け羽毛布団は170x230㎝の1.2㎏入りである。その羽毛布団との比較したい理由があったからだ。

 今までは、シングルサイズで中羽毛量は1.0㎏であった。解体したところ約940gのアイダーが回収できた。中羽毛量はアイダーダウンを60gほど足して、以前と同じ1.0㎏入れた。当然以前より薄くなった。生地は綿100%の100単糸(非常に柔らかい)です。マス目は6x8の48マス、桟高は4㎝の側に入れました。ボリューム的には、肌ふとんの約2倍、合い掛けふとんのやや薄めといった感じです。

 

 初日 爺がアイダーのみを着て寝てみました。その夜の寝室の最低気温は12℃でした。入床直後は、軽いということもあってやや寒い感じでした。でも暫くすると、以前お客様が言われたように「暑くも寒くも無い」という感じでした。明け方は寒くはないが、やや物足りなさを感じました。

 二日目 アイダーの上に羽毛の肌ふとんを重ねて寝てみました。入床して20~30分ほどしたところで寝床内気候を思い、抱いていた温度計を見ると「32℃」でした。まあちょうど良いといったところです。寝入って2時間弱(90~100分後と思う)したところで、暑いと感じ目が覚めた。「35℃」ありました。抱いて寝られる湿度計は無いので、その時点の湿度は分かりませんが、蒸れ感が少しあったように感じました。

 二日目後半 爺は結局夜中アイダーで寝るのは止め、本来の自分のベッドに行った。婆は夜半からアイダーで寝た。今朝、「暑くなかったか?」と聞くと「んん~ん、気持ち良かった」と言って起きる気配は無い。今日は定休日とあって、婆は夜中2時過ぎまでTVで映画を見ていたようだ。いまだ、夢の中のようだ。

 

  爺のアイダーダウン着(紀)行としての(二晩だけの)中間報告

 機密性の良いマンションであったこともあるが、アイダーの合いと羽毛の肌との2枚重ねで着て寝ると「暑いほどに温かい」。寒がりの人には良いが、暑がりの方なら、1枚着だけで十分と思われます。爺としてはムートンに普通の合い掛けふとんが相に合っている。

 爺が二晩寝ただけで、結論はでませんが、数日、婆が寝て、どういう感想をのたまうか楽しみです。後日報告します。

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熟睡教の教祖様???

2010-01-25 07:40:07 | 敷きふとん

 50代の男性です。首や背中が「慢性的に痛い」という訳で接骨院に通って治療をしていたそうです。硬めの寝具に硬い枕で寝るように指導され、しばらく通院されました。だが全く改善されなかったそうです。

 そこで、今度はクッション性のある羊毛混の敷きを他店で購入さて、いままで使っていた木綿わたの敷きふとんとで 2枚重ねの状態で休むことにされました。木綿わたの敷きを上に羊毛(混)の敷きを下にして寝られたそうです。良くなるどころか背中の痛みが増したようなので、次に2枚の敷きを上下入れ替えたりしましたが、全く改善されなかったようです。そこで、ご本人は「犯人は枕」と思われたようです。

 年末の事、Watakeiにて「オーダー枕」を作られました。 

             

 年が明けて、お電話がありました。「首の周りはバッチリ良くなったんだが、背中の痛みがちっとも(少しも)治らん。」 いろいろ電話口で相談を受けました。

 お話を聞くうちに、爺は枕ではなく、やはり敷きふとんに問題があると考え、現在お使いの敷きふとんを実際の寝ている状態で見せて戴くことにしました。敷きふとん二枚を持ってお店まで来て戴きました。

 持って来られた敷きふとんを、板ベッドの上に敷き「寝て下さい」と申したところ、まるで「ギックリ腰」の患者さんのように「痛っ、痛っ」と言いながら横になられました。重症といった感じです。前回のデータを見ると、少し猫背的でした。

         

 MBIも25と、やや小太りてした。背中から腰の部分がしっかり沈み込み、より落ち込んでいる様子でした。かつ、(化繊綿の多く入った)木綿わたの敷きふとんであったため、中央部が凹んでしまっていました。最大の問題点は既製品の「化繊わたの混入率の高い木綿わた敷きふとん」と考えられます。

 木綿わたの敷きの使用は中止して戴きました。もう一枚の羊毛混敷きはというと、マットレスと見間違うほどの5~6㎝の厚いウレタンが入った羊毛混敷きです。ボリュームのある敷きでした。だが、実際寝てみると、厚いウレタンのために、木綿わたの敷き同様に中央部が少し凹んだ感じです。少しずつ身体を伸ばしながら寝て戴きました。ゆっくり伸ばし、伸ばし終わったところで腰の部分にサポートパットを入れました。「いかがですか」とお尋ねすると、やや時間をおいて「あれっ!腰が・・・、い・・・痛くない」と。

 別に手品や魔法をかけた訳ではありません。もともと、浮いているべき箇所の腰が落ち込んで腰痛の原因を作っていたのです。ある意味硬いふとんで寝ることは正しい方法のようですが、硬過ぎても、また、柔らか過ぎても問題が生じます。お客様の場合、二枚敷きの時は、特に中央部がヘタッた敷きになったため腰が不自然に落ち込んだ状態になっていたのです。結果、慢性的な腰痛を起こしていたようです。寒がりでではないと言われたので、とりあえずこの一枚で寝て戴くことにしました。

 そらから数日後、オーダー枕と、羊毛混の敷きふとんを持って再来店されました。以前ほどの痛みは無くなったがまだ、少し腰(背中)が痛いと言うことです。サポートパッドを1本から3本に増やしました。数日して再々来店され、様子を伺ったところ、以後痛みも無くなりすこぶる快調だったそうです。

 ところが、一週間ほど後、再び少し背中が痛いということで、サポートパットをもう一本入れました。

 さらに、数日後、腰から背中へと痛みの位置が少し違ったところに移ったという事で、サポートパッドの厚みと位置とを変えて、再々々々調整をしました。

  彼の場合、実は「軽いうつ病」もあり、神経内科の医師から投薬を受けているそうです。薬は何かは分かりませんが「睡眠導入剤」のようです。枕と薬のおかげで、以前よりぐっすり寝れるようになったとは言われます。

 だが、なぜか背中の痛みは消えないと言います。爺が接客してサポートパッドをいろいろ工夫すると「治ったみたい」と言われます。が、数日すると少し痛みが出るようです。神経質なところがあるようです。爺としては、最大限の努力をしますが、整形の医師ではないので限度があります。試行錯誤を繰り返しながら、時間をかけて背中の痛みや腰痛に対処してます。何度でも調整します。

 昨日、再々々々々来店されました。お正月後4回目です。

 再度お使いの羊毛敷きの品票を見ました。メーカーは◎●西川でしたが、中国製でした。いわゆるウレタンが入って軽い敷きという商品です。厚いウレタンと「BMI 25」ということで、背中が変に沈み腰より背中が痛いという言葉になったようです。

 「安売りのふとん屋で買ったで遺憾かったかな。何度調整してもアカン(ダメだ)。あんた(爺)の薦めるオーダー敷きふとんを買うよ!」「枕はバッチシなんだから」

 精神的な問題もお持ちでもあり、「高価ですからもう一度良く考えてからにされては」と、お話をしました。が、「お金も用意してきたから、すぐ作ってくれ」と・・・。」「三週間ほど時間がかかりますけど」「・・・そんなにかかるのか。でも良い!作ってくれ!」「返品はできませんよ」「うん。分っとる」

 爺を全面的に信用下さるのは、本当に嬉しいです。・・・・・

 

           

 以前、こんな話をされた奥様(30代)が見えました。

 「家に帰ると敷きふとんが合わないと感じるが、綿桂さんの店へ来て、社長(爺)さんに話を聞いてもらって、ここで寝てみると不思議に(違和感が)無くなるんだよね。」「なんか碧南(のお店)へ来ると安心しちゃうみたい。」「お医者さんに診てもらうだけで安心するようなものだね。私って年寄りみたい。お年寄りの方が、お寺にお参りにいくと気が落ち着くみたいに・・・。」

 「これでは、まるでどこかの宗教みたいだね」「ほんと!」「(爺は)熟睡教の教祖か???」

 とお客様共々大笑いしたことがありました。皆さんが「熟睡」できるならば・・・熟睡教の教祖様と言われようと構いません。なお、お布施は戴きません

                        

 一人ひとりに合った硬さの敷きふとん、そして寝方が大事です。今使っている敷きふとんを持ってオーダー枕を作りに来られる方も、なぜか最近、一人二人三人と増えてます。弊店でお買い求めの敷きでなくてもOKです。出来るだけ今の敷きふとんで、ぐっすり眠れる枕を作ります。

 Watakeiは「お一人お一人の健康と睡眠を考えるふとん屋」です。

 主に、お薦めする敷きはオーダー敷き(157,500円)とTioTioシルキー(168,000円)のベッドマットです(いずれもシングルの価格)。決して安くはありません。でも、熟睡できればこんな安い買い物はありません。もちろん、最適な硬さをお薦めします。

 これであなたも熟睡教の信者です。(・・・・・???) 爺は「熟睡教の教祖???」だそうですから・・・

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「さすが」と思える接客。

2010-01-22 02:14:02 | 品質の話

 19日の宿泊ホテルはリッツカールトン大阪です。

 マットはいつものように、爺はレギュラー・婆はソフトにセットしてありました。

       

                婆のマットはソフト                爺のマットはレギュラー

 昨日、歌舞伎を見るとてフロントに鍵を預け、玄関のタクシー乗り場に行くとドアボーイさんは連絡を受けていたらしくタクシーの運転手さんに行き先を告げていました。運転手さんは爺婆が乗ると、道頓堀の松竹座でよろしいかと確認されました。チェックイン後すぐに歌舞伎を見に行くとフロントには言いましたが、その情報はドアマンさんまで伝わっていました。またもや「さすが」と感心しました。

 

 さて、二日目は、遷都1300年の奈良に向かいました。

 行く途中、街の中で、埋蔵文化財の発掘調査が行われていました。

 奈良国立博物館へ。初めて入館しました。本館だけの展示でしたが、見応えは十分でした。

 国立奈良博物館内には、説明・解説をされる(退官された大学の先生のような)ボランティアの方がいました。ちょっと疑問があり聞いてみました。阿弥陀仏の印相のルールについてです。

 我が家の檀那寺は海徳寺といい、本尊は阿弥陀如来座像「国宝(重要文化財)丈六阿弥陀如来座像」と言われます。丈六の大仏で別名「大浜大仏」と言われます。廃仏毀釈の時伊勢の神宮寺から来ました。角谷大十(4代前の市長さんの多分お爺さん(お父さんかも)になる方)が尽力されたそうです。

 不謹慎かも知れませんが、この大仏さん阿弥陀さんだろうか?と実は思っているんです。釈迦如来ではないだろうかと思っているんです。印相が施無畏印と与願印のような気がしているんです。

      

     施無畏・与願印          下品上生印

 ボランティアの方には阿弥陀仏の印相のルールについてお尋ねしました。

 平安以前は必ずしもそうではないが、平安時代以後は阿弥陀仏は必ず親指と他の指とで輪を作る印をしている。阿弥陀の九品来迎印とは限らないが左右どちらかの手は必ず「輪」を作り印を結んでいるそうです。もし、指が「輪」を作っていないのなら釈迦如来の可能性はあります。場合によっては薬師如来で、薬壷が失われているかも知れないと言われました。

 だが、本地仏思想からいえば、やはり阿弥陀仏の可能性はあるとのことでした。伊勢神宮の本地仏は阿弥陀仏とも一時言われていますから(大日如来と言われることが多い)。

 また、光背のことは爺は全くの素人なので分かりませんが、大浜大仏の光背に化仏がたくさん彫られています。それを見ると阿弥陀仏の別名である無量光仏と解釈も出来ないこともないですね。悪まで爺の勝手な解釈です・・・。

 海徳寺へ行ってしっかり印相を見てきます。その後疑問が解けなかったら、奈良国立博物館に再度行って聞いてみようと思います。質問をしたその時、名刺を下さいと言われた。調査後キチンとしたお答えをしますので、住所氏名が分かれば連絡します、という事でした。私的な旅なので、名刺は持っていなかったので、お礼を言って帰ってきました。 

    奈良博内の喫茶店で、紅茶と抹茶ケーキで休息しました。味は普通でした。

 

 奈良博の喫茶店は、爺の期待に対して「さすが」はありませんでした。だが、簡潔に的確なお答えを戴いたボランティアの方には、「さすが」があったと思いました。もちろん、リッツでも「さすが」がありました。1年に一度しか利用しないのですが、リッツのスタッフは、情報を共有して顧客満足度を上げていました。綿桂でもそんなシステムが作りたいですね。爺が生きてるうちにできるかな?!

 西川のシステム室の次長と近々、顧客管理ソフトについて、話し合う場を持つ予定です。次代の専門店として生き残るためにも、より顧客満足度を高める必要があります。一人ひとりの眠りに合った寝具を寝方をご提案可能となるのが目標です。

 リッツカールトンを利用するのも、こうした意味(顧客満足度)で参考になるからです。でも、リッツとて100%完璧ではありません。だが、来るたびに新しい発見があります。

 「さすが・・・」と感動のある接客がWatakeiでもできるように日々努力をしないといけません。・・・ 

 今日からお仕事です。お客様の「快眠」のために、頑張ります。 

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日本人を堪能してきました。

2010-01-21 01:08:23 | 心の世界・死後の世界・・・神社仏閣

 19日~21日まで、爺婆の正月休みと書きました。

 ところが、お休みは20日で終わり。えっ!夫婦喧嘩したの?って。いいえ、違います。やんごとなき事が起きまして、急遽帰ってきました。もちろん帰らなくても好かったのですが、心配事がありオチオチと休んでいられなくなったんです。

 

 初日(19日)はまずもって伊勢神宮にお参りをしました。

   

          宇治橋                     正宮 石段下                  荒祭宮

 新しくなった宇治橋を渡り、正宮へと。昨年同様に「御垣内参拝」をさせて戴きました。その後、別宮である荒祭宮と風日祈宮とを参拝して、近鉄にて大阪に向かいました。

 大阪は道頓堀の松竹座へと行きました。歌舞伎は今年で3回目です。

                 

 今回は「仮名手本忠臣蔵」の夜の部を観劇しました。あらすじは、大方分っているとはいえ、映画やTVの忠臣蔵とはまた違います。

 初めて歌舞伎を見た3年前は橋之助の弁慶、昨年は扇雀の若旦那、我當の良弁などが特に印象に残っています。今年は、藤十郎の大星由良之助も好かったが、中でも、「天川屋義平は男でござる」の名セリフの我當さんは、粋でしたね。我當さんは正直はじめは知らない役者でしたが、毎年見るたびに好きになりました。歌舞伎の世界は直系実子が名跡を継ぐようです。でも、我當という名も名跡のようです。片岡仁左衛門の名跡は弟の孝夫さんが継ぎましたが、血筋を聞けば「なるほど」とうなずける役者さんと思いました。

 歌舞伎のことはまだまだ知らないことが多く、??がいっぱいです。でも、来年は江戸歌舞伎を見てみたいと思います。

 二日目の話は明日にします。 今日はこれで 

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今日から正月。

2010-01-19 06:16:58 | 爺の寝言戯言独り言・・・旅

 今日から爺婆の正月休みです。

 例年のように、お伊勢さん(伊勢神宮)へ参拝に。

 そして、大阪で歌舞伎を見る予定です。

 

 今年もまた、爺婆の珍道中が始まります。

 そんな訳で、帰ってきましたら、いろいろ書かせて戴きます。

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こんなブログでも(4)・・・どうなってるんだ?

2010-01-17 22:31:58 | 爺の趣味の世界

 こんなブログでも読者が日々増えています。本当に嬉しいことです。と同時に「世の中どうなってるんだ?」と思わず口を突いてしまいます。「眠り」のことって多くの方が興味を持っておられるんやなと・・・。

 9,947位/1,351,955ブログ中 ・・・・・・・ 週間ランキング(一週間通算で)

 7,379位/1,351,955ブログ中 ・・・・・・・ 昨日のランキング(昨日一日の)

 日々のランキングで、10,000位以内は今日で6回目だったと思う。週間ランキングでの10,000位以内は今回初めてである。次の目標は「1000位」以内である。それこそ永久に届かないだろうが・・・。

 読者が増えることは嬉しいのだが、「ヤッター」という気持ちと同時に、正直、怖い気もします。そんなつもりで書いたのではないが、言葉足らず(下手な文章)で、この先誤解を招いてしまうことが生じるのではないか、科学的と言いながらも裏付けの無いこともひょっとしたら書いてしまっているかもしれない。常識だと思って書いていたが実は全くの根も葉もないことだったら・・・考え始めたら、気の弱い爺としては胃が痛い気がしてきた。

 開き直ります(簡単に開いちゃうんや??!)。 所詮、田舎のふとん屋の爺の「寝言・戯言(たわごと)・独り言」です。と言う訳で、学者や医師ではないので、読者のみなさんには「話半分・噂のレベル」のつもりで読んでいただきたい。 

 

 15年前、その日は例年のように爺婆の正月休みの初日でした。あの地震で目が覚め「大きかったなぁ」と言いながら、その日は伊豆へ行く予定をしていた。関西で大きな地震があったとテロップが流れていた。 東名高速にのって、ラジオを聞きながら走らせていた。時間が経つにつれ「これはただ事じゃない」とようやく気が付き大阪西川(西川リビング)へ電話した。全く通じなかった。「どうなってるんだ!」ただそう思うだけだった。伊豆のペンションに着いたところでTVのニュースを見た。火炎地獄の有様が映っていた。

 東海地震がいつ起きても不思議ではないと言われている。西三河南部は震度6が予想されている。免振構造のマンションに今住んでいるから、と少々気が緩んでいる。オオカミ少年ではないが、本当に来るのかと思ってしまう。こんな時が危ない。

 温かい布団にくるまって寝ることができることは、幸せである。上を見れば「キリ」がないが、この幸せはいつまで続くんかと心配してしまう。気持ちよく寝ることの幸せ、ぐっすり寝られることの幸せ、皆さんに是非実感して戴きたい。良い寝具を買っても間違った寝方をすれば場合によっては悪しき寝具となります。

 良い寝具と良い寝方をこのブログでお伝えできればと思ってます。そして、地震が来ないことを祈りつつ、お休みなさい。

                                

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冬の眠り・・・暖かく眠るには(2)

2010-01-16 01:35:57 | 大人の眠りと睡眠障害

 冷え症の方は特に困る冬。ここ数日はものすごく寒いですね。ぐっすり眠るための風呂の温度と入り方について、お客様から以前お尋ねが有りました。

  「冬の眠り・・・暖かく眠るには」で以前書きました事と重複しますが、(顔・手)足にあるAVA(動静脈吻合)という血管の血流量を増やしてやると手足が暖かくなり気持ちよく寝られます。 そのためには、まず、日中しっかり活動して体温を上げることが大事です。体は夕方から徐々に体温を下げ、寝る準備を始めます。特に寝る1~2時間前に(ぬるめの)お風呂に少し長めに入り、深部体温を少し上げてやる事がポイントでした。お風呂に入って体温が上がると体は深部体温を下げようと働き、手足の血流量が増え、手足が暖かくなります。 結果人は気持ちよく寝られるのです。

 書物や新聞などには、お風呂の温度は39℃が良いとよく書かれています。でも、先生によっては41℃が良いとされる方も見えます。

 そこで、爺がいつも入るお風呂で簡単な実験をしてみました。

  お風呂のモニターです。42℃に設定しました。

 暫らくすると「お風呂が沸きました」とモニターからの声がしたので、早速お湯の温度を測りました。

  41.5℃と表示されました。

 まあ、正確なのかな・・・と感心しながら写真を数枚撮りました。まずは爺が入浴しようと裸になりました。 (お見せできる肉体ではないのでカットします)

 「お風呂が沸きました」というアナウンスがあってから、実際に入浴するまでの時間は10分ほどでしょうか、もう一度測りました。すると、

  38.5℃! えっ! そんなにお湯って早く冷めるんか?おかしいな。機械(温度測定器)が壊れたんか? 爺と同じで役に立たない奴だと思いつつも、お風呂のお湯をかき混ぜてみました。すると、41℃まで上がりました。

 どうやら、「お風呂が沸きました」というアナウンスがあった時は42℃のお湯が出ていたようです。お湯が溜まると、41.5℃であり、表面の温度は部屋の温度の影響なのか38.5℃と下がったようです。だが、温度ムラがなくなるようにかき混ぜたところ41℃になりました。

 実際入浴して5分ほどしてお湯の温度を測りました。39℃でした。かき混ぜて再度測定しましたが39℃で変わりません。爺の体温が36℃とすれば、つまり、36℃の水塊が風呂に入った訳ですから、温度が下がるのは納得できることです。

 しばらくすると、風呂の温度が下がったのをセンサーが感知したのか、自動的にお湯が出てきました(追い炊き状態)。熱くもなく、温くもなく、気持ちよくなり湯船の中でウトウトとしてしまいました(ああぁ・・・極楽極楽)。

 爺の体験からは、やはり39℃の温度の湯加減が最適のようですね。

 

 一方、婆はというと、爺が入った後の湯加減では「温い」といい、追い炊きをしました。そして、この温度が気持ち良いというところで測ってみました。

  40.5℃でした。

 もともと婆の体温はやや高めです。その為か、爺より少し高めの湯加減が「気持のよい湯加減」ということのようです。そういえば、一週間ほど前、婆が入ったあとの風呂に爺が入った時、体が冷えていたかもしれないが、熱くて入れなかった。体を熱い湯加減に馴らしながら、やっとの思いで入ったことを思い出しました。

 それぞれの人によって気持のよい温度は違うようですね。その人の体温+2~3度ぐらいが、案外気持ち良いのかもしれませんね。爺婆二人だけのデータで結論を出すのは、ちと強引ですね。

 体温と好みの湯温度との関係などのデータをお持ちの方が見えましたら、どなたか教えて戴きたいですね。

                       

 気持の良い温度の湯加減の風呂ならば、少しぐらい長湯ができるかもしれません。いわゆる「温めのお風呂にゆったりと入る」とその後ぐっすりと寝られると思います。

  気持ちよく寝たい方、お風呂の入り方もちょっと考えて入って戴きたらいかがでしょうか。ちょっと遅くなりましたが、お風呂に入って寝ます。

 

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5歳と2歳の孫がお泊り・・・

2010-01-13 21:56:01 | 爺の寝言戯言独り言

 5歳と2歳の孫が泊まるといってやって来た。5歳の孫はもう何度も泊っているので、自分の天下である。好きなだけマンガを見ている。家では、普通にTVが映るだけだが、爺婆のマンションに来ると「ひかりTV」で、ほぼ24時間マンガが見られるから何度もTVを見たさにやってくる。

 昨夜初めて2歳4カ月の弟が一緒に泊ることになった。

         婆と麻央(1歳5か月のころ)

 床暖でゴロゴロしながら50インチのTVをみて、みかん・ぶどうを食べ、叱る親もいないからこの上なくご満悦である。ところがいざ寝る時間になっても、多少の興奮もあったろうが、なかなか寝ない。5歳の孫は眠いのとTVを見たいのと葛藤していた。婆は床暖の上にふとんを敷き、そこでTVを見ながら寝ることになった(爺婆は甘いと娘に叱られるわけだ)。 5歳の孫はいつもより1時間ほど就寝が遅くなったがいつの間にか寝てしまった。2歳の孫は初めてであったから、調子がつかめないのか寝ない。いつもバスタオルを握って寝るという事で握らせたがダメであった。11時になっても寝ない。その内に、「婆とお母ちゃんと代わって(交代して)」と言い出した。母親が恋しくて結局寝られず、12時近くになって娘(母親)に迎えに来るよう電話した。親離れのワンステップは失敗だった。

 下の孫が帰った後、上の孫と婆は一緒に寝ていた。孫が寝付いたら婆は自分のベッドにもぐった。床で寝るのは固く、肩や腰が痛いからだ。かつ、床(すなわち敷き)が暑いのだ。仕方なく、夜中に孫が起きた時誰もいないのはかわいそうかと思い爺が隣で寝ることにした。

 床暖で温かく気持ち良いと思って寝ていたのは、1時間程度であった。婆が言うように、暑くて寝てられないのだ。床暖の温度を下げて寝た。2~3時間後にまた目が覚めた。結局床暖を切って寝た。その後は寝れた。だが、掛け布団は羽毛の肌布団であったこともあるが、明け方は少し寒さを感じ、床暖のスイッチを入れた。

 そんな夜であったから、いつものようにぐっすり寝たという訳にはいかず、朝を迎えた。

 熱は下から上へと伝わるから、夜半過ぎまでは、掛けは肌ふとんで十分だったが、やはり熟睡感は無かった。人は熟睡するためには深部体温を下げなければダメだといつも言っているが、昨夜は身をもって体感した格好となった。

 以前、夕食後眠くなって、小一時間ほど、床暖の上でごろりとしたことがあったが、その時は気持ち良いと思えた。だが、素足で歩き回るには気持ちよい床暖の温度が、寝るという環境には適していなかったということなんだろう。暖か過ぎたということなんだろう。

 温熱ふとんは、寝る前には温度をやや高めでも、寝るときには温度目盛りを低くして寝て戴くことを改めて再認識したところである。

 朝になって目覚めた孫は婆が隣にいないと、ぐずって起きてきた。 「婆のベッドに行きな」と言ったら、少し寝ぼけながら婆のベッドにもぐって行った。こんな時は爺という種は役立たずである。心配して隣に寝てやってもアホらしくなる・・・。

  おねしょしなかっただけ褒めてやった。

 熟睡感のない今日は、なんとなく疲れが増したようだった。もう寝る。

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返品について・・・商売人は立場が弱い

2010-01-10 23:12:21 | 高齢者の眠り・介護・住環境と悪徳商法

 クーリングオフという制度がある。悪徳業者から消費者の皆さんを守る制度だ。

 このクーリングオフ制度、内容を十分理解してないお客様が意外と多い。

 民法において、そもそも、商売とは、売り手側と買い手側の「売ります」「買います」という意思表示をした時に売買契約は成立します。契約書など書面の有無は本来関係ありません。ただ、後日トラブルにならないように書面を残すのです。契約が成立すれば、理由もなくその契約を解約することはできません。

 だが、訪問販売や電話勧誘などの場合、不意打ち的な場合がほとんどであり、よく分からない内に契約させられることが有ります。少し頭を冷やして冷静に考えましょうという訳でクーリングオフという制度が作られました。突然やってくる訳ですから、どうしても業者の土俵で話が進みます。消費者が業者と対等の知識を持ち交渉することは至難の業です。

 そこで消費者である皆さんを守るために、民法とは別に特別な法律でクーリングオフという制度を作った訳です。

 

 ところが、この制度を一週間以内なら(ひどい人はいつでも)返品できる制度だと思っている方が居る。スーパー・百貨店などはもちろんのこと、爺の店に出向いて商品を買ったり、雑誌やインターネットなどの広告を見て自ら申し込んで商品を買った場合などは、買う人の意志で購入を決めたわけですから、何も保護する必要がないと思われます。従ってこういう場合には、クーリングオフは摘要出来ないのです。TVショッピングだけでなく、カタログショッピングやネットショッピングもこれにあたります。消費者である人が自分の意志で買う訳ですから、たとえ後から思い直しても、商品を返品し、代金を取り戻すことは原則としてできないことになります。

 だが、現実やっぱり買うのを止めようということがあります。普通のお店では「いいですよ」と顔はにこにこしていても、心の中では泣いているのが普通でしょう。

 返品お断りを言ってる訳ではない。でも、例えば、次のようなお客様があったらどうしますか?

 ①お買上戴きその場でお持ち帰り戴いたふとんを、3~4日使ってから返しに来る方がいます。購入時のお父さん:娘がニ●リで買ってくれた羽毛布団が臭いで昔ながらの布団が欲しいと言って買っていかれました。娘さん:お母さんが使ったら重くて嫌だと言っている。それに、社員さんが来て返して良いと言った????・・・お客様の名前も家も知らないのにどうしてそんなことが綿桂の社員が言えるの? ましてや、訪問して言ったとか・・・???  どうやら訪問販売の人に言われたことをそのまま言っているようだ。

 ②一か月以上前に購入戴いたシルバーカーを返品したいと・・・隣の人のシルバーカーと同じものが欲しくなったらしい。名札に名前まで書かされたのに・・・保証書に印鑑も押したのに・・・・。ほとんど使って無いというけれど、タイヤはしっかり泥だらけであった。

 ③羽毛ふとんを散々値切って買って行かれたのに、3日後に返品したいと。市内の方だが忙しいので1週間後に返品に行くとのこと。理由は綿桂のふとんは高いからだそうだ。他店(たぶん量販店)の特価品と比較したらしい。あれほど、品質の事を聞かれ説明したにもかかわらず・・・。バッグの中に皺だらけで入っていた。商品説明のリーフレットも、ゴールドラベルも捨てられて戻ってこない。もう、まともな価格では売り物にはならない。他のお客さまに、8割引きで、承知で購入して戴いた。

 お客様が、決して知能が低いとは思わない。いや、知能犯かもしれない。だって、お二人は公務員(現役・OB)ですよ。知能犯でなければ、単なる世間知らずなのかも・・・。

 

 もちろん、すべて返品を受け、返金しました。

 断ってもイイのだが、商売人はどうしても風評(口コミ)を気にする。まあ、次にご来店戴いても、やんわりと販売をお断りしますがね。

 昔から、「士農工商」とはよく言ったものだ。士とは今ならさしずめ、政治屋・役人のことだろう。商売人は何も生産しないのに金儲けだけは長けている、そんなふうに軽蔑の眼で現代でも見られることがある。

 

 嫌なこともあるが、人生そう捨てたもんではない。

 捨てる神あらば、拾う神あり

 振り返れば、結構お客様に助けて戴いている。有り難いことです。

 今、人生60年を感謝して、ちょっと大げさだが「日本を元気にする特別イベント」を考えている。決定したら、発表します。口先だけの政治屋・官僚には日本は任せておけない。

 偉そうなことを言ってしまった。・・・(馬鹿だなあ!自分で自分の首を絞めてるようなものだ・・・)

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元旦から仕事・・・うつ病と眠り

2010-01-06 08:04:35 | 大人の眠りと睡眠障害

 大晦日は紅白、かってはそうであったが今は知らない歌手ばかりで観ていても面白くない。疲れたこともあって9時ごろには寝てしまった。お正月といっても特別な感慨はこの年になると無い。「門松は冥土の旅の一里塚 めでたくもありめでたくもなし」一休さんの狂歌に納得する年となってしまった。

 午前中は9日の朝刊に折り込むチラシつくり、午後は初詣に行った。3時過ぎに戻ると再びチラシつくりを再開した。気合が入らず、はかどらない。元旦の夜も夕食が済んだら眠くなった。

 二日は本家恒例の集まりだ。弟たちとその奥さん子ども(甥・姪)たち、そして我が娘の婿・孫がやってくる。

 そんな集りの最中に三重県のいとこから電話があった。従妹の旦那が大晦日に亡くなったという知らせで、3日にお葬式をするから、正月早々申し訳ないが参列して欲しいということだった。奥さん(従妹)と子供二人が残された。子供(男)は医者の卵である。小児科医を目指しているそうだ。

 亡くなった彼は「うつ病」を患っていたそうだ。お二人の弔辞を聞いていたら、知らない彼の一面を知った。スポーツマンで責任感の強い、言われたことに対して「NO」が言えない、また、他人に任せるより自分でやってしまうというタイプであったようだ。数回しか会ってないが「ひょうきん」な面もあったと記憶している。嫌な部署から今の部署に変わって1年、最近は「うつ病」も完治したと思われるほどだった。

 

 「うつ病」はセロトニンやアドレナリンの不足による「脳の病気」と言われています。脳内物質(ドーパミン・ノルアドレナリン・セロトニンなど)は、その分泌が十分であれば、心と体を元気にするという大切な働きを担っています。

 脳にある松果体からメラトニンという睡眠をつかさどるホルモンが分泌されます。その原料は「セロトニン」から作られます。その「セロトニン」は、アミノ酸の一種「トリプトファン」が原料となり、必須アミノ酸であるトリプトファンは食事(主に良質なたんぱく質)によって人は得る訳です。朝食を摂らない子供は学校でキレやすいのは、セロトニン不足が原因のようです。人は太陽の光を浴びると「セロトニン」が分泌されます。それは又、夜になると人を眠りに誘うメラトニンの原料です。メラトニンの分泌には夜(暗さ)が必要です。煌々とした明るさのなかで遅くまで起きていると、メラトニンの分泌が始まりません。本来休むべき時間帯に人は活動すれば朝が遅くなります。朝食を抜くことになり、「心と体を元気にする」という大切な働きを持つ昼「セロトニン」が不十分となります。まさに、悪循環です。「うつ病」の原因は心と体を元気にするという「セロトニン」不足が原因であることから、「睡眠」との関係が取り上げられるのです。

 朝日を浴びる → 朝食(トリプトファン)を摂る → セロトニン → メラトニン → 良い睡眠 → 成長ホルモンの分泌 → 活発に動く → 規則正しい生活 → 朝日を浴びる →・・・

 そんなセロトニンやアドレナリン、ドーパミン・ノルアドレナリンなどは、睡眠と深く関係します。特に、セロトニン・ノルアドレナリンなどはレム睡眠中には活動をしません。生活にはメリハリが必要なのです。短略的に睡眠の質が悪いとまわりまわって、それらが不足となり、「うつ病」になるなどと言われるのです。だが、そんなに簡単に「うつ病」は語られるものではない。寝れば治るという簡単な話ではない。

  でも、睡眠との関係は深い。これから先は医者(学者)の分野である。田舎の一ふとん屋の爺としては、ひたすら「快眠」のための寝具を含めた良質な寝環境を提供することに意義があり、使命があると思っている。 (カッコ付け過ぎ?)

 9日のチラシのサブタイトルは「快眠で愛知(日本)を元気にする」とした。

 今日、店は定休日であるが、裏の仕事(事務的)は山になっている。仕事量が増えたのではなく、能率が悪くなった・・・頭の回転が悪くなったということだ。頭の回転を良くする睡眠法でも考えたらいいかな。。。。

 今年も何が言いたいのかよく判らないブログになりそうだ。 気長にお付き合いの程を

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今年も・・・すべてはお客様の快眠のために

2010-01-01 06:34:47 | 爺の寝言戯言独り言

   明けましておめでとうございます

         「上手に眠れば元気になれる」

 爺の独断と偏見でもって書き続けているこのブログも、昨年は何と三度もランクイン(Gooブログ約134万中1万位以内)しました。

 そもそもランクインすることなど夢のまた夢と思っていましたから・・・、嬉しいのと驚きとが交錯しています。

 眠りに関することを中心に書いてます。それだけ世の中が「眠り」について興味を持つ方が増えたんだと思います。 (同業者もたくさん見ているようですが)

 

 今年も、原点に立ち戻って書き続けたいと思います。そもそも、何故このブログを書き始めたか?

 メーカー・問屋さんは、自社の(取扱)商品の良い点を一所懸命PRします。それぞれ特徴・長所があるからです。皆良い商品です。だが、それらの説明を鵜呑みにしてよいのだろうか?そんな疑問が出発点です。それらの良い商品が毎年たくさん発売されます。なのに、眠りに問題を抱える方は増えています。そこには、商品と使われる方との間に正しい適合性があるかということです。「あなたにとって良い商品か」、「あなたを良い眠りに誘っているか」は、商品の良さとは別の問題だと思います。

 自身の知識の不十分さを補うために、3年前に日本睡眠環境学会の「睡眠環境診断士」を、昨年は滋賀医大の「上級睡眠指導士」の資格を取得した。いずれもメーカーの手前味噌的資格ではない。

 それらの知識をベースに、商品説明をさせて戴いてるが、肝心なのは「あなたにとってどうなんだ」という点です。その点をがっちり支えてくれるのが「西川リビングの快眠ひろば」の体形測定装置です。

 測定風景  

 測定データ

 この測定装置によって、おひとりお一人の寝姿勢が判り、最適な硬さの敷き(ベッド)と最適な枕の高さが判るようになったのです。お医者様で言うならばレントゲンのような役目をしています。ここから、快眠ひろばのデータと、睡眠環境診断士や上級睡眠指導士の知識とが有機的に結びつき、「おひとりお一人の、寝方・改善点・寝具選び」のアドバイス(診断ではありません)が可能となったのです。

 これで、完璧とは思いません。まだまだ勉強が必要です。そして投資も必要です。

 今年も、「すべてはお客様の最適な眠りのために」頑張ります。

 本年も、よろしくお願いいたします。

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