利尻島のホテルはツアー客の皆さんが多く利用するHOTELのようです。朝食・夕食ともにバイキングですから、残念ながら普通といった所です。礼文島での食事が良かっただけに、個人的には期待以下の内容でした。
部屋は広い部屋を予約しましたが、シングルサイズのツインだった。フリルの付いた掛けふとんです。大昔(?)こんな羽毛ふとんを販売したこともありました。懐かしいというより、時代錯誤な感じでした。大昔といったのは、最後に販売したのが、確か30年ほど前だったと思います。「10年一昔」といいますから、「三昔」と言うべきかも知れませんね。生地はポリエステル、ぱっと見は「かわいい?」かもしれませんが、使われている素材等はちょっと残念なレベルでした。
フリルの付いたこの手の掛けふとんは、「ベッド用」として一世を風靡しました。ですが、外国ではこんなふとんはお目にかかれません。日本人が考えた「ベッド用ふとん」だからです。
つまり、「フリル付きふとん」=「羽毛ふとん」+「ベッドスプレッド」なんです。カバー(アッパーシーツ)も独特なものになります。汎用性が無く、また、ベッドスプレッドという文化も日本では根付かなかったようです。最近では、ベッドスプレッドの生産も寝具メーカーは中止したり、縮小しているのが現状です。
ベッドの下に予備のベッドが入って、ファミリーで泊まれるようになってました。予備のマットを隠すために、フリル付きの羽毛ふとんがセットされていたのでしょうか。ベッドマットは、フランスベッドさんのHOTELBED・・・ビジネスホテルでよくお目にかかります。まさに、エステル綿入りのベッドパッドがセットされてましたが、バネの上に寝ている感覚でした。
羽毛ふとんといっても、ダウン50%です。ダウンではなく、スモールフェザーの吹き出しが顕著でしたね。羽毛アレルギーの方は、ちょっとトラブルになるでしょうね。
このホテルは、他のホテルと同様に、多くは9月末頃で営業が終了するようです。4月GW前辺りから長くて10月迄が営業期間と聞きました。冬のふとんは不要ということですね。
食堂のスタッフ(ウェイター・ウェイトレス)は、外国の方(東南アジア?)が多く見受けられました。教育はキチンとされていたため、不快感などは全くありませんでした。フロントの方々も勿論、売店の方も丁寧な接客で、気持ちよく過ごせたのはとても良かった。
有馬温泉の湯とは比べ物にはならないが、茶色(鉄分が多いのか)の天然温泉もありました。他の湯舟にはネットに入れられた「利尻昆布」がたっぷり、利尻ならではの温泉ですね。是非入浴されることをお薦めします。
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