記事一覧
句碑あをあを銀杏の実の供へある
名月は晴れか雨月か犬に聞く
雲湧くや新涼日誌を書き始む
朝顔や床下へ行く夢を見て
草毟り這いつくばつて露あびて
秋澄むと荷風のキネマ荷風の句
草臥れて顔を見合はす向日葵に
野分雲去りて新宿ナイアガラ
秋の夜スネアドラムは永遠を刻む
台風や飲茶の皿のみな熱く
最近の記事
バックナンバー
人気記事