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さすらうキャベツの見聞記

Dear my friends, I'm fine. How are you today?

見習い

2006-04-11 22:52:50 | Tuesday 病院
降ったり止んだり。勤務している病院まで、自転車10分以内の距離で助かりました。

 キャベツの勤めている病院では、先週、看護師はそこの病院にて看護記録 1)や技術演習などの研修で、医事課(事務職員)や他の理学療法士などのコメディカルは嵐山にて、他病院と合同の研修でした。
 
 今週は、いよいよ病棟。

 今回、同じ病棟に配属された新人Ns 2)のうち、本当にぺーぺーの新米なのは、キャベツのみ。ほかは、他病院で数年勤めてから来た人や、ヘルパーなどとしてそこの病院で働きながら看護学校に行っていた人。ちなみに病院全体として、今年の新入職員は、医事課を除けば平均年齢は高めです。


                                                         
                                                         
 病棟に入ってみて、今日で2日目。

 日勤の流れは一通り、なんとなくわかったかな、というところ。まだ、2人のように受け持ち患者さんはいないので、プリセプター 3)の後をちょこちょこ歩き、・・・・・・(略)・・・・・・とりあえず、なんとか今日の最後には、点滴のルートの刺し替えに成功しました

 ルートの刺し替えをやる、ということで、「腕を貸そうか」と科長 4)ほか何人かが申し出てくださったりしました。

  チナミニ・・・ここでの「腕を貸す」というのは、文字通り腕を貸してくれるということです。針を刺す練習台として。



 かなり忙しくて、てんてこまいなのに、皆さん優しかったです。ありがたい

  とりあえず、まずは4連日日勤・・・ガンバリマス 



                                       


 今日の新約聖書の箇所は、マルコの福音書6章。


  
そのうち、もう時刻もおそくなったので、弟子たちはイエスのところに来て言った。
 「ここはへんぴな所で、もう時刻もおそくなりました。

  みんなを解散(かいさん)させてください。
  そして、近くのや村に行って何か食べる物をめいめいで買うようにさせてください。」

 すると、彼らに答えて言われた。
 「あなたがたで、あの人たちに何か食べる物を上げなさい。」
 そこで弟子たちは言った。
 「私たちが出かけて行って、200デナリ 5)ものパンを買って
  あの人たちに食べさせるように、ということでしょうか。」 

 するとイエスは彼らに言われた。
 「パンはどれぐらいありますか。行って見て来なさい。」
 彼らは確かめて言った。
 「5つです。それと魚(うお)が2匹です。」     

 イエスは、みなを、それぞれ組(くみ)にして青草の上に座らせるよう、弟子たちにお命(めい)じになった。

 そこで人々は、100人、50人と固まって席に着いた。

 するとイエスは、5つのパンと2匹の魚を取り、天を見上げて祝福(しゅくふく)を求め、パンを裂(さ)き、人々に配(くば)るように弟子たちに与えられた。また、2匹の魚もみなに分けられた。


 人々はみな、食べて満腹した。

 そして、パン切れを12のかごにいっぱい取り集め、魚の残りも取り集めた。

 パンを食べたのは、男が5千人であった。6)7)
                        (マルコ 7:35-44)




【注】
1)看護記録:SOAP(ソープ)やNANDA(ナンダ)は実習でやったことがあるが、リンケージ・NIC(ニック)・NOC(ノック)は初めて。
 看護記録、SOAP・・・などはそのうち家にネットを引いてから、時間があるときに簡単に説明しようかな、と思っています。

2)Ns:もちろん、Nurse(看護師)のこと。医師はDr。理学療法士ならPT。作業療法士ならOT。言語療法士ならST。

3)プリセプター:1970年代にアメリカで生まれたらしいこの制度。
         一人の新人看護師に一人の先輩看護師がつき、ある一定期間、マンツーマンで教育、指導を行う実践教育システムのことで、1990年代以降、日本にも急速に広まったそうな。
         その先輩看護師のことをプリセプター、新人看護師のことをプリセプティーという。

4)科長:その病院によって違うが、ここでは、病棟のトップの看護師は「科長」。


5)デナリ:昔のイスラエルの通貨単位。1デナリは、1日分の賃金に相当する。1ヶ月30万の人を基準とするなら、1デナリは1万円と考えてもいいかもしれない。 
      そうすると、200デナリ=200万円か。
      へんぴな所で、それだけの食料を調達するのは難しいぞ。金があっても、物がないんだから。

6)男が5千人:男しかいなかったのではなく、女、子供は数(かず)のうちに入らないから。だから、逆に、男だけでなく全員の人数を数えたら、1万人・・・以上?  

7)5つのパンと2匹の魚が、5千人以上の人々を満腹にさせ、加えてかごいっぱいに余ったのは、どうしても勘定(かんじょう)が合わない。どうすれば、そんなことができる!? :

  私ら人間の考えでは、わからない。理解不能 わからない。だから「ありえない」と否定する人もいる。どうにかこうにか、自分のわかる範疇(はんちゅう)に収めないと気がすまない人もいる。

  でも、実際、そうなったら・・・・

             奇跡っスよ、奇跡

 わからない、ありえない、人智を超える、ナンセンスだ・・・だから、キセキなんでしょ      神様しか出来ません。   

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