さすらうキャベツの見聞記

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診療報酬改正と7:1

2006-07-18 23:27:40 | Tuesday 病院
  雨がざぁざぁ降っています。こんな日は、我が家の仕事人も学生も家でのんびりしていたいと思っていたのですが、結局自転車で動いている次第です。


 さて、今年の春から、「診療報酬」というのが色々変わったらしいですね。

 キャベツがそれを知ったのは確か5月末。キャベツがいる病院の今年度の看護師募集要綱を見ていたとき、「?? なんで10:1なんだ? 誤植??」と思ったのがきっかけです。

 今年の4月までは、「患者さんの人数」 対 「看護師の人数」 は、3:1や2:1といった書き方が普通だったんですよ。でも、実際入院したときには、1人の看護師は1,2人どころではなく、10人と言うのもザラ・・・。なんででしょう?

 次の記事を見れば、わかりやすいかもしれません。


                                                  


看護配置、手術件数の院内表示を義務化

 また、4月からは入院患者に対する看護師の割合を院内に表示することも義務づけられた。表示の仕方は、1日当たりの看護師の総数に加え、日中や夜間の勤務帯ごとの実際の配置数を記すもの。
 これまで看護師の配置基準は、「入院患者数に対して、どれだけの看護師を雇用しているか」という視点で、区分されていた。「2対1看護」といえば、入院患者が100人いる病院で、雇用している看護師が50人という意味だった。
 しかし、これではあたかも入院患者2人に看護師が1人の割合で看護をしているかのように誤解されやすかった。このため今回から「1人の看護師に対して1日平均何人の患者を見られる体制にあるか」という看護師の実態に合わせた表記の仕方に変更された。
 旧体系と新体系を比べると、実際に1人の看護師がみている患者数は、平均5倍に上る。従来の「2対1看護」は「10対1看護」に、「3対1看護」なら「15対1看護」という具合だ。

 このほか、心臓手術など高度な手術については、年間手術症例数を必ず院内に掲示しておくことが、手術の実施要件とされた。これも病院の治療実績を知る目安として、活用したい。

                      ―日経ビジネスOn line「診療報酬改正を上手く利用するには?」2006/05/10 より


                                                          


  で、現在、7:1(1人の看護師が7人の患者さんを受け持つ)が1番いい状態?ということになっていまして、その看護師の人数によって、病院が受け取れる点数(お金)も違ってくるそうです。

    ・・・・一番いい7:1の方が、点数(お金)も入る 加えて、多分きめ細かい看護が出来るハズ。
    逆に・・・15:1の病院は赤字らしい(新聞によると、既に倒産したところもあるらしいです)

  そういうこともあり、現在、あちらこちらの病院が前にも増して、看護師ほしい~~!!だそうです。

 具体的には、たとえば、

 九州の病院が、わざわざ東北の看護学校にまで足を運んできたとか、
                 
 今までNs争奪戦に参加しなかった大学病院も参加するようになったとか
                 


   
                              云々かんぬん。


         大変そうです




     *********************************


 今日、通読した箇所(新約聖書)から


   だれに対しても、何の借りもあってはいけません。                     
   ただし、互いに愛し合うことについては別です。
   他人を愛するものは、律法(りっぽう)を完全に守っているのです。

   「姦淫(かんいん)するな、殺すな、盗むな、むさぼるな。」という戒(いまし)め、またほかにどんな戒めがあっても、それらは、
「あなたの隣人(となりびと)をあなた自身のように愛せよ。」ということばの中に要約されているからです。

   愛は隣人に対して害(がい)を与(あた)えません。
   それゆえ、愛は律法を全(まっと)うします。

                          (ローマ人への手紙 13:8-10) 



                             

コメント (1)
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