さすらうキャベツの見聞記

Dear my friends, I'm fine. How are you today?

ヘテ人 = ヒッタイト人

2010-01-12 23:59:59 | 日々の雑感
 創世記23章以前で、ふと思う:

 数年前、「ヒッタイト人の国」を舞台にした某人気少女マンガが、長編連載されていた頃のこと。あのときは、旧約聖書の「ヘテ人」が「ヒッタイト人」だったということに気付いていなかったんだよなぁ・・・。
 いつだったろう、ヒッタイト人=ヘテ人だと覚えたのは。

 英語だと、もちろん、聖書の表記自体"Hitties"であるわけで・・・英語圏の方だったら困惑しないだろうが。

 その昔、旧約聖書にしか「ヘテ(ヒッタイト)人」の記述はなかったため、長い間、「ありえない」「でたらめだ」と言われ続けた民族なんだよ、と教えてもらったっけ。

 考古学をしている方々は、場合によっては、わずかな手がかりから探さなければならず、発掘をして何かが見つかったからといって、それが、すわ自分の求めているものとは限らないのだから・・・大変だなぁとも思いつつ。それでも、その成果をこうして見られるのはとてもありがたい。


      **************

 創世記24章。
 夫婦に関して、初めて「愛する」という表現が出てきた箇所でもある。

  And Isaac brought her into his mother Sarah's tent, and took Rebekah, and she became his wife; and he loved her: and Isaac was comforted after his mother's death. (欽定訳)

  イサクは、その母サラの天幕にリベカを連れて行き、リベカをめとり、彼女は彼の妻となった。彼は彼女を愛した。イサクは、母のなきあと、慰めを得た。

                         (創世記24章67節)


   (それまでは、いったい・・・?とか、 どうして、やっとここで「妻を知る」という表現ではなく、「愛する」だったんだろう、とか)不思議なことではあるが。


 とにもかくにも、
 夫婦仲睦まじい方がええ。
 お互いに、お互いを大切にして労わっているほうが、周りも暖まる、とつくづく感じマス。







(そういや、昔、loveを日本語に翻訳するのに、最初の頃「大切にする」と訳されたという)

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