さすらうキャベツの見聞記

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放蕩息子…になれない息子 (1)

2019-03-02 15:35:09 | Sunday 集会・生活
「ある人に 息子がふたりあった。

 弟が父に、『お父さん。私に財産の分け前を下さい。』と言った。

 それで父は、身代(しんだい)をふたりに分けてやった。

 それから、幾日もたたぬうちに、弟は、何もかもまとめて遠い国に旅立った。

 そして、そこで放蕩(ほうとう)して湯水のように財産を使ってしまった。」


(新約聖書・ルカの福音書 15章11~13節)






 あるとき、相方トマトと「放蕩息子」※1について話をしていたところ、

 ※1「放蕩息子」…ルカ伝15章にある、有名なたとえ話。
   『10行で読める放蕩息子』は こちら→


1)身代を分けるということ

キャベツ「それにしても、お金を渡したら、こいつ、絶対、外に行って、
     失敗する…ことも分かっておきながら身代を渡すって、
     どういう気持ちなんだろうね。

     わかんないわ~(難しいわ~)


トマト 「そもそも、何で、『お金をもらうこと』と、『外に旅立つ』ことがリンクするのか
     わからない。
     僕なら、お金をもらっても親元にいるよ




キャベツ「えっ・・・・・・?

     大金もらって、『ひゃっほ~~~~い!!!』って、
     外に行って、一度は失敗するもんじゃ…」

   

トマト 「いやいや。

     無謀で、無計画すぎるよ!

     先ずは、足元固めて、それからじゃ・・・」



    「(もらったことの)お礼もしてからじゃなきゃ・・・!!!




 というやり取りがありましての。

  親元にいる(この場合、「保護はあるが、勝手はできない」という定義とす)=兄息子の感性になるかと思いきや、

 色んな感性があるものだな…ともあれ、こんな『良い子』な30代男子を育てた親御さんの

 お顔を見なくては…としみじみ思わされました。

 (いや、こんな感性ならば、そもそも「身代分けてけろ」なんて、言わんだろ・・・。)


     


 


((2)に続く)

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