佐賀県立美術館で行われている「ウルトラマン55周年 TSUBURAYA EXHIBITION 2021」という展覧会に行ってきました。
今年は、ウルトラマン55周年ということで、こういうイベントをやっているわけです。
去年は『ウルトラマン80』放送から40周年で、円谷プロがYouTubeで80を期間限定配信したりしていて、私もウルトラマンに触れる機会が増えてました。そういうこともあって、ちょっといってきた次第です。
撮影可のコーナーもあったので、いくつか画像を撮ってきました。
特撮ドラマとしてのウルトラマン以外にも、そこから派生したさまざまな関連作品が紹介されていて、そのなかにはMARVELとのコラボも。
また、今年は映画『シン・ウルトラマン』の公開もあるということで、それに関する展示もありました。
ウルトラマンのデザインを担当した成田亨という人のことを今回初めて知ったんですが、その成田氏による最初のデザインでは、ウルトラマンにカラータイマーや‟背びれ”はなかったそうです。
その後さまざまなウルトラマンが登場するわけですが、そのデザインも気に食わなかったようで、円谷プロを相手に訴訟を起こしたということも……
『シン・ウルトラマン』は、そんな成田亨へのオマージュが出発点にあり、したがってそこに登場するウルトラマンにはカラータイマーも背びれもないのです。背びれにはスーツ着脱のためのチャックを隠すという意味合いもあったわけですが、フルCGによって背びれナシのウルトラマンが可能になりました。
その『シン・ウルトラマン』も、コロナ禍で公開が見通せない状況が続いていますが……同じような状況になっていた『シン・エヴァンゲリオン』なども公開されているので、そのあたりはさほど心配しなくてもいいでしょう。
最後に、ちょっとおまけ。
以前手に入れたウルトラマンの3Dフィギュアを使用した画像です。
背景は、佐賀城です。
県立美術館の隣にあったので、こんな合成画像を作ってみました。