「初冠雪」、この言葉はいい、特に大雪山の初冠雪はテレビでも放映されていたが、綺麗だ。下界では未だ秋の気配すら感じないような中、雪に覆われた大雪山が澄み切った青空のかなたに、すっきりとそびえる姿、旭川のそれも、旭橋の辺から見るのが一番印象に強い。
生まれ故郷は、大雪山の在る町、上川。山は麓で見るのじゃなく、やはり遠くから見て絵になる、山になる。
手稲は、手稲山がすぐそこで、結構標高もあるので冠雪は早いのだけれど、いつも初冠雪は、雪をかぶったような姿でなく、つまらない。むしろ、初冬、雪雲に覆われた手稲山が真っ白になって、雲の切れ目から顔を出す、初雪のときが美しい。初雪に覆われると、今までそこに道があったなんてわからない道が浮かび上がったり、山襞がくっきりと刻まれる様子は面白い。
いよいよ冬なのです。今日の新聞では、またまたガソリンの値上がりを伝えていた。もちろん灯油も上がるということです。去年も灯油の節約に頭を痛めたのだけれど、さらに厳しくなるのでしょうか。去年は雪が少なく、ほとんどロードヒーティングを使わないで済んだと思うけれど、もしも大雪になったらどうしょう。除雪は、ロードヒーティングに頼るしかない体力になっています。