内藤選手とのタイトルマツチ、あの亀田大毅のあの試合振りは、報道でしか私は見ていないけれど、なんともひどい試合だった。あまりにもショッキングな試合だった。
日本ボクシングコミッション委員会がすばやく処分を出したのはよかった。何も厳しくない、当然のことで、決して軽くない。
スポーツマンシップという言葉が死語になりそうな亀田一家の態度、これが世界チャンピオンに挑戦するものの態度だろうか。挑戦的な言葉を使うのは、いつもあることだが、それは戦う前のことで、一旦リングにあがったら、ルールに従い、堂堂と渡り合う。それが選手と言うものだろう。それが、あの汚い反則、おまけにセコンドとして入っていた兄や親父のコーチ、反則を促すやり方、これは何だ!!
今日の処分本当に良かった。早いのもよかった。こんなの許していたら世界の笑いものになる。
土曜日のSTVのラジオで日高吾郎さんが、スポーツはルールを守るのは当然だがそれだけでなく、マナーがある。マナーを判らないようなものは選手として資格が無い。といったようなことを話していられたが、本当だ。
内藤選手、さすがに年齢、もちろん勝ったこともあるが、コメントも、まさにチャンピオンにふさわしい、冷静な反応だった。恥ずかしいことに、北海道からこんな素晴らしいチャンピオンが出ていたことほとんど私は知らなかった。