手稲区の義務教育諸学校の校長先生へのお願い・・・。
全校生徒とは言わないのですが、一年に一度、一時間くらいの時間で、「筝曲」と「詩吟」を聞かせる時間を作れませんか。あくまでもボランティアとしてお手伝いしたいと思うのです。
手稲には文化協会がありまして、50団体くらいが加盟し、手稲文化祭を開催してきました。また、8年前から伝統芸能祭も開催してきています。
文化協会で活動しながら感じることに、若年層の方のサークル活動で、伝統芸能部門への参加が極めて少なくなっているということがあります。私は詩吟を教えています。私の経験、また会員の話などで詩吟をやる気になったのは、小学校とか旧制中学で先生が詩吟を聞かせてくれたことが遠因になっています。
現在、先生方で、詩吟をされる方は極めて少なく、詩吟を聞いたことの無い人が非常に多くなっています。このままでは、日本の伝統芸能も衰退を続けることになると思うのです。今すぐ聞いて効果があるとはいえませんが、今聞いたことが将来につながる可能性があります。伝統芸能もいろいろありますが、謡曲などはやや難解すぎるでしょう。尺八、三味線、民謡などもありますが、今、詩吟と筝曲はタッグで聴いていただく手はずは取れます。どちらか一つだと時間が重いかもしれませんが、二つだと変化もあり、子供も楽しんでくれるのじゃないでしょうか。もちろん、一定の話などもできますし、詩吟なら一緒に声を出すことも可能です。
総合学習の時間、あるいは、父母参観日に、父母も一緒にという事も考えられましょう。
教育委員会とか行政に話しても容易に進む問題でもありませんので、あえて現場の校長先生にお願いをしています。
今年は無理としても、来年度からでも、試行していただける学校がありましたら連絡いただきたいものです。
連絡先は、手稲文化協会事務局長村川です。なお、区の地域振興課を通しても連絡いただけると思います。
Eメール rbxwx660@ybb.ne.jp