相撲が嫌いであったわけではない。でも、モンゴル勢が増え始め、それにロシヤ勢なども加わり、有力力士が外国人によって占められるようになったころ、一時相撲が嫌いになりかかった。そして、外国人力士の活躍に不快感を示すブログを書いたりしていた。
それが、昨年辺りからまた面白くなってきた。外国人力士アレルギーみたいなものから解放され、純粋に相撲を楽しむ気になってきたのです。朝青龍の行動などには、皆様と同様眉をひそめるところもありましたが、白鵬との対戦などは、素晴らしい緊張があり、純粋に勝負の面白さを感じさせていた。そして、相撲が世界のスポーツとして認められていく予感を感じたりしている。
今場所、朝青龍がいなくなり、どうなるのかとやっぱり不安でしたが、心配することはなかったみたいです。何日も満員御礼が出ている。とくに把瑠都の躍進が大きい。
昔、同僚の相撲好きに、「仕切りの時間が長すぎて嫌だ」といったら、「仕切りの間が面白い」といわれた記憶がある。
今日の最後、白鵬対把瑠都戦など、その緊迫感は言いようのないものだった。勝負は白鵬の勝利だったけれど、力の差を見せ付ける素晴らしい相撲だった。この一番を楽しみに待っていて、いい相撲を見て、改めて相撲が面白いと思った。外国人がどうなんてことはもう言いません。充実した土俵をスホーツとして楽しみます。