杜甫の貧交行の起句です。人の心の代わりやすさを表現しています。今の世の中そんな薄っぺらな気持ちのものがあふれている。現在の社会をいっているのではなく、唐の時代のことです。でも現在だって同じじゃないですか。
転句で管鮑の篤い友情を引き合いに出し、そんな人の少ない世情を嘆いているのです。管仲と鮑叔牙の深い友情話を書く暇はありませんが、生涯信じあい、助け合って行けるような友だちを持っている人は幸せです。
今年の流行語に「トラスト ミー」がなるかもしれない。そんな事言ったってあまり信じられない。はやり言葉にしてからかわれるとしたら鳩山さんも可愛そうだ。