手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

「富貴にして淫せず貧賎にして楽しむ」  程 明道

2010-04-03 18:27:24 | 随想

 身分も高く、豊かになったからといってみだらな生き方をせず、貧しく、身分も低くてもそんなことにこだわらず、現在の生を楽しんでいきたい、というのでしょう。

 清貧に甘んじる。なかなか出来ないことです。この詩の最後は、「これ豪雄」と結びます。こんな生き方を出来る人を「豪雄」というのですが、これは容易に出来ないからこそ、それを出来る人をこのように称するのでしょう。

 今の政治家にしっかり聞かせたい言葉です。金があっての世の中みたいに、金を集め、権力を手に入れて、やましいことも、知らぬ存ぜずで押し通す、傲慢・不遜な人が、堂々と国を動かしている。

 庶民のなかにこそこんな人が多いのかもしれない。
コメント
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