手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

福祉センター詩吟  今日は22名の参加でした

2016-03-08 19:04:35 | 詩吟関係
 久しぶりに良い天気に恵まれ、22名の方が参加してくれた。

 20名を超えると解説などの時間が制約されます。帰りのバスの関係もあり15時までやることができません。14時50分くらいまでに終わるように心がけています。
 
 今日は前半「絶句(両箇の黄鸝)」をやりました。先週もやった詩ですので簡単に杜甫と成都の関係に触れ、詩文を説明して入りました。後半は「桂林荘雑詠 その一」をやりました。初めに広瀬淡窓について話してあげました。当時学問を志す若者は素晴らしい先生がいるという話を聞くと教えを乞うために遠路も問わずに出かけていたという話とか詩吟の原点のようなものが桂林荘・咸宜園でなされていたことも話してあげました。そのうえで詩文の説明をして吟に入りました。

 いつもの時間で終わることができました。この人数が続くとは思えません。常連のほとんどが来ていましたし、全く珍しい人も来ていました。多くて20名くらいが普通なのです。

 もう90を過ぎた方も何人かいます。それでも元気に来ています。昨年の秋ころから新人が3名ほど来ていますが、皆様高齢です。今や老人の数はどんどん増えているのに、詩吟をやる方が出てこないのは残念です。

 小学生に詩吟を聞いてもらう授業、2年やり、今年もできる筈だったのですが、インフルエンザで学級閉鎖などがあり時間に余裕が無くなったということでやれなくなりました。残念!

 今区民センターなどで夜間に「漢詩の鑑賞」という講座を設けたら参加してくれる人がいるでしょうか。夜間だと高齢者はむつかしい。若い人は夜の文学講座に関心を持ってくれるでしょうか。これがやれると夜の詩吟教室も立ち上げられるのですが、今の時代はむつかしのかもしれませんね。私も結構な歳になったから、今更苦労する気にもなかなかなれない。詩吟の講座はむつかしくても「漢詩の鑑賞」だとまだ可能性はあるかもしれないのだけれど・・・。
コメント
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