紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

畑でムラサキの発芽(四月初旬)

2015-04-15 20:09:14 | ムラサキの栽培
  こぼれ種の発芽(畑にて)



昨年ムラサキを栽培した畑である。紫根を収穫後分枝を切り種を採種して、残りの枯れ茎を集めて置いた場所である。ムラサキの枯れ葉も集まって保温が聞いたのであろうか、枯れ枝の束を片付けると緑が見える。




4/10には既に発芽していたと思われる。寒暖の繰り返しでとても発芽に適した条件とは思えない日々の出来事である。

発芽条件をあれこれと捜して来たのだが、この結果を見てしばし呆然であった。
1昨年も別の場所であったが、こぼれ種の発芽に驚いたが、不安定なまだまだ寒いこの時期に畑地での発芽には考え込まざるを得なくなってしまった。

発芽、育苗方法の幅が広がったと考えれば、それまでの事だが温室で温度管理をして発芽条件を決めてかかっていただけに驚きと喜びと困惑とが無い混ざった奇妙な日々になっている。

3月末から15℃を越える日が13日あり、その内20℃を越える日が3日あった。しかし、これは最高気温で、その時間帯は数時間以内である。

ただ、発芽を確認した2日前には数日の雨を記録している。しかし寒い雨で、気温は5℃以下で雪まじりの日も含めて3日もあった。


この雨が無かったら多分発芽は無かったのでは、と納得するより他ない。
コメント
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