紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

日本ムラサキ、洗い種の発芽

2015-05-12 20:12:43 | 植物

  ムラサキ、洗い種の発芽


4/26 畑の一隅にムラサキの洗い種を播く。洗い種とは、そのままの意味で種を水に浸けてから、スポンジ等でゴロゴロと擦り洗いをした種である。畑を2日休んだ間に発芽とは! 5/11に確認、昨日出て来たばかりの芽もある。100粒以上播いてあるので半分も発芽すれば文句無しだ。



洗い種の事の発端は、古い文献に依るとムラサキにシャワーの様にして毎日、散水していた所、始めに結実していた種が枝に付いた状態で発芽している事を発見した事であると言う。その原因として考察に及んだ結果「発芽抑制物質の除去」という事らしい。詳しくはこのブログの「ムラサキ特集 6」に掲載してある。


  茜畑の現状 5/12


  
昨年秋に茜掘りが出来ず、春先にと思っていたが気付いてみると盛んな生育で春先の茜掘りを断念する事になってしまった。畑の最南端に場を占めている。葉も蔓も庭先の茜の倍以上のサイズである。

数本掘って中止にしたが、難を逃れた隣の一株は伸びやかな茎蔓を広げる。

  「ムラサキと アカネを育て マゴ忘れ」
コメント
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