苺の横に紫草
苺の実にばかり眼が行ってしまっていた。ボツボツと敷き藁の中に雑草が出てくる様になったので草取りをすると、手が止ってしまう!昨年この場所はムラサキの畝があった場所だ。さてどうしよう、このままここで成育させようか?
このムラサキは昨年開花を見ずに、ほぼこれくらいの草丈で冬を迎え姿を消していた株である。中に1株先端が萎れてたれたしまった茎がある。原因は???もしかして!!!
4/9撮影、それから6週間後の現在の草丈が前の写真である。茎が2、3本立ちの株もある。
これはその1茎の先端部分が虫に食われてしまった様だ。脇芽が出てくるので心配はしていないが、もっと深刻な問題を抱えている。
このマルチの畝の下にはネズミのトンネルがあるらしい。もっと大きく成長したムラサキが消えている。大きな紫根はネズミが冬の間に味を占めて、次から次へと紫根を食い漁っている様だ。昨年は害虫被害とばかり思っていたのだが、掘り残した大きな株は新芽を出して数週間で急速に萎れ、取り上げてみると紫根が消えている事が判明。
仕方が無いと諦めていた。狐が見回りに来る事も解っていた。奇しくも今日の夕刻、子狐と顔を合わせた。立ち止まっては、こちらを見ながら沢伝いに林の中へ姿を消した。
ネズミの事は諦めながらも、やはり業を煮やして殺鼠剤を購入、ネズミ穴に投入のために出掛けたのだった・・・。
「ひとふくろ きえたしこんの かたきうち」