ままならぬ紫草の発芽
パック内で発根しポットに移植するが、なかなか発芽して来ない紫草。
普通、発根を確認してからポットに移して2日もあれば緑が見えるのだが・・・。
発根種を取り出して驚いた。
白かった根が黒変している。腐ってしまったのだ。
原因は言わずと知れた、水分過多による過湿である。
驚きはこちらの方が大きい。種を回収して放置したままの容器から3個の発芽を発見。
種を伏せた用土は砂混じりで、からからに乾燥している。以前川砂の使用が効果的だったのに今回、その効果に疑問を感じていたのだが、その疑問が解けた。
こんなに乾燥していても発芽してくるのである。表面が乾いたからと見て、すぐ給水すると発芽条件を損なう恐れがある。
同じ様な作業だったのだが、手順にミスがあった。
以前はあらかじめ水分を含んだ用土を使っていたのだが、発根種を入れる直前にポットの底からたっぷりと水を吸わせていた。
その上部に小穴を作って種を置いていた。乾いた赤玉土の給水、保水力には驚かされた。
「むらさきの きげんそこねて せきめんし」