「驚愕のシンジュ(ニワウルシ)の生態」
借用中の畑の東隣が耕作放棄地で野ネズミが、この畑の住処になっている。
この耕作放棄地に手を入れないと、野ネズミ被害は避けられない。
ニガキ科の落葉高木(ニワウルシ)がこの畑の一角を占めて、5mを越えて伸長している。
漸く、この木の処理に取り掛かる時間的な余裕ができた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/e0/1bb3ca9919a2b9078c808be6223e939c.jpg)
シンジュ20本を伐採する。畑には不要な樹木である。
地主との約束でもあった。
3年目の生育でここで、切らなければ根本が太くなって伐採も容易ではなくなる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/83/ce7686213d02ddbad7ac15866815a084.jpg)
道路沿いに幼木が密生している。柵代わりに暫く残すことにした。
孰れ皆除去しなくてはならない悪木である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/50/4708cbbe77ae5e728df4a9e3c8684752.jpg)
5mに達する樹上を見上げ、どちらに倒そうかとノコギリを入れる。
生木にノコギリを入れて切るのは容易ではない。
幹の半分近くでノコギリは動かなくなる。風の助けを借りて切り倒す。
切断した部分の抵抗が強くて「あさり」の小さなノコギリでは風の向きを考えて切り出さなくてはならない。
この日の風の向きは一定ではないので風の向きが変わるのを待つ。
伐採した後、その根本にシンジュの幼木があることに気付く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/d2/4d81a10689be173d1a59217241f645b4.jpg)
樹上と根本ばかり見て作業をしていたが、片付けてから調べてみると
多くの幼木がいたる所で生育していて驚く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/92/3cec03898a5379fd2764d32c7e4c88d6.jpg)
大小の生育振りは、発芽時期が異なる故であろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/77/a7ca4addec9132fe325f5cea8e687adc.jpg)
詳しく根本を調べてみると、驚くべき生態を持っている事に愕然とする。
浅く張った根の各所から芽を出している。
2年間で30数本の繁殖結果は、この生態の結果なのであろう。
この木の駆除は容易ではない。
切り株の根本から翌年芽を出してくるものとばかり考えていた。
根を残さずに掘り出さなくては、根絶はできそうもない。
悪木との一言は、この生態を知っての説明であったのだろうか。
「ひとしごと おえてむなしき にわうるし」
借用中の畑の東隣が耕作放棄地で野ネズミが、この畑の住処になっている。
この耕作放棄地に手を入れないと、野ネズミ被害は避けられない。
ニガキ科の落葉高木(ニワウルシ)がこの畑の一角を占めて、5mを越えて伸長している。
漸く、この木の処理に取り掛かる時間的な余裕ができた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/e0/1bb3ca9919a2b9078c808be6223e939c.jpg)
シンジュ20本を伐採する。畑には不要な樹木である。
地主との約束でもあった。
3年目の生育でここで、切らなければ根本が太くなって伐採も容易ではなくなる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/83/ce7686213d02ddbad7ac15866815a084.jpg)
道路沿いに幼木が密生している。柵代わりに暫く残すことにした。
孰れ皆除去しなくてはならない悪木である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/50/4708cbbe77ae5e728df4a9e3c8684752.jpg)
5mに達する樹上を見上げ、どちらに倒そうかとノコギリを入れる。
生木にノコギリを入れて切るのは容易ではない。
幹の半分近くでノコギリは動かなくなる。風の助けを借りて切り倒す。
切断した部分の抵抗が強くて「あさり」の小さなノコギリでは風の向きを考えて切り出さなくてはならない。
この日の風の向きは一定ではないので風の向きが変わるのを待つ。
伐採した後、その根本にシンジュの幼木があることに気付く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/d2/4d81a10689be173d1a59217241f645b4.jpg)
樹上と根本ばかり見て作業をしていたが、片付けてから調べてみると
多くの幼木がいたる所で生育していて驚く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/92/3cec03898a5379fd2764d32c7e4c88d6.jpg)
大小の生育振りは、発芽時期が異なる故であろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/77/a7ca4addec9132fe325f5cea8e687adc.jpg)
詳しく根本を調べてみると、驚くべき生態を持っている事に愕然とする。
浅く張った根の各所から芽を出している。
2年間で30数本の繁殖結果は、この生態の結果なのであろう。
この木の駆除は容易ではない。
切り株の根本から翌年芽を出してくるものとばかり考えていた。
根を残さずに掘り出さなくては、根絶はできそうもない。
悪木との一言は、この生態を知っての説明であったのだろうか。
「ひとしごと おえてむなしき にわうるし」