紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

2018.日本ムラサキの栽培記録 (7月)

2018-07-09 19:35:55 | 染料栽培
「雨後のムラサキ、生育異変」
豪雨災害で被害に遭われた方にお見舞い申し上げます。
当地では雨が少なく、やっときた恵みの雨でした。
・・・と思っていたのですが、栽培中のムラサキには疑問が発生。
大量の雨は畑全体の土を持ち上げる結果となりました。
盛り上がる土にムラサキの苗は深植えの状態となった。


第3ブロック温室苗1月発芽苗、助けようがない。

同じく第3ブロック温室苗

第3ブロックは11、12、1、2月の苗である。
生育に差のあるブロックで、畑表面と変わらない高さになっている。


原因不明である。

元気な苗と異変を見せる苗である。
雨の後、第1ブロックの苗にこうした異変が出た。
このブロックはヨトウムシ被害が出ているのでその関係を考えていた。
第1ブロックは畑表面より20cmも高い作りになっている。
その後、苗は特に問題なく生育中である。


苗が消えている。
全く心配なく生育中のブロックで丁寧に見ることはなかった。
これを見て慌ててチェックすると、助けられない苗が見つかった。


これも前途は難しそうである。

かなり過密な定植状況なので、間引いたと思えば良いのだが・・。

これは元気に茎立ちをして生育を進めた苗である。
この生育異変は全ての苗についてではない。
また第3ブロックのみで発芽月とも関係ないようである。
原因は、高温多湿がまず考えられる。
しかし元気な苗も多いので、個別の弱さしか考えられない。
もしかしたら野ネズミではと考えたりしてしまう。

    「きえたなえ きづかずすごし さすネズミ」
コメント
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