紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

日本ムラサキ、秋苗の生態

2021-05-09 19:20:30 | 日記
「秋苗の不思議な生態を観察」

室内温室で冬越しの苗である。地上部の形態は数ヶ月変わらない。
葉が枯れて新芽が出るかと見ていたが枯れず、生育の変化も見られない。


これも温室で冬季を過ごし、そのままの姿である。
4月末から日中は、定植に備えて庭先で遮光ネットの下へと育苗環境を変えた。
最低気温がかなり低い日があるので、夕刻には室内へ取り込む。


この苗は茎立ちの様子はないが、本葉の数は増えている。

根元を調べてみると、新芽が出ている。本葉の増えた地上部は如何なるのか?

知らずにいたのだが、根元を少し掘ると大小違いはあるが皆新芽を持っている。

過去の経験では、秋11月中の発芽苗であったが地上部は枯れて、4月に新芽が出てきた。
何処かに、葉が枯れないポイントがあった様だが・・・不明。
古い葉を切ってしまえば、新芽は急伸すると思われるが・・・これを切る事は出来そうもない。

  「さまざまに かたちをかえて いのちあり」
コメント
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