紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

日本ムラサキ、秋苗のスタート

2019-09-11 16:39:12 | 日記
「発根セットの目標を失う」
例年にない暑さの日々が続く。
発根セットで黴の発生には、困惑した。
容器に赤玉土を敷き、そこに種を移して細かな赤玉土の粉を撒いた。
黴の発生は無くなったが、発芽を待つ事になった。


わずか1個の発芽で、後が続かない。土の中では種の様子がわからない。

再び、発根セットでの生育状況を確認する事になる。
この時点で、種子が入れ替わって目標が変わってる。


しかし、これも気温上昇で長くは持たない。

この方法も春に見つけた、発根セットであるがお試しとなる。

特に、黴が発生することもない。空気との接触に原因があるのだろうか。

気温の低い朝方、開いてみる。多くの種が発根。
早速、育苗ポットに発根種を移す。


気付いて見るとポット数は100個を越えている。
これ以上になると室内では足の踏み場もなくなる。
畑の苗床での発芽、生育を待つことにする。
それにしても、冒頭のたった1個のみ発芽の原因不明が気になる。

この種子の発芽テストの課題を忘れていた。
冷凍庫での保存期間による発芽処理であった。
たった1個は2〜3日の冷凍保存であった。

しかし、連日34℃を超える気温で冷蔵庫の管理者は冷蔵庫の設定温度を強にしたとのことである。
冷凍庫の温度は零下10以下となっていた。
発芽処理の限界を超えての保存温度で種子の生命線は切れてしまったと思われる。

  「あつさボケ もくてきわすれ まちぼうけ」
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