「師走中旬に入って漸く紫根堀り作業終了」
11月中旬から、ほぼ1ヵ月を要した。
紫根の根元から最先端までを残す所なく、完全な形で掘り出す事に拘った故であろう。

1本1本とりあえず、この色を確認して安心する。

昨年から紫根堀りには欠かせない道具である。
グラスファイバーの伸子とピッケルで共に農地で使うには場違いであるが重宝した。

主根を掘り出した後に細く赤い根が見え隠れする。これもつい集めてしまう。
最先端の根であったり、横根の一部であるがこれも染料としては貴重な部位である。

最後に残された2本であった。
来春からの生育を見る予定で残したが、畑の中央部で不都合に気付いて掘り出す。

意外と大きい紫根で掘り出して良かったと思う。
この周囲の紫根はこれ程大きくは無かった。
根元の太さは径2cm もある。長さは30cm にも達する。

並の大きさとも言える。この畑ではこれが限界のサイズである。

掘り出した紫根は1両日を置いて土を洗い落とす。
左手前の一山は色合いが赤黒く、数日前の一束で日を追って黒味が増してくる。
収穫を終えて、反省もしきりだが・・・残念な思いも大きい。
よる年波には、その反省も生かされそうも無いからである。
紫根は乾燥を待たずに、部位の仕分け作業をしなければならない。
完全に乾燥すると、この硬紫根はハサミも包丁も役に立た無い。
特に太い部位、茎と根の境は最初に切り落とす必要がある。
また染料として、染め液を抽出するには3cm以下にカットする必要がある。
こうした作業を紫根堀りの間に入れて、漸く終了のメドがたった処である。
「ひといろに みせられつづく はたしごと」
11月中旬から、ほぼ1ヵ月を要した。
紫根の根元から最先端までを残す所なく、完全な形で掘り出す事に拘った故であろう。

1本1本とりあえず、この色を確認して安心する。

昨年から紫根堀りには欠かせない道具である。
グラスファイバーの伸子とピッケルで共に農地で使うには場違いであるが重宝した。

主根を掘り出した後に細く赤い根が見え隠れする。これもつい集めてしまう。
最先端の根であったり、横根の一部であるがこれも染料としては貴重な部位である。

最後に残された2本であった。
来春からの生育を見る予定で残したが、畑の中央部で不都合に気付いて掘り出す。

意外と大きい紫根で掘り出して良かったと思う。
この周囲の紫根はこれ程大きくは無かった。
根元の太さは径2cm もある。長さは30cm にも達する。

並の大きさとも言える。この畑ではこれが限界のサイズである。

掘り出した紫根は1両日を置いて土を洗い落とす。
左手前の一山は色合いが赤黒く、数日前の一束で日を追って黒味が増してくる。
収穫を終えて、反省もしきりだが・・・残念な思いも大きい。
よる年波には、その反省も生かされそうも無いからである。
紫根は乾燥を待たずに、部位の仕分け作業をしなければならない。
完全に乾燥すると、この硬紫根はハサミも包丁も役に立た無い。
特に太い部位、茎と根の境は最初に切り落とす必要がある。
また染料として、染め液を抽出するには3cm以下にカットする必要がある。
こうした作業を紫根堀りの間に入れて、漸く終了のメドがたった処である。
「ひといろに みせられつづく はたしごと」
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます