釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【釣】渋い中でも白子シーズンインを楽しむ (2021/05/01 午後ショウサイフグ 野毛屋)

2021-05-14 03:34:00 | 釣り
今一つ波に乗れなかった午前アジ。
ご家族の皆さんは午前だけでお帰りになって、お家でアジの調理でしょう。
今晩の食卓が楽しみですね。

自分は午後の出船まで宿には戻らず、桟橋の日陰でパンを噛りながら待つ。

午後船は4人とのことなので大名釣りだけど、午後から風が強まる予報だ。
なので、釣り場は大貫まで行かずに八景近辺だそうだ。

八景沖のショウサイフグは旨いから楽しみだな。


(俊船長お掃除中。)

風の予報から揺れを嫌って、釣り座は左舷胴の間。
片舷2人じゃ好きな席を選び放題だよ。

近頃は活発にアタリが出る状態じゃないそうだから、少ないチャンスをモノに出来るかどうかが試されるでしょう。


(いざ出船。)

12:30に出船すると、予報どおりに風が強くなって雲も厚く、どんよりした空だ。

釣りを開始するけど、竿先やラインを風に煽られてアタリが取りづらい。
一層精度が高いゼロテンのコントロールを求められますよ。


(釣り開始。)

暫く誘っていると、竿先に風とは異なる動きが。
半信半疑のままアワセるも掛からず。

誘い下げからのゼロテンで再度の揺れ。
こりゃアタリだぞ、とアワセるも掛からず。
3度目のアタリもスカして、エサだけを綺麗にヤラれた。

早速来た少ないはずのチャンスをモノに出来なかった。

「3度アタってたね。」

後ろでしっかり俊船長に見られてた。
船中1匹目になるはずが、掛けられずに面目ないっす。


(風はあるけどうねりはなし。)

船下を諦めてキャストして探索を開始。

底潮はそうでもないのに上潮が早いから仕掛けが流されるな。
でも、大名釣りだからオマツリの心配なし。
あちこち積極的に探れるぞ。

すると、寄せの途中に触りが出る。
いたぞ、とその場で止めて無想の誘いに切り替えると、チョンとアタリ。
反応すると、ガツン❗

ブルブルと小気味良く走るのはショウサイフグの引きだ。
今年初のショウサイとのやり取りですよ。
楽しいー!


(13:27に1匹目。)

ブチ抜いたのは良型のショウサイフグ。

白子シーズンなんで、撮影が済んだら直ぐさま血抜きしてクーラーにイン。
初白子が入ってるといいな。

キャストを繰り返して探索を続けると、持たれを検知。
アワセを入れるとヌーンという感触で竿が曲がる。

巻きに入るとただ重たい手応えで、これは!?と期待して抜き揚げたのは、


(嬉しいゲスト。)

マダコ!

東京湾の天然マダコは美味しいから嬉しいね。
タコ飯と刺身が出来るサイズかな。
ラッキー。

この後もう1杯、タコ焼きに丁度良いサイズも追加した。
一昨年は数十年振りのマダコの湧きに盛り上がったけど、今年のマダコも好調だと良いな。

このマダコを揚げた後から雨が降り始めて、一時は本降りと化した。

雨雲を避けるために船長は八景から大きく移動する。


(猿島。)

雨に打たれて到着したのは横須賀の猿島近辺。

ポツポツと小雨が降る中で釣りを再開すると、直ぐにアタリが出る。
サクッと掛けて小型のコモンフグをゲット。
幸先良いぞ。

打ち返すとまたもや直ぐにアタリが出る。
竿先の揺れに反応、1発で掛ける。
横走りされようが強引にゴリ巻きで引き寄せブチ抜く。

連チャンは上出来じゃね?


(上ショウサイに下に沈んでるのがコモン。)

こりゃ、猿島でウハウハかー?

と期待したものの、流れはここまで。
その後はキャストし、誘えど何ら音沙汰のないまま沖あがりを迎えた。


(沖あがり。)

結果は2匹。

またもや低空釣果なものの、半日船だし、嬉しいゲストのお土産も2杯お持ち帰り出来るしで結構満足。
2匹でも竿頭だったしね。

白子は1匹のみで獲得率50%。
1腹分だけど、今季初を美味しくいただきますよ。


(横須賀を行く自衛艦。)

ショウサイフグはこれから夏場に掛けて白子シーズンの最盛期を迎える。

すなわち、フグ釣り師が一番熱くなるシーズンなんですよ。

これからが楽しみだ。

・ショウサイフグ : 2
・コモンフグ : 1
・マダコ   : 2
船中:0~2
中潮



🐡