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釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【釣】仮説検証なるもやっぱりリベンジ確定 (2021/05/14 ショウサイフグ 野毛屋)

2021-05-25 06:11:00 | 釣り
戦友Aさんとの待ち合わせ釣行。

5:00目処着と伝えていたところ、チョイ早く4:50に到着。
続いて後ろに着けたのはAさんで、待ち合わせバッチリ。
車を降りて挨拶して近況を伝え合って開店を待つ。

待ちは14番目。
相談のうえ、健船の左舷艫4、5番目をチョイス。

異次元の釣果をあげる常連の「上手なMさん」が右舷大艫なので逆舷で良かったかな。
席が近いと全て持っていかれそうだし。

久し振りにお会いした花王迷人劇場さんはユキちゃん船の左舷大艫。
最近twitterの更新がありませんね?と尋ねたら、運営からアカウントの変更を要請されて仕方なく新装したとのこと。


(毎度。)

野毛屋さんは感染対策の更なる徹底で宿内は3名までの入店に制限されてるから、早々に船へ移動。

Aさんは湾フグ竿の穂先を自作したそうで、初下ろしだそうだ。
穂先や竿の自作は興味があるけど、奥が深い底なし沼の世界のようで手を出しかねる。
お金と時間があればいつかは挑戦してみたいな。


(出船。)

出船して東京湾を横断する間は北風で潮を被るから待避。
Aさんによると先週の釣り場は富津沖で渋かったそうだけど、今回は大貫沖だ。

午前中は北風で下げ潮だから艫側が有利。
座席調整で胴の間になったからチョイ不利か。


(潮はこんな感じ。)

アンカーを打って大貫沖で釣り開始。

まだ潮が動いていないもののラインは右舷艫側にゆるゆると流れる。
右舷有利だな。

前回リレーの午後フグは2匹しか獲れなかったから、余ったエサのアカエビを持って帰って再冷凍したのを持ち込んだ。

貧乏性なんでこの再冷凍のエサを使う機会が多いのだけど、これはフグの食いが悪い気がしてる。
今回はその検証をするつもり。

貧果でエサが余る
 ↓
勿体ないから持ち帰って再冷凍
 ↓
再冷凍エサで食いが落ちる
 ↓
貧果でエサが余る

と、このようなループに陥ってるのではないかと、自分の腕は棚に上げて、思っているのですよ。


(天気は良し。)

潮が緩くて暫く誘っても反応なし。

「型見たよ。」

のアナウンスは右舷側のようだ。
左舷側は音沙汰なし。

左舷7名のほとんどの人がチラシ仕掛けだ。
隣のAさんはチラシ仕掛けに集魚剤と思われるコイのエサのような玉を着けてる。
工夫してますな。

自分は再冷凍エサの通常カットウ仕掛け。

そのうち左舷でも端からポツリと揚がり始めて、Aさんも型を見る。

でも、こちらはアタリなし。
再冷凍エサは沢山あるから積極的に交換していくもののアタリなし。

左舷で1人、また1人と型を見て、残るはフグ釣りビギナーだろう女性と自分の2人のみになった。

Aさんは追釣してるし度々アタリもあるようだけど、こちらは音沙汰なし。
検証とはいえ、そろそろ尻に火が着いてきましたよ。


(空のままです。)

キャストを多用して探っても反応ないし、エサも食われない。
やはり再冷凍のエサはダメなのだろう。

人の食べ物でも再冷凍ものは味が落ちるし、アカエビだと旨味成分が抜けちゃうのだろうか。
見た目はさほど変わらないのに味は劣化してるのだろうな。

そんな違いで見向きもされないならば、お魚たちのグルメ志向は大したもんだ。


(どこにいるのかね。)

潮が緩くてフグの活性も低いのだけど、そろそろ型を見たい。
エサのハンデを誘いでどうにか出来ないか、と丁寧に探るとシャクリでサクッと掛けた。

やっと来たか、と引きを堪能しつつ水面に浮かせて抜こうとした瞬間に、カットウが外れた。
目の前で無念の水面バラし。
マジか!?

そのうち、女性も型を見て、左舷で型を見てないのは自分だけになった。
いよいよ追い詰められたね。

ここで再冷凍エサを使い切り、本日配られたエサを着ける。

すると、キャストからの寄せで触りが出る。
集中力を上げて穂先を睨み、次のアタリでアワセ一発!ガツンと掛けた。

掛けたら走る、走る。
ゴリ巻きして竿を寝かせて横走を抑え込み、勢いそのままブチ抜いた。

良型の重さで竿が起こせず、フグを舷側にぶつけるというカッコ悪さ。
慌てて取り込みましたよ。


(11:45にやっとですよ。)

30cm近い良型のショウサイフグで、カットウはタイミングバッチリ、口に掛かってる。

エサを替えた途端に結果が出ては、再冷凍モノはダメだと確信を得たね。


(潮いかず。)

ならば、これからが本番かー。
と期待するも底りで潮が動かず、相変わらず反応がない。

入れ替えると船中どこかで型を見て、その後もどこかでポツと揚がる程度。

ショウサイは群れてないだろうから、単独行動で回ってきたのを誰かが獲る展開だ。

沖あがりが近づいて来た14時過ぎにやっと上げ潮が効き始める。

すると、久し振りのアタリから追釣して2匹目。


(14:08に2匹目。)

上げ潮が効いても風向きも変わったから艫側有利は変わらず、ポツリの拾い釣りでは巻き返しも叶わない。

揚がり間際はチョコチョコとアタリが出るも、おチビショウサイの群れで掛けてもリリースするばかり。


(大きく育ってね。)

そのままタイムアップ。
沖あがりとなった。

2匹分のアカエビが余ったものの、もう持ち帰りませんよ。
おチビショウサイたちのエサとして海に奉納しました。


(沖あがり。)

結果は2匹。
白子は1腹分で取得率50%。

またもや低空釣果でトホホですが、エサの使い回しはしないぞ、と固く誓う結果を得ましたよ。

トップはやはり「上手なMさん」。
エサ以外でとてつもない差があるのでしょうな。

修練あるのみですかね。


・ショウサイフグ : 2
船中:0~16
中潮


🐡