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釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【釣】釣行前記 12/16(野毛屋)

2016-12-18 07:05:00 | 釣り
恒例になってるT1さんとの月イチの平日釣行。12月は16日(金)に野毛屋さんでアカメフグを予定していた。

ところが、T1さんが前日に想定外の業務都合で休めなくなり、不参加になっちゃった。
イベント事に雨を呼ぶ、嵐を呼ぶ、不測の事態を呼ぶ、さすが持ってるね。と茶化したところで、気合いを入れて準備をし、楽しみにしてただろう当人の落胆はいかほどのものか。

大晦日にかみさんの実家で振る舞うため、23日か24日にアカメを仕入れに行くからその時ご一緒しましょ。


(毎度。)

T1さんが行けないなら16日は、次週に行くフグじゃなくても良いし、凍えそうな予報の16日より17日の方が暖かそうだし、で金曜日の釣行は止めようと思った。
前日の晩にかみさんにそう伝えると、

「えーっ。行きなよ。半額負担するから行ってきなよ。」

と、かみさんも仕事が休みなので一人で過ごしたいらしく、必死に追い出しにかかる。
17日(土)にアマダイにしようかと考えてたけど、半額負担は魅力的。判りました。行ってきますよ。

夜遅くて船宿に予約の電話はできないし、準備も間に合わないから当初の通り野毛屋さんでアカメを狙うか。
行ってきます。


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【感】紅葉を探してドライブする その1(厳島湿生公園)

2016-12-17 06:21:00 | 日記
暫し前の話ですが。
かみさんと、12月初めの日曜日に新車の慣らしも兼ねて紅葉を見にドライブに行こうとなった。
時期的にはギりで、終わりが見えている頃だから、かみさんがググって情報収集。去年は鎌倉散策だったけど、混むだろうから今年は嫌だと言う。

で、候補に挙がったのが大雄山最乗寺。
大雄山なら行きに厳島湿生公園に寄って、最後に小田原まで足を伸ばそうと提案して、プラン成立。
厳島湿生公園は読者登録させていただいてるnobrinsanjpsさんの「ほぼ不定期日記」で知って、行きたいと思ってた所。運が良ければカワセミが見れるかもしれないな。


(案外住宅地近くにあった。)

当日は晴れて暖かいドライブ&散策日和。こんな日は本当は釣りに行きたいけどね。

厳島湿生公園は新車のカーナビで検索しても出てこないほどの穴場らしい。東名の秦野中井インターを降りてからは、スマフォ片手のかみさんにナビしてもらいながら、迷いに迷ってようやく到着した。
思ってたよりこじんまりとした公園だけど、ロケーションがとても良いな。


(駐車場脇から。)

湧水だろう清水の池に木道が巡らされ、中心には紅い鳥居の厳島神社が鎮座する。透き通った池の底の水苔の緑が鮮やかに綺麗で、周りには様々な湿生植物が息づいてる。
住宅地に近くても窪地にあるから視線が隔絶され、木々と水に囲まれた景色の中に佇むことができる。


(鳥居の紅が景色に映えるね。)

(お参りもしました。)

池には可愛い小振りの鴨たち(種類は判りませんが)がいて、湿地をヨチヨチ歩いたり、スイーっと池を渡ったりしてる姿が微笑ましい。


(その鴨たち。)

所々にある木道の踊り場には三脚に望遠レンズを構えた方々を見かけた。野鳥を収めるシャッターチャンスを狙ってるのだろうな。


(竹林から。)

神社の裏手側には小さな竹林があって趣がある。
肝心の紅葉は終わりのようで落葉してたけど、辛うじて一本、真っ赤なのが見れた。


(これです。)

じっくり腰を据えると野鳥も見れるのだろう。時間にして30分ほどの散策でカワセミは見れなかったけど、とても豊かな気持ちにさせてもらえた。近所にこんな公園があればいいのにな。
可愛い鴨たちを含めて、かみさんも気に入ったようだ。

では大雄山に向かおうか。

< その2に続く >


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【食】カワハギのアラの味噌汁

2016-12-15 06:04:00 | 釣魚料理
釣果のカワハギとウマヅラハギも残すところ頭と中骨、いわゆるアラのみとなった。

となると、やはり汁物かな。と、日曜日にムニエルと腰越丼を堪能した夕飯の後に、一人台所に立ち、アラに霜降りをして、コトコトと出汁取りを始める。浮いてくる灰汁も丁寧に丁寧に取りますよ。

良い感じに黄金色にも見える出汁が出たら、ここまでで火を落とす。あとは翌日の晩ご飯の時にかみさんに味噌汁に仕立ててもらう。


(それがこれ。)

出汁はカワハギのアラのみなんだけど、魚、魚していない円やかで上品な旨味で、とてもやさしい味噌汁になった。
具にしてるカワハギの頭にはそれなりに身が着いていて、ホロッとした白身をせせって食べるのも良い。

普段食べる味噌汁だからこそ違いが判る。ちょっとした贅沢感を味わえたな。
これで釣果のカワハギは完食。また来年かフグ釣りのゲストとして会いましょう。


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【食】カワハギのムニエル・肝和え丼

2016-12-14 05:59:00 | 釣魚料理
カワハギ釣行の釣果をいただく2日目、前日に仕込んだ肝クリームを残してあるから刺身は外さない。再び肝醤油でいただきますよ。


(刺身に薄皮の湯引きを添えて。)

さて、残りのカワハギとウマヅラハギをどうするか。
小振りだし、少ないし、で、揚げ物は見送って、お手軽に火を通しておかずにも良いムニエルに決めた。


(1人1匹分で。)

火を加えるとふっくらする白身はどんな料理にも合いそうだ。どちらも旨いけど、カワハギに比べてウマヅラの方が多少身質が柔らかいかな。


(集合写真。)

ノーマルでいただいたところで、半分残したご飯に一工夫。


(腰越で買ったシラスもありますよ。)

腰越漁港近くで買った釜揚げシラスをご飯にパラッと乗せ、カワハギの刺身を並べて被せる。そこにカワハギの肝クリームを乗っけて醤油をチョロ。


(丼にしますよ。)

ライス・オン・釜揚げシラス・オン・カワハギ肝和えで、名付けて、ザ・腰越丼。

一気に掬ってかっ込むと、た、堪らん‼旨すぎる~。
こりゃ食べたいと思っても、なかなか食べられる代物じゃありませんぜ。
(σ≧▽≦)σ

身だけならフグに軍配だけど、カワハギの肝の威力は絶大だな。この食味はフグの牙城を揺るがし兼ねないぞ。
ここでふと、フグの刺身をカワハギの肝を絡めていただいたらどうなるのだろう。と思った。これは禁断のコラボレーションだ。きっと昇天ものだな。
いつか試してみたい。


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【食】カワハギの刺身・肝醤油

2016-12-13 06:04:00 | 釣魚料理
12月3日(土)の多希志丸さんでの釣果は、リリースを除くとカワハギ6とウマヅラハギ2。いずれも小振りが多いですがね。


(まな板の上の釣果。)

フグ釣りに通い詰めて身欠きになった釣果ばかりを相手にしてるから、手が掛からないとされるカワハギでもこの量で捌きが面倒に思えるのは、これまで楽をしていた証拠だね。

身はさておき、その名の通り肝である肝を大事に取り出して、酒をまぶした後に軽く湯煎してアラ熱を取るために冷す。
その肝を裏漉ししてちょびっと酒を垂らして摩るようにコネると、クリーム状になってくる。ちょいと味見をすると、くう~っと唸らずにはいられない。


(これですよ。これ。)

小振りの2匹の身を薄く下ろして、肝醤油を添える。
肝に絡めていただくと、ねっとりしてコクがあるけど後味が爽やかで、淡白なカワハギの白身と見事に調和する。旨い。旨すぎる~。こりゃ、堪らんですよ。

敬遠して手をつけなかったかみさんに勧めてみると、恐る恐る手を付けて、美味しい!と感動してた。

肝パンのカワハギ、魚屋で高値で売られるのも納得だな。フグと同じ、釣りをする喜びを感じさせてくれる魚だね。

・カワハギの刺身肝醤油添え


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