釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【食】アジフライ・なめろう・フグ刺・白子ポン酢

2021-05-17 06:57:00 | 釣魚料理
GW(ガマンウィーク)唯一の楽しみだった野毛屋さんへのリレー釣行は、アジ・フグともに釣果はイマイチなものの楽しめた。
やっぱりアウトドアは良いね。


(脂の乗り良し。)

釣行当日はアジ2匹をチャチャッと捌いて刺身に。

最盛期前なものの、なかなかの脂の乗りでしたよ。
釣りたて、活き締め、海水氷冷蔵、の3拍子揃った鮮度抜群の東京湾の金アジは堪らんね。

外では味わえないですぜ。


(チョイ小さいですが。)

アジフライ。

その金アジをフライにすると、ふっくらホクホクの絶品アジフライになる。

定期的に思い出して食べたくなるから、これを味わうためにアジ釣りに行くのですよ。


(サクッと香ばしい。)

アジウィングの素揚げ。

カマと胸ヒレを素揚げして軽く塩を振るのみ。
ヒレのパリッとカマのサクッがビールに良く合う。

ちょっと着いてる身の旨味も味わえて、捨てちゃうのは勿体ない部位だね。


(骨まで愛します。)

骨せんべい。

アジの中骨を低温の油でじっくり火を通し、仕上げは高温でカラッと二度揚げする。

サクッと香ばしく、カルシウム補給もバッチリだ。


(これも外せない。)

なめろう。

家族皆が大好きなんで毎度必ず仕立てる。
オンザライスでもアテでもイケる安定の旨さ。

堪らんね。


(毎度。)

ショウサイフグとコモンフグの刺身。

午後船での全釣果を下ろしてもたったのこれっぽっち。
5月にしてやっと今年初のショウサイフグにありつけましたよ。

これよ、これ。
我が家で刺身と言えばこの味なんですよ。

久し振りなんで皆の食い付きも良くて、直ぐに売り切れたね。


(これも毎度。)

薄皮の湯引き。

刺身のために引いた薄皮を湯引きしてスライス。
プリプリ食感にほんのりフグの旨味がして箸休めに良し。


(今季初。)

ショウサイフグの白子ポン酢。

たった一腹分なものの、シーズン初物をいただきますよ。

爽やかなのにコクがある、この新鮮な白子は釣らねば味わえない代物。
期間限定のお楽しみだ。


(集合写真。)

緊急事態宣言が開けてやっと味わえたショウサイフグ。

今年はどれだけ味わえるかな。


🐡

【釣】渋い中でも白子シーズンインを楽しむ (2021/05/01 午後ショウサイフグ 野毛屋)

2021-05-14 03:34:00 | 釣り
今一つ波に乗れなかった午前アジ。
ご家族の皆さんは午前だけでお帰りになって、お家でアジの調理でしょう。
今晩の食卓が楽しみですね。

自分は午後の出船まで宿には戻らず、桟橋の日陰でパンを噛りながら待つ。

午後船は4人とのことなので大名釣りだけど、午後から風が強まる予報だ。
なので、釣り場は大貫まで行かずに八景近辺だそうだ。

八景沖のショウサイフグは旨いから楽しみだな。


(俊船長お掃除中。)

風の予報から揺れを嫌って、釣り座は左舷胴の間。
片舷2人じゃ好きな席を選び放題だよ。

近頃は活発にアタリが出る状態じゃないそうだから、少ないチャンスをモノに出来るかどうかが試されるでしょう。


(いざ出船。)

12:30に出船すると、予報どおりに風が強くなって雲も厚く、どんよりした空だ。

釣りを開始するけど、竿先やラインを風に煽られてアタリが取りづらい。
一層精度が高いゼロテンのコントロールを求められますよ。


(釣り開始。)

暫く誘っていると、竿先に風とは異なる動きが。
半信半疑のままアワセるも掛からず。

誘い下げからのゼロテンで再度の揺れ。
こりゃアタリだぞ、とアワセるも掛からず。
3度目のアタリもスカして、エサだけを綺麗にヤラれた。

早速来た少ないはずのチャンスをモノに出来なかった。

「3度アタってたね。」

後ろでしっかり俊船長に見られてた。
船中1匹目になるはずが、掛けられずに面目ないっす。


(風はあるけどうねりはなし。)

船下を諦めてキャストして探索を開始。

底潮はそうでもないのに上潮が早いから仕掛けが流されるな。
でも、大名釣りだからオマツリの心配なし。
あちこち積極的に探れるぞ。

すると、寄せの途中に触りが出る。
いたぞ、とその場で止めて無想の誘いに切り替えると、チョンとアタリ。
反応すると、ガツン❗

ブルブルと小気味良く走るのはショウサイフグの引きだ。
今年初のショウサイとのやり取りですよ。
楽しいー!


(13:27に1匹目。)

ブチ抜いたのは良型のショウサイフグ。

白子シーズンなんで、撮影が済んだら直ぐさま血抜きしてクーラーにイン。
初白子が入ってるといいな。

キャストを繰り返して探索を続けると、持たれを検知。
アワセを入れるとヌーンという感触で竿が曲がる。

巻きに入るとただ重たい手応えで、これは!?と期待して抜き揚げたのは、


(嬉しいゲスト。)

マダコ!

東京湾の天然マダコは美味しいから嬉しいね。
タコ飯と刺身が出来るサイズかな。
ラッキー。

この後もう1杯、タコ焼きに丁度良いサイズも追加した。
一昨年は数十年振りのマダコの湧きに盛り上がったけど、今年のマダコも好調だと良いな。

このマダコを揚げた後から雨が降り始めて、一時は本降りと化した。

雨雲を避けるために船長は八景から大きく移動する。


(猿島。)

雨に打たれて到着したのは横須賀の猿島近辺。

ポツポツと小雨が降る中で釣りを再開すると、直ぐにアタリが出る。
サクッと掛けて小型のコモンフグをゲット。
幸先良いぞ。

打ち返すとまたもや直ぐにアタリが出る。
竿先の揺れに反応、1発で掛ける。
横走りされようが強引にゴリ巻きで引き寄せブチ抜く。

連チャンは上出来じゃね?


(上ショウサイに下に沈んでるのがコモン。)

こりゃ、猿島でウハウハかー?

と期待したものの、流れはここまで。
その後はキャストし、誘えど何ら音沙汰のないまま沖あがりを迎えた。


(沖あがり。)

結果は2匹。

またもや低空釣果なものの、半日船だし、嬉しいゲストのお土産も2杯お持ち帰り出来るしで結構満足。
2匹でも竿頭だったしね。

白子は1匹のみで獲得率50%。
1腹分だけど、今季初を美味しくいただきますよ。


(横須賀を行く自衛艦。)

ショウサイフグはこれから夏場に掛けて白子シーズンの最盛期を迎える。

すなわち、フグ釣り師が一番熱くなるシーズンなんですよ。

これからが楽しみだ。

・ショウサイフグ : 2
・コモンフグ : 1
・マダコ   : 2
船中:0~2
中潮



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【釣】適材不適所で苦労のアジ釣り (2021/05/01 午前アジ 野毛屋)

2021-05-12 06:29:00 | 釣り
ゴールデンウィーク中の唯一のイベントと言える野毛屋さんへのリレー釣行は、5:00着で19番目。
さすがに連休中は混むね。

午前アジは艫側から埋まってたので、ちょっと悩んで左舷舳1番をチョイス。
下げ潮で舳だとコマセが効くかチョイ不安。

午後は風が強まる予報だから揺れを嫌って左舷胴の間を選んだ。


(毎度。)

連休だとお子さま連れや家族揃ってのお客さんが増える。
午前アジ船は両大艫と自分の3名以外はご家族連れではあるまいか。

チビッ子とお母さんも一緒に家族皆で釣ったアジを、自宅で料理して食べるなんて最高の食育だよね。
釣りって素晴らしいな。


(本日は第三忠丸。)

下ろし立ての使いたい盛りで、竿は手持ちが楽なミッドゲームを持ち込んでみた。
竿に対してオモリの負荷が足らないけど、大丈夫だろうとタカを括っていたのですよ。
後で後悔しましたが。


(出船。)

7:15に出船。
子供たちの歓声を乗せて進んで行くよ。

晴天で午前中は風は強くないから釣りやすいコンディションでしょう。


(釣り開始。)

釣り開始。

まずはアジを寄せるためにコマセを撒かねばならないけど、席取り時に懸念したとおりラインが艫側に流れる。

すなわち、左舷舳1番の先頭だから、自分が撒いたコマセはほぼ隣のご家族のためのものになり、自分は他の支援を受けられない。

しかも、お隣のご家族はとっくにコマセが切れてるだろうに入れ替えず、長くゆらゆらと仕掛けを漂わせる釣り方をしてる。
すなわち、自分とお隣ご家族3人でコマセワークを担うのはほぼ自分1人だけということ。

これは厳しいぞ。


(潮はこんな感じ。下げ潮なんですよ。)

暫くすると、朝イチは食わなかったアジがポツリと揚がり始める。

艫側や右舷のお子さんの「来たー!」の声が聞こえるものの、こちらは反応なし。

寄せなきゃとコマセを撒き続けると、アジを揚げるのはお隣のご家族。

良いですよ。
皆さんのためにコマセ撒きを頑張りましょう。


(天気良いよ。)

「反応出てきたよー」

いつもの俊船長のアナウンスがあり、アジが寄ったろうから撒きを控えるコマセワークに切り替える。

すると、ググンと一発アタリが出て止まる。
食ったアジの勢いで口切れしてるね。
やっぱりミッドゲームの調子が硬いようだ。

段々とアタリが出て掛けるものの、巻き揚げ途中でバレちゃう。
食いも浅いようだな。

周りで頻繁にアジが揚がるようになっても、こちらはいまだに型を見ず。
置いていかれてるね。

普段なら掛けられるモタレのアタリを察知してアワセを入れても掛けられない。
アジ釣りにミッドゲームは向かないのだね。
悟りました。

初の取り込みはゲストのイシモチ。


(嬉しいゲスト。)

食いは活発でないもののポツポツとアタリが出る。

巻きバレが多いからアワセを入れて上アゴに掛けようとするけど、なかなかタイミングが合わない。
竿はライトゲームにしておけば良かったと後悔先に立たず。
何事も適材適所ですね。

苦闘の末、何とか型を見たものの、ちょっと可愛いサイズのアジだ。


(やっとですわ。)

旬を控えてうっすら金に色付いた東京湾のマアジですよ。

食が目的だから、釣り揚げたらエラを切ってきちんと血抜きし、抜けたらすかさず海水氷のクーラーへイン。
美味しくいただくためには大事ですぜ。


(ミスチョイスしたミッドゲームです。)

型を狙いたいから色々タナを探ったものの、獲れるのはいずれもサイズが20cm前後。
この日はアジが浮いていて底から4~5mでも食ってきたね。

型と脂の乗りはもう少し先になるかな。


(沖あがり。)

前半はスタートのもたつきが祟って、後半は仕掛けに着いたアカクラゲの触手の掃除に時間を取られ、一番の理由は竿のチョイスを誤ったがためでしょうか、数が伸びずに結果は25匹。
クドクドと言い訳がましいのー。

ご家族の釣果にも負けましたよ。
面目ない。

アジは旬の時期にまた出直しましょう。

<午後船へ続く>

・アジ : 25
・イシモチ : 2
船中:15~43
中潮


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【釣】釣行前記 (2021/05/01 野毛屋)

2021-05-10 06:40:00 | 釣り
4都府県を対象に発出された3度目の緊急事態宣言。
昨年のゴールデンウィークに「今年は我慢ウィーク」と聞かされたけど、2年連続で同じフレーズを耳にするとは思わなんだ。

仕方なくゴールデンウィークの旅行予定はキャンセルしたんで、せめて釣りぐらいは行かせて貰おう。

我が神奈川県は「まん防」指定の地域があるものの、緊急事態宣言対象じゃないから同じ県内の野毛屋さんに行きますよ。

野毛屋さんではトラフグが終わり、ショウサイフグの白子シーズンがスタート。

でも、今回は釣り立て金アジのフライが食べたいから、午前アジと午後フグのリレーにしますぜ。

今年のこれまでの本命の釣果が、0、1、1、2と低空飛行なんで、ここらで癒しが欲しいのよ。

連休だからどんだけ釣果があっても大丈夫。
捌きも食も余裕でこなせるでしょう。

皮算用で終わらなければ良いけどね。


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【食】シロギスとホウボウの天ぷら・ホウボウの刺身

2021-05-07 06:13:00 | 釣魚料理
一俊丸さんへのシロギス試し釣り釣行は激渋で2匹のみ。
でも2匹で竿頭だったようです。

あまりに寂しい釣果に、一俊丸さんでスルメイカの沖干しを買って帰りましたよ。


(これね。)

食に関してはホウボウがいてくれて何とか形になる状態。

まるで陸っぱりの釣果のようですな。


(釣果整列。)

小物が多いから捌くのも早くて、ちゃちゃっと下拵えを終えちゃう。

捌くのが憂鬱になるくらいの釣果を揚げたいものだのう。


(スルメイカの沖干し。)

まずは沖干しからいただきますか。

鮮度が良いだろうから炙る程度でイケるでしょう。
七味マヨでいただくと間違いない旨さ。
家族皆、食い付きが良いぞ。

スルメイカは沖釣り始めたての頃に何度か乗ったけど、仕掛けの取り回しに苦労して心を折って以来乗ってない。

今ならばイケるかもしれんな。


(全てを揚げる。)

本命のシロギスを筆頭に、ゲストのホウボウ、ヒメジ、トラギスらは全部天ぷらにしちゃう。

やっぱりシロギスの評判が高く、ホウボウもそれに肩を並べる。
ヒメジとトラギスも旨いけど、少々身が柔らかい分人気が落ちるか。

新鮮な釣魚のホクホクの天ぷらの美味は、釣りをやればこそ味わえる。
これでもか!とシロギスの天ぷらを食べたいな。


(出汁をいただきます。)

ホウボウのアラの味噌汁。

折角のホウボウは頭と中骨も無駄にしませんよ。
塩して霜降りしたアラをコトコトと煮立てて出汁取りし、味噌汁に。

ホウボウは捨てるところがない優等生だ。
もっと評価されて良い魚だと思うよ。


(集合写真。)

寂しい釣果だったものの、満足度は高かった。

旨かった~。
と、食べ終わってからホウボウの半身を刺身に下ろして冷蔵庫に入れていたのを思い出した。

仕方ないので、そのまま冷蔵庫で1泊してもらい、翌日にいただきましたよ。


(こちら。)

ちょびっと味見程度の刺身だけど、やっぱりホウボウは旨いね。
数が獲れたら嬉しいだろうな。

またシロギスを狙う時に再会したいもんだ。


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