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衆院選公示の日に

2014-12-02 16:22:49 | 日記

  第47回衆議院選挙が公示された。

 「安倍政権の2年を問う」(経済・集団的自衛権・原発再稼働)。今朝の新聞に大きな見出しが躍った。

  昨日の日本記者クラブでの党首討論。安倍首相は消費増税の先送りを表明し「この道しかない」「今こそ流れを変える時」とアベノミクスの継続を訴えたが、今回の選挙の争点は、新聞の見出しに見られるとおりだ。

  この選挙には大いに疑問がある。いま、なぜ、何を問う選挙なのか。衆院解散のそもそもの動機が分かりにくい。安倍総理の姑息な延命策、党利党略としか言いようがないあやふや選挙。公示と同時に実施された世論調査では反対が60%以上あるとでた。

  賽は投げられた。選挙に臨む以上、国民ひとりひとりがそれぞれの立場から選ぶことの意味を考えなければならない。争点は安倍首相の言う消費増税の延期だけではない。総理の政治姿勢を問う大事な選挙だということを。

  熊本県内の5小選挙に12人の候補が立った。熊本は全国的にも名の知られた保守県。最大野党である民主党の候補者は0。情けない。全選挙区に候補を立てる共産党と自民党の対決と言ってよい状況だ。結果はすでに出たかの感がある。県民に選択の余地はほとんど残っていない。

  凡人の浅はかさ、選挙に行くかどうか迷ってしまう。だが、棄権はできない。それが死に票になるとしても権利だけは行使し、小さな声を投票用紙に託すこととしよう。