今朝の寒さは格別だ。今冬一番の寒い朝かもしれない。兄の初7日のお参りに出かけた。青い空のもと、バスの窓から見る田や畑は一面白い霜に覆われている。高く舞い上がる阿蘇の噴煙も望むことができた。
昼のテレビのニュースには、舞い上がり飛び散るマグマのしぶきと小さな噴石が鮮明に写し出されていた。ストロボ式噴火というそうだ。噴煙は高さ1000メートルに達したとある。阿蘇の噴火はしばらく続くそうだが、爆発的噴火に拡大する可能性は低いと言う。
だが、観光地に与える影響は大きい。観光客は激減し、宿泊者のキャンセルは1000人を超えたとある。火山灰の影響も大きい。今盛りの冬野菜は灰をかぶり全く商品にならないという。風向きによっては40数キロ離れた市内中心部にも灰が降ってくる。早く噴火は収まって欲しいものだ。
御嶽山の噴火では沢山の犠牲者が出た。北海道の十勝岳は昨日、噴火レベルを2に引き上げたそうだ。薩摩川内に勤める娘から、大量の灰を巻き上げる桜島の写真がメールで送られてきた。小笠原の西之島では海底からの火山噴火で、ますます島が大きくなっているという。日本は火山列島とも呼ばれるが、最近の各地の火山活動は目覚ましい。
大きな被害が出ないことを願っている。