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5区間5人の選手で!がんばれ有明高

2014-12-19 16:58:40 | 日記

  熊本県と福岡県の境、荒尾市にある陸上部員たった5人の有明女子高校が創部11年目で初めて強豪校を抑え熊本県高校女子駅伝を制した。12月21日に京都で開かれる全国大会、5区間で競う大会と同じぎりぎりの部員で、強豪校と肩を並べ都大路を走り抜ける有明高校。もちろん初出場。順位はもとよりその健闘を祈り大きな声で「頑張れ有明」と声援をおくることとしよう。

  創部11年、3年1人、2年4人、1年生入部0、先に行われた九州大会は11位。杉本監督は「無事に走れてよかった。1人でも欠けたら終わりだから」と全国大会での活躍に期待をかける。

  全国大会に挑む有明高陸上部が、強豪校を抑えて優勝を飾ったかげに、寮生活を送る選手5人を食事や体調管理面で支える人達の存在があった。地域のみなさんは「荒尾の明るいニュース」と活躍を喜んでいる。

  今回、5区間で競う大会と同じぎりぎりの部員5人で“偉業”を成し遂げた、その影の立役者の一人が、監督の奥さんだ。奥さんは選手たちの朝夕の食事を一手に担い、長距離選手は体重維持が重要で、野菜中心ながらタンパク源の肉類の摂取などメニューを工夫し「太らないよう油ものは徹底して控えた」という。

  11月に開かれた県大会直前に監督の奥さんは、一体感に欠ける選手たちを諭した。「結果を出せずに悔しい思いをした先輩たちを思い出して」と。

  この声に選手たちの眼の色が変わり、強豪校を抑える見事な快走となった。

  地域の人達も有明高陸上部の快挙に盛り上がった。荒尾飲食店組合(34店)は19日、「全国大会の遠征費の足しに」と5万円を学校に寄付。組合主催の飲食イベントに、同高の生徒たちがボランティアで参加して縁が生まれたという。

  京都の大会には地域の沢山の方々が応援に行くという。「全国大会は夢」と思っていた地域の方々の力いっぱいの応援を受けて、5人の選手は一丸となって京都都大路を駆け抜けることだろう。