寒い朝だった。外に出るのも億劫とスポーツ中継大好きな私、テレビの前に陣取り、京都市で行われた全国高校駅伝を見ることとした。おかげさまで楽しい時間を過ごすことができました。
熊本代表は男子の九州学院と千原台高校の2校。女子は出場人員ぎりりの部員5人で初出場する有明高校。男子の九州学院は優勝候補の1つにも挙げられ、今年こそは優勝と大いに期待できる。女子の有明も話題には事欠かない。
もともとスポーツ好きの自分、テレビの画面に最初から終いまで目を凝らしながら応援した。期待もした。京都にいる孫がもしかして応援に来ていないだろうかと、別な興味も湧いてきた。
午前10時20分、女子の競技が始まった。若者たちが元気一杯必死に走っていく。だが、目は44番のゼッケンをつけた有明の選手を必死に探している。1区の中継点にゼッケン44が飛びこんできた。順位は38番目。順位は抜きにして、がんばれ、がんばれとテレビに向かって必死で声を張り上げた。
男子は午後0時20分のスタート。熊本代表はゼッケン44の九州学院とゼッケン61の千原台。どちらにも期待したい。スタートしてしばらくは、先頭集団に61のゼッケンが見える。幸先良し。必死に応援したが1区中継点では最後尾近くになっていた。九州学院も先頭グループを走っている。これはいけるぞ。
九州勢の応援もまた欠かせない。大牟田(福岡)、小林(宮崎)、諫早(長崎)、鹿児島実業(鹿児島)などが名を連ねている。
長い時間テレビの前で必死に応援したが終わってみると男子の九州学院は13位、千原台は34位。女子の有明は36位だった。男子は2位以下のチームを全く寄せ付けず独走した世羅(広島)が優勝し、女子は大阪薫英女子(大阪)の優勝となった。
九州勢は振るわず入賞したのは小林(宮崎)だけ。沖縄代表は男子も、女子も例年通りの指定席、最下位だった。
来年のことを言えば鬼が笑うというが、来年の活躍を各チームに大いに期待したい。熊本県勢の男女ともに優勝。そして沖縄の最下位脱出。楽しみだ。いつかその日の来ることを願うばかりだ。