昨年5月、長年お世話になってきた電気温水器が故障した。近くの電器店に修理をお願いしたところ、もう寿命、買い替えた方が良いと宣告された。
買い替えるとなると大きな負担。費用のこともあり電気温水器にしようか、省エネ型エコキュートにしようか、それともガス温水器。としばらく迷ったものだ。最後は“うちの奥さま”と相談し、費用は高かったがエコキュートに決めた。
それから約1年半がたった。以来エコキュートのお世話になりっぱなしだ。大いに助かっている。毎月の電気料も以前に比べずいぶんと安くなった。
ところが今朝の新聞を見て少し気が重くなった。
暮らしにかかわる事故の原因を調べる消費者安全調査委員会が19日に発表した「エコキュート」から出る低周波音の健康への影響についての調査報告書。因果関係は断定してなかったが、「(不眠などの)健康症状の発生に関与している可能性がある」との言及。エコキュートの運転音が健康に影響したと訴える苦情が多発しているとある。
エコキュートは空気中の熱を集めて使う技術で湯を沸かす電気給湯器の愛称。エアコンなどこれらの室外機の運転音には周波数が100Hz以下で、聞こえない人もいる低周波音がでる。エコキュートは主に夜間に動き、自分で止められないため隣家との騒音問題が起きやすいという。
購入の際にエコキュートでそんな影響が出るとは思いもよらず、隣家のご夫婦には何のお断りも入れていなかった。幸いなことに室外機の設置場所とお隣の間にはかなりの余裕がある。だが、もしかしてご迷惑をおかけしてはいないだろうか心配でならない。
一度お隣にどうでしょうかとお尋ねすることとしようかな。ご迷惑をかけてなけらば幸いだがな。