1日に震度1以上の地震が30~50回、地震発生の4月14日以来ずっと続いている。
強い地震は不思議と夜が多い。ドント下から突き上げる強い大きなゆれに夜中に何回目を覚ましたことだろう。これからも震度6以上の余震が予測されるそうだ。不安は募るばかり、ストレスはたまる一方だ。
幸いと言おうか被害の軽かった我が家だが、散乱した家の中の家具や食器類は余震が怖くて片づける気にならない。
昨日の大雨、自動車の中で過ごされる方、広い体育館などの避難所で過ごされる方、公園や広場でテント生活を強いられる方など、避難中の皆様のご苦労が忍ばれ、非情の雨には心が痛む。打って変わって今日は良い天気、明るい太陽が顔を出した。午後〝うちの奥さま”と一緒に被害の大きかった熊本城を訪れた。
そのひどさは想像以上、びっくりどころではない。ひん死の熊本城が目前にあった。お城に通ずる道はすべて封鎖されているが、かろうじて二の丸から写真が撮れた。
テレビの画面は青枠で囲まれ、給水場所等地震にかかわる情報がいつも流れている。
(NHKニュースから)
二の丸広場の大きな木の緑の葉は風に吹かれかすかに揺らいでいる。無惨な姿の天守閣との対照では、なにか場違いな感もする。