五月晴れの日、気持ちよい青空の広がる朝の散歩。季節の花が待っていたかのように咲いている。赤い小さなザクロの花が咲いているのを見つけた。昨年、この木にはたくさんの大きなザクロの実がついていた。
4月は花の季節。だが、熊本地震とその余震に取り紛れ、朝の散歩は花の咲いたのも気づかず、ただ通り過ぎるだけに終わっていた。ツツジの花が咲いていたのも、そして散ったのもよくわからなかった。近くの公園でいつも見かけた「なんじゃもんじゃ」の花、今年も咲いていたのだろうかと疑いたくなる。
(我が家の団地の公園のツツジとなんじゃもんじゃの花・いずれも昨年撮った写真です・写真をクリックしてみてください)
熊本地震に引き続いての余震は1日に200回を超える日もあったが、昨日あたりからは10数回に減っている。ただ、気象庁が「今後1月程度は震度6弱の地震に注意するよう」と呼び掛けていることから、余震の不安は今も去らない。4月14日の震度7の地震の怖かったことは体験したものでなければわかるまい。怖かった時のことを思い出すと、震度6弱との言葉を聞くだけで震いがくる。
沖縄、奄美地方ではすでに梅雨入りしていて、九州の梅雨入りももう間近。道路わきに植えられた梅雨の花、紫陽花もたくさんのつぼみをつけている。既に開いた花もある。
八景水谷(ハケミや)公園の蓮池、ピンクの蓮の花が、地震ですさんだ気持ちを引き立ててくれる。坪井川遊水公園のお花畑は白い菖蒲の花が満開だ。昨年ここにはピンクの芝桜がいっぱいだったような気がする。