毎日が日曜日・でも多忙です!

おかげさまで、毎日を元気に楽しく過ごしています。普段の出来事、思いつくことなどフリーの立場で記録したいと思います。

天皇、皇后両陛下の被災地訪問

2016-05-20 10:47:03 | 日記

 天皇、皇后両陛下が熊本地震の被災地をご訪問された。

 南阿蘇村では212人が避難する南阿蘇中学校の体育館をご訪問され、両陛下が、スリッパもお召しにならず、固い床に両ひざをつくようにして一人一人の被災者に歩み寄り、声をかけられる優しいお姿が、その日のテレビに大きく映し出された。

 その後、両陛下は再び自衛隊ヘリで益城町へ向かわれ、204人が避難する益城中央中学校体育館を訪れ、避難者を激励された。

 今も避難所で不自由な日々を送っておられる被災者の方々からは「胸がいっぱいになって元気が出た」「再開のめどは立たないが、這い上がっていこうという力がわきました」など感謝の声が聞かれ、嬉しかったと涙を流される方もたくさん見られた。

 大きな被害を受けた益城町長は「両陛下にたくさんの勇気をいただいた。これが町民の一人一人の復興、町の復興につながっていくと考える。」と感謝の言葉を述べておられる。

 震度1以上の余震は1500回を超えたが、先日あたりからは回数も1日10数回と幾分少なくなっている。しかし不安は消えない。これから起きるかしれない震度6弱の余震、その怖さは、実際に震度6弱の地震を体験したものでないとわからないだろう。あと1月か2月は警戒が必要という。

 1日でも早く、地震収束の言葉を聞きたい。

 


よみがえった「水前寺成趣園」(通称・水前寺公園)

2016-05-17 10:06:55 | 日記

 熊本城と並ぶ熊本市の観光名所「水前寺成趣園」(通称・水前寺公園)は、東海道五十三次を模したといわれる趣ある風情と阿蘇の伏流、清冽な湧水で知られているが、今回の地震でシンボルの大鳥居が崩落し、地震の後、湧き水が止まり池の水が干上がってしまった。ところが先日、また水が湧き出しているのが確認され、徐々に池の水が増えていることが分かり、16日から今月末まで地震のため閉園されていた公園が無料で開放された。

 早速、毎日のように起こる余震の不安を、一時的にも忘れようと夫婦そろって水前寺公園へ出かけた。園内いたるところに地震による被災の後は残っているが、園内の木々の緑と芝生の青さに、しばし心が洗われた。

       

 池ののところどころでは、まだ白砂の見える場所も見られるが、ほぼ以前の姿を取り戻している。水が干上がったため避難していたであろうたくさんの赤、白、黒の大きな鯉も、池に返され元気に泳いでいる。池の中のシラサギも悠然と周囲を眺めている。

   

 公園のそばを流れる藻器堀川(しょうけぼりがわ) 、川の水は 澄み切り、たくさんの青い水草が流れに沿って揺れている。もともとは水前寺公園から逃れた錦鯉などを見かける川だった というが、沢山の鯉が泳いでいた。小さな魚もすいすい。

 


熊本地震から1カ月

2016-05-15 16:02:18 | 日記

 未曾有の災害をもたらした熊本県を中心にした一連の地震は今日で1月。時の経過とともに少しずつではあるが、日常生活へと戻りつつあり、明るい動きもみられる。

 一連の地震で被災し、一部の営業を休止していたホテルでは、結婚式場の再開とともに3組のカップルが結婚披露宴を開いた。

 熊本市で唯一つの老舗デパート「鶴屋百貨店」も食品売り場や化粧品売り場などがある本館を再開した。4月15日に営業停止して以来の再開に、再開を待ちわびていた買い物客が、多数訪れたとニュースが出た。

 熊本城とならび熊本観光のシンボルでもある 熊本市中央区の「水前寺成趣園」(通称水前寺公園)では、地震の後、湧き水が止まり池の水が干上がってしまったが、また湧き出しているのが確認され、徐々に池の水が増えているそうだ。公園では16日から5月末まで無料で公園を開放するという。

 一方で、今なお1万人を超える方々が、避難所やテント、自動車で不安な生活を送られている。その苦しみはいかばかりだろう。心が痛む。

 各地の公営住宅や公務員住宅の一部が被災者に開放されているが、申込者が多く抽選倍率は90倍に達したところもある。熊本市で初めての仮設住宅の建設が城南町に決まったようだが、1日も早い完成を待地兼ねている被災者は多い。被災者がひとまず安心できる住宅の確保は喫緊の課題。さらなる仮設住宅の建設の1日も早からんことを望むばかりだ。

 地震活動は依然として活発だ。震度1以上の地震の回数は1450回を超えた。この余震、全体としては減少傾向にあるようだが、夜中に何回も大きな揺れに目を覚ます日々はいつまで続くことだろう。睡眠不足とおおきな地震に対する不安で身も心も疲れてしまう。

  地震発生から1月後の14日、気象庁は「地震活動は全体として減少傾向にある」とする一方で、熊本、阿蘇地方では震度6弱程度、大分県中部では震度5強程度の余震に少なくとも今後1カ月は注意するよう呼びかけた。記者会見した同庁地震津波監視課の青木元課長は、過去の九州での地震の傾向から、これまでに地震が発生していない地域も含め、熊本、大分両県では「少なくとも2カ月は震度6弱以上の揺れが起こる可能性も否定できない」と指摘した。

 これからもまだ、1月から2月程度、地震の収束を待たなければならないとは、神様の与えた試練だろうかと、うらめしくさえ思えてくる。


久しぶりに晴れ間が見えた

2016-05-12 10:26:54 | 日記

 卯の花腐し(うのはなくたし)の長雨も一休み。久しぶりに晴れ間が見えた。雨のためしばらく休んでいた朝の散歩いつもの散歩コース、坪井川遊水公園を1周した。

 澄み渡った真っ青な空と鳥のさえずりが賑やか。サギが高い木の上で休んでいる。高い空の上からヒバリの鳴き声がさわやかに聞こえる。夜中に何度も訪れる招かざる客、地震の怖さを、この散歩はすっかり忘れさせてくれた。気分は爽快。

 地震のため閉鎖されていた市内の学校が昨日再開された。こどもたちの元気で明るい笑顔と「おはようございます」の大きな声でのごあいさつ。負けないくらいの大きな声で「おはようございます」とお返しのあいさつを交わす。    

           

 白いヘルメットをかぶった中学生の1行に大きな声で「おはようございます」とごあいさつした。元気な声が帰ってきた。

   

 朝の散歩は至福の時。今日1日が素晴らしい1日となることでしょう。

   ※卯の花腐し〔「くたし」「ぐたし」ともいう〕 卯の花月のころ,卯の花を腐らせるほど続く長雨のこと。五月雨。


熊本地震関連の新聞記事の見出しから

2016-05-11 10:40:31 | 日記

 朝の新聞の見出しから

 「熊本小中62校が再開・通学路危険個所を見守り」。(教員ら地図つくり確認)。

 「高速道25日ぶり全線復旧」。新幹線の開通とあわせ九州の大動脈が開通した。

 「ボランティア(不足・危機感)」。被災された方々にとってボランティアは神様。連休中の3分の1以下に減ったという。

 「九州地区高校野球大会雨天中止」。小さな記事だった。自称高校野球の大ファン。春の九州大会を楽しみにしていたが、地震のために延期されていた。10日いよいよ長崎で開幕となったが、初日は大雨。無情の雨と言おうか。地震にめげず頑張る八代秀岳館高校の活躍に大いに期待する。 

 「くまモン活動再開」。熊本県のキャラクター。明るい笑顔でお願いします。「がまだすばいくまもと」「まけんばいくまもと」。

 「県高校総体分散開催」。

 熊本地震の復旧工事、国が肩代わり」。熊本城などの文化財と阿蘇大橋の復旧工事は国で。熊本城の修復、石垣だけで30億円、10年以上の歳月が必要という。 

 熊本地震の発生から約1月。時の経過とともに、ライフラインの復旧など、明るいニュースが徐々に増えてきた。だが、地震活動に衰える気配は全く見られず、余震の発生回数は1380回に達しようとしている。気象庁は相変わらず「震度6弱の地震に警戒してください」と呼び掛けている。毎日が不安でならない。

 熊本の高校球児が「熊本の甲子園」とあこがれる「藤崎台球場」。復旧の見通しはまったく立たず、しばらくは使用できないという。夏の高校野球の予選も間近。他人事ならず心配でならない。