脳辺雑記帖 (Nohhen-zahts)

脳病と心筋梗塞を患っての独り暮し、Rondo-Nth の生活・世相雑記。気まぐれ更新ですが、気長にお付合い下さい。

昔の職場の先輩。

2018年11月25日 22時45分09秒 | 近況
昨晩、私が20代の公務員時代だった頃の、先輩2名と会って飲んだ。
ひとりは15年ぶり、ひとりは30年ぶりの再会だった。
本当に懐かしい。二人とも相変わらず酒が強かった。
お二人は定年後の再雇用で今でも仕事をしてる。

共通の知人の消息をあれこれ訊ねる内、私が勤務した最後の職場(部署)
の話となった。30年前に私が退職した後もヒトが定着しない部署で、
3か月程度で職場放棄(激務)で転勤する職員がいたり、自殺した係長ま
で出たという。ホンマに呪われた部署である。
(私も改めて、辞めたのが自然な選択だったように思えたものだ。)

先輩二氏と話していてちょっと驚いたのは、彼らはもう年金受給世代だ
が、年金生活が不安で仕方がないと口を揃えて言うことだった。
月額で25万程度は受け取れるというが、年金だけではボーナスはない
し、生活に不安なのでもっと働いていたいという。生活にそんなにカネ
が掛かるのだろうか?

高給取りではなくとも、永年勤続した平均以上の日本のサラリーマンが
年金生活では将来が不安であるという。今までの蓄えだって退職金だ
ってあろうに、65歳では不安で仕事が辞められないというのだ。そん
なに贅沢な生活をしている方々ではないと思うが、どんなカネが、どれ
だけ「必要」なのだろうか?

話をしていて、うっすらと感じたのは、自分たちの老後の生活に必要な
カネのことだけでなく、今20代~30代の我が子の将来の方が不安定
なので、子供のためにカネを残しておきたいという感覚があるようだっ
た。確かに少子高齢で、今後の日本経済は低落するだろうし、彼らの子
供が老齢になる頃の年金生活は、かなりシビアだろう。

あまり明るくもない近未来の話をして、今後は半年に一回は会って、
近況を交換しようということで、駅前で別れた。

(彼らよりも、我が方の年金生活というか、老後というか、こっちの方
がかなりヤバイのである。
何とか生きていけそう(?)だが…、全く心もとないのである。)


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