再々、私の母親の話で申し訳ないが、相変わらずめまいを訴えている。
それも、さらにひどく成ってきたという。足も冷えていて寝床の湯たん
ぽの暖かさを感じないという。自律神経失調症なのだろうが、体温も平
熱が35.5度という低体温体質らしく、私は知らなかった。
低体温・高血圧な訳である。どうも症状は「めまい」というより「ふら
つき」というべきで、高血圧のせいかと思ったが、降圧剤で血圧が下が
ってもふらつくらしい。低体温は腎臓の機能劣化かとも考えるたが、本
人は腎臓には異状はないという。
低体温や血流停滞を治す治療薬は何だろうかと、漢方薬を調べていたら、
苓桂朮甘湯 (りょうけいじゅつかんとう)という薬に辿り着いた。
苓桂朮甘湯は、めまい・ふらつき・動揺感、足の冷え、血圧異常、腎臓
病等その他、自律神経障害や耳のメニエール症にも効果があるらしい。
今週母は、咽喉が腫れて痛い、風邪をひいているというので、掛かり付
けの内科医院の診察に同行した。が、咽喉は腫れておらず、どこも異状
ないとのことだった。(どうも‥、心身症の気もあるらしい。)
私は医者に母の体質の話をして、苓桂朮甘湯の処方を打診してみた。
医者はこの漢方薬を知らないと言っていたが、処方箋が貰えた。母は、
風邪にこだわり、抗生物質の点滴を受け、風邪薬も処方された。
ところが母は、私がネットで調べた漢方薬なんて信用がおけず、飲みた
くないという。私は自分でも一服飲んでみたが、背中や肩が少し温まる
感じと、首の凝りに少し効いた気がした。風邪薬は飲んでたが、相変わ
らず、ふらつきは一向に治まらず、だんだんヒステリックになってきた。
私のような素人が差し出口するから、診察がゆがんで変な薬を出された、
ふらつきは、やはり「耳」がおかしいからだとかで、近所の大学病院の
耳鼻科を緊急で受診したのだが、異状は見当たらず、脳のMRIも撮る
が異状なしで、医師からは「生活不活発病」と診断された。そして処方
された薬が、ナント、苓桂朮甘湯だったから、私も驚いた。
生活不活発病とは、長期の寝たきり患者に見られる、筋力や内臓機能の
低下、腰背痛、循環器や自律神経障害等のことで、廃用症候群とも言わ
れるらしい。この症状には、母が現在治療中の静脈血栓症の他、低体温
も含まれており、ナンダ、このババアは、結局は、家でゴロゴロと怠惰
に過ごし、楽をし過ぎてビョーキになっただけか、、、という呆れた話
だった。
うつ病持ちのババアなので、生活不活発 → 低体温・血流停滞 → 自律
神経失調・高血圧・冷え症 → めまい・ふらつき・不定愁訴、という
因果経路のようで、これが、高齢者のめまいの正体だった。
(ジィジいわく、たるんどるからこうなるんだ! その通りである。)
この種の体調不良は、医者でも相手にされず、原因不明で悩んで精神科
を経由して宗教に走るヒトもいるのではなかろうか。低体温に注意する
こと、不明な体調不良のほとんどは、どうも循環器系、つまり血流に問
題があると考えると、解決の手掛かりになると思う。
それも、さらにひどく成ってきたという。足も冷えていて寝床の湯たん
ぽの暖かさを感じないという。自律神経失調症なのだろうが、体温も平
熱が35.5度という低体温体質らしく、私は知らなかった。
低体温・高血圧な訳である。どうも症状は「めまい」というより「ふら
つき」というべきで、高血圧のせいかと思ったが、降圧剤で血圧が下が
ってもふらつくらしい。低体温は腎臓の機能劣化かとも考えるたが、本
人は腎臓には異状はないという。
低体温や血流停滞を治す治療薬は何だろうかと、漢方薬を調べていたら、
苓桂朮甘湯 (りょうけいじゅつかんとう)という薬に辿り着いた。
苓桂朮甘湯は、めまい・ふらつき・動揺感、足の冷え、血圧異常、腎臓
病等その他、自律神経障害や耳のメニエール症にも効果があるらしい。
今週母は、咽喉が腫れて痛い、風邪をひいているというので、掛かり付
けの内科医院の診察に同行した。が、咽喉は腫れておらず、どこも異状
ないとのことだった。(どうも‥、心身症の気もあるらしい。)
私は医者に母の体質の話をして、苓桂朮甘湯の処方を打診してみた。
医者はこの漢方薬を知らないと言っていたが、処方箋が貰えた。母は、
風邪にこだわり、抗生物質の点滴を受け、風邪薬も処方された。
ところが母は、私がネットで調べた漢方薬なんて信用がおけず、飲みた
くないという。私は自分でも一服飲んでみたが、背中や肩が少し温まる
感じと、首の凝りに少し効いた気がした。風邪薬は飲んでたが、相変わ
らず、ふらつきは一向に治まらず、だんだんヒステリックになってきた。
私のような素人が差し出口するから、診察がゆがんで変な薬を出された、
ふらつきは、やはり「耳」がおかしいからだとかで、近所の大学病院の
耳鼻科を緊急で受診したのだが、異状は見当たらず、脳のMRIも撮る
が異状なしで、医師からは「生活不活発病」と診断された。そして処方
された薬が、ナント、苓桂朮甘湯だったから、私も驚いた。
生活不活発病とは、長期の寝たきり患者に見られる、筋力や内臓機能の
低下、腰背痛、循環器や自律神経障害等のことで、廃用症候群とも言わ
れるらしい。この症状には、母が現在治療中の静脈血栓症の他、低体温
も含まれており、ナンダ、このババアは、結局は、家でゴロゴロと怠惰
に過ごし、楽をし過ぎてビョーキになっただけか、、、という呆れた話
だった。
うつ病持ちのババアなので、生活不活発 → 低体温・血流停滞 → 自律
神経失調・高血圧・冷え症 → めまい・ふらつき・不定愁訴、という
因果経路のようで、これが、高齢者のめまいの正体だった。
(ジィジいわく、たるんどるからこうなるんだ! その通りである。)
この種の体調不良は、医者でも相手にされず、原因不明で悩んで精神科
を経由して宗教に走るヒトもいるのではなかろうか。低体温に注意する
こと、不明な体調不良のほとんどは、どうも循環器系、つまり血流に問
題があると考えると、解決の手掛かりになると思う。