コンポ・ステレオが壊れたので、中古で買い換えたら、マニュアルが
付いてない。ネットでメーカーサイトからプリントしようとしたら、
暑さのせいか、滅多に使わないせいか、少しおかしなボタン操作をし
たら、印字が出なくなりプリンターが壊れてしまった。
色々試したが直りそうにないので、1万程度のモノを購入しようと、
アマゾンを覗いたら、キャノンのピクサスip2700というのが、配送料
無料の3000円(インク付)で売られていて、安さに驚いた。
もっと驚くのは、ヤフオクで同種のプリンターを探したら、インク無
しの本体のみ、新品・即決価格300円で出品されていた。しかも誰も入
札していない。送料は別途落札者負担で1500円程度のようである。
それにしても、300円って、牛丼よりも安いのかよ。
オークションで本体のみ300円でも、インク代と送料を加えると、
また取引の信用の点からでも、アマゾンで3000円で買った方がベター
である。ということで、ip2700をアマゾンでネット注文・支払いし、
2日後に入手した。
早速プリンターを使ってみたが、印刷具合も使い勝手も悪くないと思
う。プリンターを使うことが日常ほとんどない状態なので、この程度
のパフォーマンスで十分である。でも、3000円で買ったプリンタ
ーって、何年くらいもつのだろうか?
プリンターよりもインクが高いとよく言われる。おそらくメーカー側
は自社プリンターを無料配布してでも使って欲しいのだろう。供給独
占で特別仕様のインクを高値で売る商売にするためである。何だか転
倒したビジネス・モデルにも思うが、100円ショップの商品でもそう
だが、本体の生産コストが低いのは、貧しい第三世界の労働者の犠牲
の上に成り立っているからだろうか?
* * * * *
今日は戦後70年の終戦記念日である。アジア諸国への侵略・植民地
支配という日本という国の加害者性が取り沙汰されるが、市井の日本
国民は家を焼かれたり死傷したりと、ほとんど皆、国家指導者が引き
起こしたあの戦争の被害者でもあった。
国家の立場にあれば、アジア諸国等に謝罪の気持ちを持つことは当然
だが、軍事ファシズムの犠牲になったのは、空襲や原爆、オキナワ地
上戦、特攻隊・学徒動員等々、命を落とし命を削りした日本国民自身
でもある。
戦争をしなくとも、国或いは企業は加害者で、国民は被害者という関
係は、戦後の公害問題や薬害訴訟、原発事故等でも、今も尚また今後
ともに、何度でも我々の前に立ち現れる亡霊のような図式だろう。
70年前の焼け野原で食うや食わずから、今や日本では一億総グルメ
か、3千円でプリンターが享受出来る、モノの豊かさは当たり前であ
る。でもその陰には、より立場の弱いヒトビトの犠牲があるのではな
いのか。経済強者たる先進国や多国籍企業に対する、経済競争・経済
活動の劣者・被害者がいてこそ、成り立っている豊かさなのでは?
軍事侵略戦争は一旦終わっても、戦後から現在に至るまで、日本を含
む先進諸国や、多国籍軍ならぬ多国籍企業は、地球規模での「経済戦
争」を展開し、或いは環境破壊の加害者側にいるのだと思う。
付いてない。ネットでメーカーサイトからプリントしようとしたら、
暑さのせいか、滅多に使わないせいか、少しおかしなボタン操作をし
たら、印字が出なくなりプリンターが壊れてしまった。
色々試したが直りそうにないので、1万程度のモノを購入しようと、
アマゾンを覗いたら、キャノンのピクサスip2700というのが、配送料
無料の3000円(インク付)で売られていて、安さに驚いた。
もっと驚くのは、ヤフオクで同種のプリンターを探したら、インク無
しの本体のみ、新品・即決価格300円で出品されていた。しかも誰も入
札していない。送料は別途落札者負担で1500円程度のようである。
それにしても、300円って、牛丼よりも安いのかよ。
オークションで本体のみ300円でも、インク代と送料を加えると、
また取引の信用の点からでも、アマゾンで3000円で買った方がベター
である。ということで、ip2700をアマゾンでネット注文・支払いし、
2日後に入手した。
早速プリンターを使ってみたが、印刷具合も使い勝手も悪くないと思
う。プリンターを使うことが日常ほとんどない状態なので、この程度
のパフォーマンスで十分である。でも、3000円で買ったプリンタ
ーって、何年くらいもつのだろうか?
プリンターよりもインクが高いとよく言われる。おそらくメーカー側
は自社プリンターを無料配布してでも使って欲しいのだろう。供給独
占で特別仕様のインクを高値で売る商売にするためである。何だか転
倒したビジネス・モデルにも思うが、100円ショップの商品でもそう
だが、本体の生産コストが低いのは、貧しい第三世界の労働者の犠牲
の上に成り立っているからだろうか?
* * * * *
今日は戦後70年の終戦記念日である。アジア諸国への侵略・植民地
支配という日本という国の加害者性が取り沙汰されるが、市井の日本
国民は家を焼かれたり死傷したりと、ほとんど皆、国家指導者が引き
起こしたあの戦争の被害者でもあった。
国家の立場にあれば、アジア諸国等に謝罪の気持ちを持つことは当然
だが、軍事ファシズムの犠牲になったのは、空襲や原爆、オキナワ地
上戦、特攻隊・学徒動員等々、命を落とし命を削りした日本国民自身
でもある。
戦争をしなくとも、国或いは企業は加害者で、国民は被害者という関
係は、戦後の公害問題や薬害訴訟、原発事故等でも、今も尚また今後
ともに、何度でも我々の前に立ち現れる亡霊のような図式だろう。
70年前の焼け野原で食うや食わずから、今や日本では一億総グルメ
か、3千円でプリンターが享受出来る、モノの豊かさは当たり前であ
る。でもその陰には、より立場の弱いヒトビトの犠牲があるのではな
いのか。経済強者たる先進国や多国籍企業に対する、経済競争・経済
活動の劣者・被害者がいてこそ、成り立っている豊かさなのでは?
軍事侵略戦争は一旦終わっても、戦後から現在に至るまで、日本を含
む先進諸国や、多国籍軍ならぬ多国籍企業は、地球規模での「経済戦
争」を展開し、或いは環境破壊の加害者側にいるのだと思う。