脳辺雑記帖 (Nohhen-zahts)

脳病と心筋梗塞を患っての独り暮し、Rondo-Nth の生活・世相雑記。気まぐれ更新ですが、気長にお付合い下さい。

暑中、熱中症にご注意を!

2008年08月10日 11時25分59秒 | 近況
昨晩、深夜にセミが鳴いていました。
この時期、暑さがピークになります。
セミも暑さに昼夜の別がないのでしょうか。

先週の日曜日、町の夏祭りに出た父親が、昼に帰宅後、昏倒しました。
幸い意識をすぐに戻しましたが、中等度の熱中症(熱疲労)のようです。
体温の上昇も吐き気もないようなので、体を冷やして寝かせました。

父は、炎天下の町中を山車の先頭に立って二時間程歩いていたようです。
午後の三時半に再度山車が出るのですが、私も母も、今日はやめるように
主張したのですが、二時間程休んでいたら、本人は「治った」と言い張り
再び祭り装束に身支度を整えると、サッサッと外に出て行きました。

確かに笑顔を浮かべ顔見知りに挨拶したり足取りもしっかりしています。
私も久しぶりに山車曳きに参加し、父に付き添って二時間半歩きました。
祭りは五時半に終わり、何事も無く無事帰宅し、疲れた様子はあるものの
食欲はやや低いようでしたが、平生と変わらずに見られました。

翌月曜の午前中は、祭りの後片付けに行き、午後は仕事をしていました。
火・水・木と午前中は、掛かり付けの医者に祭りで倒れた旨、診察に行き
検査を受け、木曜日は大学病院の心臓外科の受診に私も付き添いました。
心疾患が絡んだ失神かが気懸かりでしたが、心臓も体調も正常なので、
祭りの昼のめまいや失神も、熱中症によるものだろうと言われました。

金曜日になり、この日は東京で今夏初の猛暑日でした。
父は、仕事をしようにも体調が悪く、作業が続きません。
冷房の効いた事務室のソファーに横たわり、食欲もなく、水さえ飲みた
がらないうえ、右の横腹が痛むと言い出し、困惑しました。

熱中症について、ネットで調べた処、腹痛が生じることがあるようです。
父は、朝から食べていないせいか、ふらつくようで、粉末のブドウ糖を
飲んだあとに、珍しくヨーグルトが食べたいというので、250g程与え、
バナナも一本食べた後、急に顔立ちに精気が蘇って来ました。

でも、この日はひどく暑く、夕方までほとんど仕事は休んでいました。
右脇腹の痛み、父には右腹下方にそけいヘルニアの気があるのですが、
大事になる前に、明日にでも病院に連れて行こうと考えていました。

昨日土曜の朝、父は早くに起き出し、仕事のチェックをしていました。
顔色も良く、目にも輝きがあり、お腹の具合や気分を尋ねると、
仕事のメモ書きを見詰めたまま、「あぁ、治った」の一言でした。
比較的に涼しい日でもあり、一日中、仕事をしていました。

夕方には祭りの「慰労会」という名の「反省会」の飲み会があり、
近所の顔馴染みと下町の料亭に車で出掛けていきました。
まさか酒席で倒れることもなかろうと思いつつ、家で待機してましたが
夜の八時過ぎ、顔を赤らめてやや無愛想な顔をして帰宅しました。

(この種の飲み会は、ジジイどもの悪口雑言が飛び交う、
 ガス抜きの儀式なのです。
 この晩の気の毒なイケニエは、どなただったのでしょう?
 全く、下らないですね。こういうのは大嫌いです。)

長々、綴り過ぎのようです。

とにかく熱中症に罹った場合、表面上は回復したようでも、
熱で内臓が衰弱していたり、体の弱い個所に負担がくるようです。
熱中症は、罹患した後、一週間は安静な養生を心掛けるように、
老若を問わず、どちら様も、どうか十分お気をつけ下さい。







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