花粉症ストレスにて…。

私は花粉症の症状が重いので、今の時期は憂鬱である。アレグラと小青
竜湯を飲んでいるが、洟が止まらないことがある。ディレグラという薬
に換えたら、鼻水・鼻づまりに効果があった。それにしてもアレルギー
というのは、面倒くさい病気である。

外出はいつもマスクにゴーグルっぽい花粉症メガネ、帽子も必ず被る。
上着は花粉が落ちやすいサラサラ生地の物を着用する。花粉のせいで、
服装・ファッションまで限定されてしまう。スーパーなどに入ると必ず
数回はティッシュで洟をかむ。洟をかんでいる客なんて、私くらいしか
いない。他の皆さんはどうして洟が垂れないで済むのか、不思議である。

そんな具合なので、極力外出はしたくない。勿論、洟が出る以外にくし
ゃみも出れば、眼も痒い。帰宅する度に必ず顔と眼を洗う。そして目薬
をつける。鼻スプレーも使う。全く面倒くさくて、イライラとストレス
が高まる季節である。(若い頃はこんなではなかったのに。)

それと春先は体がなんとなくギクシャクする。ムズムズするのではなく、
体が凝っているような不自由感でギクシャクするのである。そして眠い
のはいつものことでもあるが、体も気分も全体に冴えないのである。

こんな状態が毎年、２月下旬からゴールデン・ウィーク頃まで続くので
ある。辛くて勤労意欲も生活意欲も湧かない。今は何とか過ごしている
が、この先こんなで生きていけるのか、心もとない気分である。


お年寄りでも安心して働ける社会だの言うが、年寄りには働かなくとも
安心して暮らせる社会を考えるのが、今まではフツーの考え方だったが、
そうではなくなりつつある。老後というより、ご隠居とかの「労後」の
人間存在というものが抹消されゆくような風向きである。

今国会でも焦点の「働き方改革」という名の「(企業に都合の良い)働か
せ方改革」だが、経済発展(企業利益)という美名の陰で、労働者・生活
者を切り捨てて平気なシステムを作ろうとするが、どうしてこんな考え
ばかり蔓延(はびこ)るのか、有権者の選択が悪いのか、政府・自民党が
オカシイのか。(後者だろうけど)

学生時代、某政治学者が「政治家の８割は政治業者か政治屋です」と
いうので驚いた思い出があるが、３０年以上経った今でも同じもんなの
だろう。政治業者・屋とは、税金や利権にたかるコレステロールみたい
な存在で、それの寄生ウィルス的活動が政治なのである。多分、馬鹿と
同じで、付ける薬はないのだろう。