脳辺雑記帖 (Nohhen-zahts)

脳病と心筋梗塞を患っての独り暮し、Rondo-Nth の生活・世相雑記。気まぐれ更新ですが、気長にお付合い下さい。

不況~年内政権交代?

2008年09月22日 11時50分24秒 | 近況
連休の中日だが、空は暗く淀んでいる。
ここのところ、父の製造業もさっぱりである。
この一年ばかり不況で、今は開店休業状態である。

それに加え米国でのリーマンの経営破綻、AIG他世界規模資本の企業
が瀕死状態で公的資金による救済措置が施された。これらは日本の株式
市場では外資系の機関投資家であり、国内の関連企業も煽りを受けて、
株価の下落、経営危機がジワジワと連鎖してくるのではなかろうか。

そう言えば、不動産屋の営業マンもパッタリ来なくなった。
近所に噂では負債7億を抱えて自主廃業した中堅どこの家具屋がある。
社屋のビルは解体されて、土の地肌剥き出しの更地のままである。

土地を売却して負債を清算したらしいが、マンションが過剰供給気味で
土地を取得した地主はマンション建設を中止しているそうである。
近頃近所には、そんな大小の更地があちこちに見られる。

話は飛ぶが、民主党が年内総選挙に臨んで政権構想を打ち出した。
特別会計の原則廃止、新セーフティネットなど全体に賛成ではある。
だが特会の廃止は可能か? 全官僚機構を相手に大太刀回り出来るか?
この構想の財源確保は、官僚制の抜本改革如何に関わっていると思う。

現在の政治日程では、いつもなら、我が家の塀に自民党のポスターを
貼らせて欲しいと、地元選出の議員関係者が訪ねて来るのだが、
全く音沙汰がない。やる気が無いのではなく、相当に自民党は内部で
危機感を募らせて揉めているのではないか、と思われる。

私の父は、地元区議の付き合いで長年自民党の党員になっているが、
保守系の強い地盤でも、自民党はもうダメだ、と溜息交じりである。
高齢者や年金生活者に不満層が増えているように見える。

経済界にばかり寄り添った自民党と行政の政策スタンスでは、
今後の日本の社会の舵取りは出来なくなっていくであろう。

私は、中庸に安定した脱・競争社会を作って欲しいと思う。
消費生活の豊かさを競う社会ではなく、モノ、カネなど少なくても、
普通に働いていて、生活に自然なゆとりの持てる社会がどうしたら
実現するか、政治家の方々には是非追究して頂きたい。







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