脳辺雑記帖 (Nohhen-zahts)

脳病と心筋梗塞を患っての独り暮し、Rondo-Nth の生活・世相雑記。気まぐれ更新ですが、気長にお付合い下さい。

躁の病。

2013年07月27日 21時22分40秒 | 精神障害
母親が精神科に入院して10日ばかり経つ。妹の運転する車で父と私と
三人で病室を見舞った。母は50代の終わり頃、同じ病院にうつ病で入院
したことがあるが、今回の入院時診断では、躁うつ病になっていた。

母は「躁」だったのか。そのことに私は、あまり気がつかなかった。
思えば、救急車を二度呼んだ時も、今回の即日入院も、「躁」状態の騒
ぎ様にも見える。病室での母は、饒舌で、ダラダラと病院の不満とグチ
ばかりを続けた。さらには、病院を換わりたいというのだが‥。

母の小学校時代の同窓だかに、東大出の医者がいて、そのヒトから貰っ
た名刺があるという。名刺を示して、そこに電話を掛けて入院の世話を
頼めという。名刺には、社会保険ナントカ病院の、副院長の肩書で住所
と電話があるが、電話番号は東京03の後は7ケタだった。

20年以上前の古い名刺である。だがどうしても電話しろと言われて、妹
が電話をすると、某病院に繋がるのだが、そんなヒトはいないし、知ら
ないと言われたらしい。母と同年輩なら80過ぎであり、既に現役引退
しているだろうし、いつまでも医者が同じ病院にいるものでもない。

それ以前に、日頃の付き合いも年賀状のやりとりさえない相手に、自分
の入院の世話をして下さいと、自分の子供を介して頼めなんて、図々し
くも非常識でもある。バカじゃないかと思ったが、本人は真剣なのだか
ら、コレが「躁」病というものなのかも知れない。

東大のセンセがダメと判ると、近所に住むAさんは、先日体調不良で
O病院に入院したが、AさんはZさんの紹介でO病院に入れたから、
Aさんに頼んでZさんに転院の件をはたらき掛けてくれる様お願いして
くれだの、どうして次々と、相手の迷惑も考えず一方的な発想をするも
のか、飽きれてくる。

頼み事をするにも、それが出来る間柄とそうではない間柄とがあるとい
うことが念頭に存在しないかのようである。「躁」のヒトは不躾になる
ものらしい。それで人間関係を壊してしまうとも聞いたことがある。

自分の母親が、躁うつ病とは思ってもいなかった。私も精神病持ちでは
あるので「うつ」は理解出来るが、「躁」のことはよく判らない。
母は、どのように治っていくものだろうか?


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