今日は天気も良く、気温も高くなった。
昼間、先月末に開通したての「日暮里・舎人ライナー」に乗った。
患者仲間と一緒に、終点の見沼代親水公園まで行ってみた。
この新線は、運転手(車掌)のいない無人運転の都市モノレールである。
山手線の日暮里駅と足立区の舎人を一直線に結ぶライナーである。
荒川区内の某駅から乗車したが、プラットフォームには駅員がいず、
改札に黄緑のジャンバーを着た案内係が二人いただけだった。
電車は音もなく動き出し、揺れることもなく滑らかに走る。
隅田川、荒川と二つの川を越えると、足立区である。
高い建物がないので、視界がパノラマに拓ける感じである。
足立に入ると、畑作やビニールハウスの農家が目につく。
東京23区内なのに、郊外の趣きがある。
このライナーは、元々、交通に便の悪い足立区の一部地域に、
都心とのアクセスをつけるために計画、着工されたものだが、
足立・荒川の両区長は、観光地としても、
沿線に集客が望めるようにしたいと意気込んでいるようである。
(私は、今の処は、観光地としての魅力はかなり低いと思っている。)
また、乗ってみて、不思議なのは「足立小台」という駅である。
隅田川と荒川の中間の、土手の上にある駅である。
付近には民家もなく、乗り降りに利用する人はほとんどない。
(但し、有名家電量販店がひとつだけ土手沿いに建ってはいる。)
この駅は、将来の土手沿いの開発を見越したものなのだろうか。
それと、電車も駅も無人化されてしまうと、防犯の面では、
やはり不安が残る。地元の御年寄りも多く乗っているので、
急な体調不良者が出た場合や、また迷惑客、泥酔客などへの対応は、
考えに入っていないのだろうか。
このような側面が手薄になるのは、やむをえないのだろうか。
新線の駅に限らず、人件費圧力を減らすという「合理化」の結果、
仕事の現場から人間が消えていくことが、我々の社会にとって、
本当に合理的なのだろうか、とそんなことを思っている。
昼間、先月末に開通したての「日暮里・舎人ライナー」に乗った。
患者仲間と一緒に、終点の見沼代親水公園まで行ってみた。
この新線は、運転手(車掌)のいない無人運転の都市モノレールである。
山手線の日暮里駅と足立区の舎人を一直線に結ぶライナーである。
荒川区内の某駅から乗車したが、プラットフォームには駅員がいず、
改札に黄緑のジャンバーを着た案内係が二人いただけだった。
電車は音もなく動き出し、揺れることもなく滑らかに走る。
隅田川、荒川と二つの川を越えると、足立区である。
高い建物がないので、視界がパノラマに拓ける感じである。
足立に入ると、畑作やビニールハウスの農家が目につく。
東京23区内なのに、郊外の趣きがある。
このライナーは、元々、交通に便の悪い足立区の一部地域に、
都心とのアクセスをつけるために計画、着工されたものだが、
足立・荒川の両区長は、観光地としても、
沿線に集客が望めるようにしたいと意気込んでいるようである。
(私は、今の処は、観光地としての魅力はかなり低いと思っている。)
また、乗ってみて、不思議なのは「足立小台」という駅である。
隅田川と荒川の中間の、土手の上にある駅である。
付近には民家もなく、乗り降りに利用する人はほとんどない。
(但し、有名家電量販店がひとつだけ土手沿いに建ってはいる。)
この駅は、将来の土手沿いの開発を見越したものなのだろうか。
それと、電車も駅も無人化されてしまうと、防犯の面では、
やはり不安が残る。地元の御年寄りも多く乗っているので、
急な体調不良者が出た場合や、また迷惑客、泥酔客などへの対応は、
考えに入っていないのだろうか。
このような側面が手薄になるのは、やむをえないのだろうか。
新線の駅に限らず、人件費圧力を減らすという「合理化」の結果、
仕事の現場から人間が消えていくことが、我々の社会にとって、
本当に合理的なのだろうか、とそんなことを思っている。