三國本「きょうの編みもの」から、表紙の「大きなボタンのカーディガン」を編んでおりました。
毛糸の棚卸し?をしていて、似たような青いヤツ色々持ってるし、処分かなぁ~思っていた古いおフランス糸。(と思ってるんだけど、ラベリーで見るとフランスでないようだ^^;)
色違いでPhildarのカシュクール編んで、残りでnuna用ジャケット編んで、そう手触りいいわけでもないのでもういいかな~と思って…まぁ、国産ではあまりない太さの糸なんですけどね。
それが、急に、↑三國本の表紙のやつによくね??色も似てるよ??と思って、編み図と糸量、ラベリ先輩ノート見直すと、編めそうな糸長。なので、早速取りかかりました。
左側写真が試し編み。
密かに、ガーターボーダー面倒くさいから、リブに変更しちゃえと思って試し編みした様子(^^;)
でも、編んでみて、このガーターがミソかも知れないのに、ここ変えちゃうのは無しでしょ?と思ってやめました(^^;)
レース模様でぎゅっと縮んでいる編地なので、スワッチは慎重にスチームをあてました。縮んでる方がもこもこして可愛い編地な気もしたけど、家で洗って着るので伸ばした状態で。手入れはクリーニングに出すと決まってるなら、手洗いよりはもこもこ感キープできるのかな?と思いつつ。7mm針(写真左)ではどうにも大きかったので、6.5mmに下げました(右)。
てことで袖から編み始め。
スチーム後ゲージは出ていると思ったけど、実際編み始めると段数が少し足りず14.5x18ぐらいでした。レース模様は横には伸びるけど縦にはそれ程伸びないので(リネンの場合は落ち感で縦に伸びるけど)縦ゲージを調整しつつ編む事にしました。
で、写真は、袖口の綴じ代がもこもこするとやだな、てことで、ガーターの編み終わりを綴じ針に休めて、あとでガーターはぎする作戦に。で、ガーターの目数も少し足したんだったかな…(?既忘)
このレース模様、裏からも掛目&2目一度の操作が有る(裏目の右上2目一度、面倒よ^^;)ので、 近畿短針で輪編みで行っちゃおうかな~とも思ったのですが、身頃よりも先に編んでるので、平じゃないとサイズ感わからないかもだし、てことで平で行きました。
で、模様、表裏操作があるので、ちと覚えづらいのです。
なので、模様を覚える意味でも、袖から編む方がおすすめです。
身頃から編むと、このパターン、前後身頃一体化されてるので、一段が長いので繰り返しピッチが長い。ピッチの短い方を繰り返し編んだ方が、頭に入ると思いますよ…
それで、糸は715m位、足りるね?と思っていたのですが、出来れば身頃もちと長さを足したい、と、いつものごとく綴じ代節約作戦で、ラグランのヨークはシームレスで一体化して編むことにしました。なので、袖下まで2枚編んで、次は身頃へ。
で、いきなりこの写真しかございませんが(^^;)ここまで来るのがものすごく大変でしたの(-_-;)
まずは、ガーターが縦に配置された前立てがどうも気に入らなくて。中央で縦線が強調されると感じがするというか。
なので、いつも使っている横配置のガーターで、身頃と一緒に編むことにしました。そうするには、裾ガーターとの取り合いのところで面倒な事が起こったのだけど、多分私しかやらないよね、前立てのガーターを編んで、そこから拾い目して裾ボーダーを編んで、その後また前立てのガーターを編み付けるなんて。ま、おかげでそこの部分シームレスで済ませましたよ。シーム有りなら、前立てを別に編んでおけば済む話なのだけど。
それで、前立てを後編みにしないということは、ボタン穴を開けつつ編み進めないといけないということなのですよ。途中での着丈調整はしない事にして、袖の結果から使用量を再見積し、段数&ボタン穴位置もがっつり決めて挑みました。
身頃を、袖とも脇下まで編み終えて、袖丈をもう4段足そうかな思いましたが、家着になってるTDGYに乗せて比べてみると、悪くなさそうなのでやめました。袖ガーター太目、太い編地なのでスケール感が狂うんですよね。
で、繋いでラグラン部分を7割位?編んでみて試着したら、編地みっちりごわっと鎧着てるような感じ(^^;)スチームで伸ばしたり洗ったりすれば大丈夫なのだろうけど…着丈もスチーム前なので短いし。。。。てことでほどきました。糸が少し余りそうだったので。もう少し着丈を足したくて。で、編み足したくても、前立て一緒に編んじゃってるからボタン穴位置が後から修正出来ないし(^^;)ダメ予想が見事に的中。
ボタン穴開けずに無理穴にすれば通常はいいのですが、今回「大きな」ボタンのカーディですからね?無理穴じゃあ入らないし。
てことで、すごい下の方からやり直しました。
で、ほどく時も、後の方より最初の方がほどきやすかったってのは、ヨーク部分、手がキツくなったて事だろうか??見た目だけでは全然わからなくて。むずすぎ(-_-;)
この辺で、ただ単に15号(6.7mm)で編めば段ゲージも出たのでは??と思いましたが、時既に遅す。まぁゲージが出てても本の通りで気に入るとは限らないので(^^;)そこら辺、本の通りに編むよりもシームレスで試着確認して納得しながら編めたのはよかったと思います…
ボタン穴の位置をずらしつつ着丈を足して(でも実はたったの4段^^;)編み直し、手がキツくなってた分も解消??鎧感はマシになったのですが、なんかちょっと失敗でした。段数ゲージを調整してヨークを編んでいたのですが、肩の辺りキツく。もっかい、今度は胸上ぐらいまでほどきました。
で、写真の、やっと、あとネックバンドを編めば終わりというところまできました。
編み直し2回目の、首まわりに入ってから、重要な事に気付きました。
この編み図、前身頃の目数が、後身頃より少ないんです。
ま、大きなボタンてことで、前立ての幅(段数)が多いんですよね。なので、その分前身頃の目数をマイナスしてあるのでしょうが。
だけど、カーディガンの製図の基本は、前身頃の目数は後身頃の半分で、前立て分の幅寸法はゆとりとして足す事になってたはずです。そもそも、人間の、特に女性の身体は、前側の方が大きいわけですから。
で、鎧感含め、着心地の悪さはそこにもあるなぁ~と。
先に編んだ方も、小さいと書かれている方多かったと思うのですが、それ理由の一つだなって。で、編み図通りだと、前立てを最後に編むことになってるから、前立て分の糸が足りなくなってそこ段数カットすると、もともと前身頃が小さいから、更にキツいて事になるんです。
いや、それには1回目の試着で気付いてたのですが、それ修正するには、袖以外全ほどきにしないと直せないから、さすがにそこまでの気力は無くムリって思ってて。
だけど、自分の場合は、袖と身頃を繋ぐ時に、袖を後身頃側にずらして繋げば、後身頃の目数は袖下部分で少なくなるけど、前身頃の方が後ろより小さいて問題は解消出来たのにな~って。それを首にきてから気付く(^^;)もうガーンでした…
今度編む事があったら、前身頃の目数は後身頃の半分に増やす事を誓いますよ(すぐ忘れるので)
あとね、前身頃と後身頃を一体化して編めるのは綴じ代節約でいいのだけど、ラグラン部分の減らし目の、模様の減って行く感じがね、前身頃だけ違う事になるんです。後身頃と袖は合わせてあるのに。
ま、この部分、本に詳細編み図があるので、それでいいじゃん?てのもありますが、どうせなら同じにした方が綺麗だし面倒くさくないし。
てことで、今度編むなら、サイドシームを入れて、後身頃と前身頃の模様がサイドシームを境に対称になるように模様を配置しなおして編む事にしようと思います。ラグラン線で模様も全部対称に出来るからスッキリ。
というのは、模様がレースというよりケーブルっぽく見えるので、男の子にも似合うんだねぇ?と思って(先輩の作品参照)
ウチのやつ(ら)にもお揃いで編もうかなぁと。
今シーズンは他に着せるのあるから、来年用かな?と思ってます…
前に続き↓(編んだのはこっちが先だけど)今回もややぐれた記事になりましたが、完成記事に続く(^^;)
![]() | きょうの編みもの 価格:¥ 1,470(税込) 発売日:2011-09-16 |
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色違いでPhildarのカシュクール編んで、残りでnuna用ジャケット編んで、そう手触りいいわけでもないのでもういいかな~と思って…まぁ、国産ではあまりない太さの糸なんですけどね。
それが、急に、↑三國本の表紙のやつによくね??色も似てるよ??と思って、編み図と糸量、ラベリ先輩ノート見直すと、編めそうな糸長。なので、早速取りかかりました。
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密かに、ガーターボーダー面倒くさいから、リブに変更しちゃえと思って試し編みした様子(^^;)
でも、編んでみて、このガーターがミソかも知れないのに、ここ変えちゃうのは無しでしょ?と思ってやめました(^^;)
レース模様でぎゅっと縮んでいる編地なので、スワッチは慎重にスチームをあてました。縮んでる方がもこもこして可愛い編地な気もしたけど、家で洗って着るので伸ばした状態で。手入れはクリーニングに出すと決まってるなら、手洗いよりはもこもこ感キープできるのかな?と思いつつ。7mm針(写真左)ではどうにも大きかったので、6.5mmに下げました(右)。
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スチーム後ゲージは出ていると思ったけど、実際編み始めると段数が少し足りず14.5x18ぐらいでした。レース模様は横には伸びるけど縦にはそれ程伸びないので(リネンの場合は落ち感で縦に伸びるけど)縦ゲージを調整しつつ編む事にしました。
で、写真は、袖口の綴じ代がもこもこするとやだな、てことで、ガーターの編み終わりを綴じ針に休めて、あとでガーターはぎする作戦に。で、ガーターの目数も少し足したんだったかな…(?既忘)
このレース模様、裏からも掛目&2目一度の操作が有る(裏目の右上2目一度、面倒よ^^;)ので、 近畿短針で輪編みで行っちゃおうかな~とも思ったのですが、身頃よりも先に編んでるので、平じゃないとサイズ感わからないかもだし、てことで平で行きました。
で、模様、表裏操作があるので、ちと覚えづらいのです。
なので、模様を覚える意味でも、袖から編む方がおすすめです。
身頃から編むと、このパターン、前後身頃一体化されてるので、一段が長いので繰り返しピッチが長い。ピッチの短い方を繰り返し編んだ方が、頭に入ると思いますよ…
それで、糸は715m位、足りるね?と思っていたのですが、出来れば身頃もちと長さを足したい、と、いつものごとく綴じ代節約作戦で、ラグランのヨークはシームレスで一体化して編むことにしました。なので、袖下まで2枚編んで、次は身頃へ。
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まずは、ガーターが縦に配置された前立てがどうも気に入らなくて。中央で縦線が強調されると感じがするというか。
なので、いつも使っている横配置のガーターで、身頃と一緒に編むことにしました。そうするには、裾ガーターとの取り合いのところで面倒な事が起こったのだけど、多分私しかやらないよね、前立てのガーターを編んで、そこから拾い目して裾ボーダーを編んで、その後また前立てのガーターを編み付けるなんて。ま、おかげでそこの部分シームレスで済ませましたよ。シーム有りなら、前立てを別に編んでおけば済む話なのだけど。
それで、前立てを後編みにしないということは、ボタン穴を開けつつ編み進めないといけないということなのですよ。途中での着丈調整はしない事にして、袖の結果から使用量を再見積し、段数&ボタン穴位置もがっつり決めて挑みました。
身頃を、袖とも脇下まで編み終えて、袖丈をもう4段足そうかな思いましたが、家着になってるTDGYに乗せて比べてみると、悪くなさそうなのでやめました。袖ガーター太目、太い編地なのでスケール感が狂うんですよね。
で、繋いでラグラン部分を7割位?編んでみて試着したら、編地みっちりごわっと鎧着てるような感じ(^^;)スチームで伸ばしたり洗ったりすれば大丈夫なのだろうけど…着丈もスチーム前なので短いし。。。。てことでほどきました。糸が少し余りそうだったので。もう少し着丈を足したくて。で、編み足したくても、前立て一緒に編んじゃってるからボタン穴位置が後から修正出来ないし(^^;)ダメ予想が見事に的中。
ボタン穴開けずに無理穴にすれば通常はいいのですが、今回「大きな」ボタンのカーディですからね?無理穴じゃあ入らないし。
てことで、すごい下の方からやり直しました。
で、ほどく時も、後の方より最初の方がほどきやすかったってのは、ヨーク部分、手がキツくなったて事だろうか??見た目だけでは全然わからなくて。むずすぎ(-_-;)
この辺で、ただ単に15号(6.7mm)で編めば段ゲージも出たのでは??と思いましたが、時既に遅す。まぁゲージが出てても本の通りで気に入るとは限らないので(^^;)そこら辺、本の通りに編むよりもシームレスで試着確認して納得しながら編めたのはよかったと思います…
ボタン穴の位置をずらしつつ着丈を足して(でも実はたったの4段^^;)編み直し、手がキツくなってた分も解消??鎧感はマシになったのですが、なんかちょっと失敗でした。段数ゲージを調整してヨークを編んでいたのですが、肩の辺りキツく。もっかい、今度は胸上ぐらいまでほどきました。
で、写真の、やっと、あとネックバンドを編めば終わりというところまできました。
編み直し2回目の、首まわりに入ってから、重要な事に気付きました。
この編み図、前身頃の目数が、後身頃より少ないんです。
ま、大きなボタンてことで、前立ての幅(段数)が多いんですよね。なので、その分前身頃の目数をマイナスしてあるのでしょうが。
だけど、カーディガンの製図の基本は、前身頃の目数は後身頃の半分で、前立て分の幅寸法はゆとりとして足す事になってたはずです。そもそも、人間の、特に女性の身体は、前側の方が大きいわけですから。
で、鎧感含め、着心地の悪さはそこにもあるなぁ~と。
先に編んだ方も、小さいと書かれている方多かったと思うのですが、それ理由の一つだなって。で、編み図通りだと、前立てを最後に編むことになってるから、前立て分の糸が足りなくなってそこ段数カットすると、もともと前身頃が小さいから、更にキツいて事になるんです。
いや、それには1回目の試着で気付いてたのですが、それ修正するには、袖以外全ほどきにしないと直せないから、さすがにそこまでの気力は無くムリって思ってて。
だけど、自分の場合は、袖と身頃を繋ぐ時に、袖を後身頃側にずらして繋げば、後身頃の目数は袖下部分で少なくなるけど、前身頃の方が後ろより小さいて問題は解消出来たのにな~って。それを首にきてから気付く(^^;)もうガーンでした…
今度編む事があったら、前身頃の目数は後身頃の半分に増やす事を誓いますよ(すぐ忘れるので)
あとね、前身頃と後身頃を一体化して編めるのは綴じ代節約でいいのだけど、ラグラン部分の減らし目の、模様の減って行く感じがね、前身頃だけ違う事になるんです。後身頃と袖は合わせてあるのに。
ま、この部分、本に詳細編み図があるので、それでいいじゃん?てのもありますが、どうせなら同じにした方が綺麗だし面倒くさくないし。
てことで、今度編むなら、サイドシームを入れて、後身頃と前身頃の模様がサイドシームを境に対称になるように模様を配置しなおして編む事にしようと思います。ラグラン線で模様も全部対称に出来るからスッキリ。
というのは、模様がレースというよりケーブルっぽく見えるので、男の子にも似合うんだねぇ?と思って(先輩の作品参照)
ウチのやつ(ら)にもお揃いで編もうかなぁと。
今シーズンは他に着せるのあるから、来年用かな?と思ってます…
前に続き↓(編んだのはこっちが先だけど)今回もややぐれた記事になりましたが、完成記事に続く(^^;)