
pattern ; angelica from mother & baby RYC book 19
size ; smallest
yarn ;
Alpapima by Puppy Co.
105m/40g / 60% baby alpaca 40% cotton
/ col.507 lot 201 / 9balls about 350gram
needle ; 3.9mm (japanese no.6)
tension ; 27 sts x 30 rows in slightly stretched rib
date ; from ?th March to 28th June, 2008
前立ての編み&取り付けでかなり失速していましたが、やっと完成しました。
というのは、前回のvogueのドレスのベルトを引き抜き編みで付けたついでに、ああ、じゃあこっちの前立てもやらないとね、と前立てだけは終わらせたのですささっと。

それがこの状態。この辺でアップしようかなと思いつつ、なんだかんだ寝かしつけられたりして飛ばしてしまいました。
(って、また怪しく長いエントリーになるよ、という予告)

拡大で何が言いたいかっていうと…
最初、パターンを見ずに前立てを縫い付けたら、おもいっきり縫い付け始め&終わりの位置を間違えてて。暫くブランクがあったのに油断してて。付け終わって、「これなんか格好悪いけど?」とパターンの写真をよく見たら、ボーダーの最初の「ギザ」の先端からになってました。。。
ええ、この写真は修正後です。悔しかったよ全やりなおし。引き抜き編みでも。

表から見て、前身頃の上に前立てを乗せて、半目内側同士のところを裏からかぎ針で引き抜きしています。
かなり前立てを横に引っ張って写したのですが、引き抜きの裏の山、わかりますか~

こっちはそれを裏からみたところ。
引き抜きの鎖が並んでいるわけで。

でもって、順番が逆になりますが、こちらは裾のボーダーの話。
パターン通りだと、裾のボーダーと身頃は別に編んで、前立てを付ける前に綴じることになっています。が、
HARMONYを去年編んでいた私は、同じようにレースボーダーを先に編んで、そこから拾い目して身頃を編みました。
ここで、レースボーダーの縫い付け側(私にとっては拾い目側)は、すべり目になっています。最初は「ああ、伸び止めね」ぐらいにしか思っていなかったのですが、ボーダーの表から拾い目、つまりこのすべり目を隠すように拾い目すると、身頃の3目リブのスタートのモコモコがすごく目立ちました。(次の画像、裏からみた状態と同じになる)結局、ボーダーの裏をみて拾い目することに決めるまでに、何回かやりなおしたな…(っていうのももっと前に書きたかったのにな)

ボーダーと身頃の境目を裏から見たところ…
なんかあんまり綺麗じゃないのですよ。すべり目の列が入る事により3目ゴムのスタートをすっきり見せている、というのにものすごく感動しました。だって、日本の本だと、こういう端部が表に出るディテールってありえないじゃないですか。編地の端はソーイングでいうところの「縫い代」的に隠れるのが常なわけですから。
ということで、パターン通りだと、これも、身頃の3目リブの上にレースボーダーを乗せて縫い付ける、というのが正解だと思います。
で、また前立てを縫い付けてほっとして放置したわけですよ。でも、ドレス完成の目処が立ったある日思い立って
、

アホ画像すみません…
何してるって、i-cordを2本同時編みしてるんですけどね…(-_-;)
他の方には全然お薦めしませんが、私にとってはすごく早く編み上がりました。ただし、針を滑らせる時に糸を放すと遅くなります、つーか無意味。糸を2本とも指に掛けた状態のまま滑らせると、あっという間にi-cordが編める、という感じでした…

そう、糸がギリギリぽかったのも失速の原因…だって順番を変えてどうしても必要なところからやらないといけないじゃないですか。今回は調節するところは袖の長さしかなくて。パターン通りで袖下46cmというのはそもそもありえないのですが、何度か袖山をやりなおして袖下40cm位におさまりました(糸が足りる範囲)
この袖山の角のところが平置きだと気になるのですが、着てみるとそうでもありません。

最後にi-cordを付けて完成。
前立ての縄の交差している部分の裏に、前立ての幅を重ねて、広い範囲に縫い付けました。紐のついてるところは力が集中して型くずれしやすいので、なるべく分散するようにするわけです。
で、
さすがに、札幌でもこの糸を着る時期ではないのですが、あんまり着用写真を引っ張るのも好ましくないので、家の中ではおってみました。

リブで縮んでいたので「小さすぎ??」とも思っていましたが、まぁジャストサイズでした。
そうだー、指定の糸はcashsoft DKで、これはアルパピマと比べると随分太い糸です。というか日本のdkゲージの糸って細い…
なので、パターンよりは少し小さめに仕上がっています。ま、それも狙っていたのですが。この本、妊婦さん向けなのでサイズが全体に大きめなのですよ。大きい私がいうのもなんですが…

ギザの感じは後からの方がわかりやすいでしょうか??
は~これまた全く模様を覚えられなかったギザ…
裏に掛目があるし、掛目と普通の目の2目1度が何回も出て来て、それも右上と左上の法則性があまりないので余計に覚えづらかったってのもある…最初からチャートに書いたらよかったかな…
しかしこのレース模様は特に気に入っています。

リブの袖ってやばいかな~と編み途中で思いましたが、編地もしなやかで柔らかいし、自分的には許容範囲…
最初に着てみたら、「うーん素肌に着るにはちくちくする?」と思いましたが、写真を撮っている間に慣れたのかなんだか着心地がよくて、あったかさ(暑さ)を忘れて暫く着てました。
そう、「私ってアルパカ駄目な人??」って思う場面って、これまでに何度もあったのですが、既にたくさん糸を持っているので、気づかないようにしていたりも。
いや、多分、ちょっとちくちくが苦手なだけだと思います。
と、更新をサボっている間に、kimものも完成間近になってます…