witch's knitting room

編み物とか、編み物とか、編み物(^m^)

ヨーロッパの手あみ2023春夏 より Tのプルオーバー 完成!!!!!

2023-09-26 22:39:39 | FO Pullovers_SS セータ類夏物

Pattern ; T Pullover from European Handknitting 2023 S/S by Puppy

yarn ; Diakeito Masterseed Cotton Linen / 56% Cotton, 44% Linen / 96m/30g / 804 pale lilac / 300g about 960m
hook ; JP6/0(3.5mm) Clover Pen-E
tension ; little larger
date ; from August 8th to September 20th, 2023

ヨーロッパの手あみ2023春夏より、Tのかぎ針編みプルオーバーを編みました。



↓この作品です。


かぎ針で、指定6/0でそれほど厳しいゲージでもなく、気になる編み地ということで狙っておりました。

指定糸は、パピーのフォッシュです。


指定糸持ってるな、と思ったのですが、7玉しかなかったです。必要数は8玉で。
割とロングセラーで、セールになりにくい糸ですよね。ヨーロッパの手あみでいうと、2012春夏からになるでしょうかね(細かく確認していないですよ、、)


前の前の記事でマスターシードコットンリネンを編んで、引き続き財庫消費しようぜと思い、
 

このお色が本のピンクとイメージ合うかなぁということで決定しました。
 

試し編みをして、指定の6/0でちょびっと大きめに仕上がるかな?の感じで編み始めました。
ざくざくと進みがよく、調子良く編んでいたのですが、購入したはずの11玉のうち、1玉がどうも見当たらず、、
少し大きめに仕上げたかったのですが、もしや足りないかなぁと思うとそれ以上編めなくて、休止しておりました。
(で、同じ本からXのプルを編んだ)
 
Xの方を割とあっさりと編み終えて、さてどうしようと眺め、でもなんとか足りるのでは?最悪後から編むリブっぽいところを別糸でも、と思い、進めることにしました。


失敗するかも?で途中の写真がありません(^^;)
もとはT字型のまっすぐデザインですが、その方眼カーデと同様に脇下に三角を足して、肩下がりも追加しました。
襟ぐりは、本の写真がVに見えなくって、そこが気に入っていたのに(Vネックがちょっと苦手)てことでUネックに変更しました。
 
このT型のやつは、袖を一緒に編むということで、そこからの目数がメチャ多くなって進みが悪くなってちと焦るというか足りないかもと気を使うところです。
シーズン初めに編んだ去年のヨー手掲載のやつも、目数段数増やしたこともあり一段が長かったです。
アレよりざっくりなので、足りなくて失敗になってもそこまでは痛くないかなとも思って再開しました。
 

リブっぽく見えるところは、引き上げ編みで編んでいます。
これが気になって、編んでみたくなったのです。
 

ネックまわりも、段数少ないので目立たないですが、引き上げ編みです。
 

袖の感じ。リブっぽいところがパターン通りだと小さそうなので、本体からの拾い目を増やしています。
ちとパフ感は無くなりました、、、

糸がもう1玉あれば、袖を伸ばしたり袖ぐり(袖幅)を大きくしたりしたかったのですが、ややコンパクトながらなんとか着られそうだなと確認しながら、10玉で仕上げました。
糸使い切りで、リブっぽいところは2段とか4段とか足しています。

袖部分に入ってからの編む量は多いんですが、袖付けをしなくていいので、かぎ針あまり編まないよいう方でも袖のあるものが楽に編めるいう点ではおすすめポイントなのかと思いました。
私は袖付けが嫌いでないので気づかないところなのですが(^^;)
嫌いでないとはいえ、時に面倒だなと思うことはありますからね。
だいたいは早く完成させたいぞ!とうきうきと組み立てるタイプなのですが、ゆっくり時間のある時じゃないとできないですしね。
 

水通しして仕上げてちょっと馴染んだ感じに、サイズもそこそこになったかと思います。袖はパフ感無く普通のドルマン袖?ですが。
コットンリネンの半袖で、ジャスト今着るのにちょうどよく仕上がりました。
襟は最近の私にしてはちょいと大きめですが、すっきりしていてよいかと思います。
 
 
濃いめの色と合わせると薄紫が目立たないか?いうところですが、なかなかに気に入って、今日は薄め色のデニムとコーデして出かけました。
スカートとも合わせてみたいと思っています。



 
そして編みかけが(ほぼ)なくなったので、モバイルで編んでいたショールの仕上げに入りました。
それを、次ですね!
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ヨーロッパの手あみ2023春夏 より Xのプルオーバー 完成!!!!!

2023-09-22 09:24:28 | FO Pullovers_SS セータ類夏物

Pattern ; X Astro Pullover from European Handknitting 2023 S/S

yarn ; Puppy Lino Fresco / 100% Linen / 100m/25g / 315 Lavender / 7.3 balls 182g
needle ; Lykke Changeable Circular 3.5mm & 3.25mm for garter
tension ; as in pattern
date; from August 31st to September 11th, 2023

ヨーロッパの手あみ2023春夏より、Xのプルオーバーを編みました。



↑この作品です。

指定糸は、パピーのアストロです


キラッと高級感があって素敵な糸で、去年編んだ毛糸だまのスーツの指定糸にもなっているので気になってはおり、時々掘り出し物があった時には部分使いにでも、と未練がましく?押さえています。

ちょっと素肌に着るには私には硬めかも?いうのと、ザブッと洗うのがはばかられる、いうところでしょうかね。
今回は、ザブッと洗えるトップスが欲しかったので、リネン糸で編むことにしました。

 

全柄廃番ですね。


一昨年、ブリューゲルレースのプルオーバーを水色で編みましたが、好きな糸なので複数着分押さえてあります。
25g玉で嵩張るので、使っていかないと、いい糸から編んでちょっとでも長く着ないと、を心がけ(るようにし)ています


編み始めたところ。多数目編み出しのあるレース模様です。クシャクシャしてなんだかわかりません(^^;)
指定のアストロだったらもうちょっとしっかりした糸なので、こうではない、もうちょっとわかりやすく萌えい感じかと思います。
 

作り目のあと、すぐにレース模様になるということで、作り目のきつさとか綺麗さとかが不安に思えたので、別糸の作り目でスタートしました。
伏せ目と綴じ分、糸は多めに残しています。
 

すっきり書かれたパターンなのですが、編むと端がうねうねします。模様が左右対称に配置されていません。
こういうのや左右対称でないことは割と気になってしまう方なのですが、初めて編む模様で変更するにはちと面倒なことが起こりそうだと思ったので、編み図通りに編むことにしました。
(編み終わって、作り目の別糸を解いて伏せた後の写真です)
 

クシャクシャで小さいなぁー思いながらも、後身頃を編み終えて前身頃に進んだ様子
そうそう、身幅は2模様ずつ足しました。ゆったり涼しく着たいなと思ったので。
パターン通りだと、胸囲98cmで、普通の方なら余裕かと思います。
 

綴じる前にスチームアイロンをあてた写真です。
肩はいつも編み終わったらそのままかぶせはぎするので、かぶせはぎ済み。模様が綺麗に出たところで頭からかぶってみて、モチベアップ。
 

脇をはいだところです。
模様を合わせてはぐと、うねうねの凹凸が合いますが、編み図の模様を見ながら合印を入れてずれないように気を使わないと、いうことで、ちと面倒でした。
やはり左右対称になっていた方がいいなと思いました。
 

これが裏側
ラベリで見ると輪にして編まれている方がいらっしゃいますが、それが正解だと思います。
私もどうしようかと一瞬は思ったのですが、リネン糸で編むので、輪で編んだ時の斜行がちょっと心配で、失敗したくなかったので往復でパターン通りに編みました。
レース模様だし、水通ししたら大丈夫だろうなとも思ったんですが、用心しました。
 

最後に襟ぐりと袖ぐりを編みますが、リネンの二目ゴム編みの編み目は絶対に揃わないと思ったので、ガーター編みに変更しました。
うねうねレース模様が最後メリヤスの隣になってね、はこんな感じです。歪みつつメリヤスと馴染んだ感じ。
綴じ前にスチームアイロンはあてましたが、ざぶっと水通しをしてレース模様を整えて仕上げました。 


遠目だと編み出しの模様の良さがあまり出ない気がするんですが、レース模様の良さは出ているかなと思います。
身幅広めにしたので余裕を持って涼しく着られる仕上がりになりました。


寄った写真
 

スカートと撮りましたが、普通にデニムとかで着ると思います。
こういうフレンチスリーブが一番着やすいよね、いう結論にはなっているので、夏物はこういうものを多く編もうと思います。

引き続き同じ本から仕上がったものがあるので、また。







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毛糸だま161 より 方眼編みのカーディガン完成!!!!!

2023-09-16 12:38:46 | FO Pullovers_SS セータ類夏物

Pattern ; arranged from p.60 Lacy Cardigan from Keito Dama 161 (2014 spring) by Saichika

yarn ; Diakeito Masterseed Cotton Linen / 56% Cotton, 44% Linen / 96m/30g / 802 sand beige / 250g about 800m
hook ; JP5/0(3.0mm) Clover Pen-E
tension ; larger
date ; from 8th to 25th, August 2023

毛糸だま2014年春号161 より サイチカ先生デザインの方眼編みカーディガンが完成しました。



編み図に誤植があった件は、そのマスに後付けで長編みを付けました。
目立たないようにしたつもりですが、こういう細かい工夫は、「手あみのすべて」なんかに載っていそう(いる?)かも?と思います。


図書館で借りて眺めて、参考になることもあり、普通にやってるよねなこともありだった気がするのですが、今度そうなったら絶対にそうしよう!と控えておきたいテクニックは無く、流し読みして終わりました。私にとっては手元に置いておきたいというものではなかったです。しかしまた時間を空けて眺めてみたら違った観点から思うこともあるかもしれないですよね。
本や人から教えてもらうこともよいですが、自分で工夫できるところが手芸のいいところなんじゃないかなと。(脳トレなるし)
今だと、海外のテクニックなんかもパターンや動画から知ることができるし、同じケースでもこの方はこうするけど別の方だったら違うアプローチとか。そういうところが面白いジャンルですよね。

長編みを埋める話に戻ると、ブリューゲルレースの、目立たない繋ぎ方とかにもあるような感じ。

毛糸だまとかベストアイズ、ブリューゲル専用の本でないパターンでは巻きはぎになっているところが詳しく解説されています。
 
巻きはぎといえば、、今回肩下がりを追加して、編み図では鎖はぎの指定だったのですが、巻きはぎにしてみました。
針目が細かくなるのでいいかな?とやってみましたが、うんまぁ、好みの問題かもしれないですよね。
パターン通りだとまっすぐな肩なので、綴じも鎖の方が伸縮性柔軟性というか、それぞれの方の体型に馴染みそうでいいのかもしれません。

 
ボタンは編み玉を作る指定で、それも可愛いですが、私は糸を太くしたのでちと繊細さがなくなるいうことで手持ちの鈴丸系のボタンにしました。
編み玉可愛いけれど、開閉するとボロなったりそこだけ汚れやすくなるだろう、お直し必要になると予想したんです。そう、淡色なので目立ちそうだし。
てことでボタン穴を指定は3目でウッ大きいなと思い2目に変更し、そう言えばゲージもローゲージにしたからピッチが変わるよねと調整しました。割と行き当たりばったりに。
持ってるボタンで済ますからできることかもしれません。場合によってはきちんと計算せねばでしょうから(^^;)


前あきとは言え開けて着るかなぁいうところだったのですが、私にはこんな感じで上を留めるが着やすい感じでした。
全閉だと身頃がまっすぐなので、うーんスカートならアリかな?でもスカートでも半分開ける気もする。


大きめに仕上げたので、余裕を持って着られますよ。
スクエアネックがちょっとだけ合わせるものを選びますが、詰まった首のものならおかしくないし、七分袖なんかと重ね着しても長めに着られるのかなと思います。
ワンピースと合わせるとまたよさそうなのですが、ワンピあんまり持っていないんですよね、、
 

後ろは丸柄のやや不思議なやつです。
 
去年のヨーロッパの手あみのプルと違って全部方眼、いうことで、仕上げなんかは少し気を使いました。
試し編みはしたんですが、もうちょっと方眼の鎖をキツく編んだ方が全体的によかったようです。
模様のあるところは目立たないのですが、前立ての際あたりがだるっとします。アイロンがけで整えましたが、整えきれないというか(^^;)
また方眼ものを編みたいので、しっかり備忘しておきたいと思います。
そう、ヨーロッパのやつは、方眼を埋める部分もただの長編みではないので、そもそも歪みは出るというか、そういうものと理解できるというか。
こちらは普通のまっすぐなものなので、編み目の粗は目立つしかないですよね。
 
もう一個夏物仕上がっているので、また!

指定糸貼っておこう(^^;)

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毛糸だま161 より 方眼編みのカーディガン 進捗

2023-09-11 23:28:37 | wips
毛糸だま161、2014年春号より、方眼編みの半袖カーディガンを編みました。
 

ラトビアの至宝ミトン の号です

春号に掲載されている半袖、いうことで、特に目をつけていたわけではなかったのですが、指定糸イロチをいくつか購入していて、パターン検索していたら引っかかったんです。
てことで、指定糸は、ダイヤモンド毛糸 マスターシードコットン デュエット です。



指定糸持っていたんですが、廃番色で黒や紺を押さえていて、この可愛い模様を濃色で編みたいのかが??
指定の色は数年前に廃番になったのですが、その色買っておけばよかったと真剣に思ったりして。


去年、ヨーロッパの手あみネタの方眼編みプルを編んで、楽しかったので、また絶対方眼編みの着るものを編みたいと狙っていました。
もうちょっと細かい方眼編みのものを考えていたのですが、こちらのパターンを見つけてしまったらもうメチャ可愛い模様を編みたくて仕方がなかったです(^.^)


今年のスカートも部分的には方眼編みかなぁと思うんですが。
トレーニングはしてあった、いうことかな。
 

盛夏物として編みたかったので、リネンまたはリネン混、と検討して、同じマスターシードコットンシリーズの、マスターシードコットンリネンを使うことにしました。

全柄廃番ですね。
 

指定より少し糸が太めなので、どうかなーと思いつつ試し編みしてみました。
ちょっと厚手かなぁと迷っていたのですが
針は指定が3/0のところ、5/0で編みました。ではなく、ニットプロかぎ針2.75mmで編んだようです。本番は5/0にアップ
 

水通ししてみたら落ち着いて、好みの感じになったので、こちらで行くことに決めました。
糸切りたくない病により、糸玉から繋がったまま、試し編みのみ水通ししたんですよ(^^;)これからもやりそうです。
編んだ部分のみ蛇口からの水道水で濡らして、絞って、タオルで吸水して、整えて乾燥、の感じです。
 

ということで、後身頃から編み始めました。
指定の寸法ではピチピチになりそうで、↑ゲージも指定より大きかったこともあり、ゲージなりに編んでサイズアップすることにしました。
ちょうどか、ゆったり目か、ぐらいの。


最近読んだ(付け襟フィーバーにより)レース編みの基礎本で、方眼編みの時は、斜行を避けるために針を入れる位置を変える、という記載があったので、それで編んでみました。
(メリヤス細編みみたいに、編み目の中に針を入れることになっていました)


左が針を入れる位置を変えて編んだ後身頃で、右が試し編み、普通の長編みの編み方です。
針を入れる位置を変えると、その部分が太くなってくさび形に見えて目立つかなと思いました。
よく考えると、斜行の話は一方向にぐるぐると編む場合に起こる現象かなということで、往復編みの時には必要ないなと思いました。
本の中で、往復編みで解説している部分があったので、往復の場合もそうするんだと勘違いしてしまいました。
ドイリーやらテーブルランナーなんかのジャンルの方眼編みだと、輪に編むパターンが多いので、そういう記載が必要なんだなと納得。
 


↑今年出たこちらの本にも方眼編みの斜行のことが書いてあったので、そのことが頭に残っていて、やらねばならないと思ったようです。
 

後身頃は、最後までその編み方で編みました。
元ネタからは、脇下が直角だったのを斜めにしました。腕周りがゆったりするかなと。
肩下がりも追加しました。
そう、ゲージで大きくしたため、編み図のまま編むと着丈が結構長くなるので、下の方の模様を省略した、というかちょっと配置を変えています。
 

前身頃を編んでいるところですが、不思議な模様ですよね。
特にこの左側の状態、何かの顔に見えてしかたがなくて。
一度顔に見えてしまうと、丸柄になっても顔に見えるんですよ。
大量に顔柄が並ぶ後身頃、みたいな。
 

ですが、前身頃は丸柄だけでなく、可愛いお花が出現します。
これがめっちゃ編みたくて。
サイチカ先生のデザインですよ!!
(一個前の写真で、茎が途切れていますが、ちゃんと後で気づいて直しましたよ^^;)
 

こちらが左前身頃ですね。右前とは模様が変わってまたいいんです!!
けれど、残念なことに、編み図に誤植がありました。
かぎ針が刺さっているところ、ここのマスが埋まっていなかったんです。
お花部分は上下左右対称のはずで、上の方のマスは埋まっていたんで、そこを編む時に気付きました。
ラベリのバナークリックで公式写真が見られると思いますが、これ拡大すると、そのマスは埋まっています。
気付いたからほどいて直せば、いうのもあったんですが、結構な段数でモチベ下げ下げになりそうだったので、ひとまず編み上げることにしたんです。
 
完成していますが、写真も多くなったことだし、また次回に。



そう言えば、スカートの方は「輪で編む方眼編み」ですね。
確かに、サイドのラインがちょっと斜めにずれていってますね、、、
編みぐるみなんかで立ち上がりの位置が斜めにずれていって目立つ、という話と同じですね。
着ていて気になるほどではないのですが。
今度長編みのスカートを編む時はそうしてみようか??
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Brooklyn Tweed Lucca ショール完成 と 簡易ブロッキング

2023-09-10 18:11:52 | FO shawls etc. 巻物類
まずは編み終わりましたよの写真です。

 

クンストレースのテーブルクロス的な感じですかね。
 
ショールと言えばブロッキング、ですが、私はピン打ちのブロッキングをしない派なので、今回も糸を使って簡易的にブロッキングすることにしました。
今までの実績を振り返ると
Flower Basket Shawl ブログ記事
twfbs_w4
これが初めて編んだ外周ギザのある三角ショールです。
この時は、濡らした後に輪針を使いましたが、濡れたものの角を捕まえるのがあまり楽ではなかったです。
糸が太めなので、まだよかったですけど。

Annis ブログ記事
annis_w6
フリーパターンのショール
細いシルク糸10m/gで編みまして、この時は角に糸を通してから水通ししました。
細糸でしたが形になりましたよ。

Little Shells ブログ記事 
lshell_w3
これが3つ目ですね。
夏糸で編んでいるので、まめに洗う場合などはこうして簡易的にブロッキングできると楽だよねと思ったんです。
 
Swallowtail Crescent ブログ記事
swacre_w0
4つ目です。
 
そんなわけでショールは色々編んでいるようですが、ブロッキングの必要なギザのあるショールはあまり編んでいません。
レース模様だとしても、水通しで広げて干したら終了、が基本です。
 

今回は外周に、段数方向に編んでいくギザギザなので、上記4点とはちょっと趣が異なりますが、まぁ角は出すよね、いうことで、水通し前に糸で角を拾っていきました。
最近は、抜きやすいリネンの糸を使っています(つけえりの試し編みほどいたよ)
とじ針にリネン糸を通して、今回は角をすくうように表から針を入れて一旦裏に出したあと、表に出しました。なみ縫い一目の感じです。
こうすると、↑Swallowtailのブログ記事で騒いでいる、角が一方向を向いてしまう、いうことはないかなと。

その後、私の使った糸は工業糸、ウールリネンアルパカ、ゴミ落ちる系だったので、エマールを指定量溶かしたぬるま湯で少し長めにつけおきしました。
糸によっては縮みやすいなどあるので、さっと済ませたほうが良いと思います。
今回はリネンも入っているし、もみ洗いなどしなければ劇的に縮むことはないかなと。
(あと、温度差もダメですね)
その後、洗濯ネットに入れて2-30秒脱水しました(これも、糸によってはダメ。タオルに余分な水を吸わせないと)
 

我が家にはタオル干し(というか布おむつ干すヤツだったのですがずっと使っている、20年^^;)があるので、そこに糸をたるまないように引っ掛けて干しました。
普通の洗濯バサミの物干しで以前はやっていましたが、その場合はたくさん留めて、均等になるようにした方がいいです。
 

上から見るとこんな感じです。


で、ギザの部分が乾いたら、スチームアイロンで形を整えれば完了です。

と、あっさり言ってしまいましたが、今回は「円形」ということで、スチームアイロンで整えるのがまぁまぁ大変でした(^^;)
写真↑↑の状態で干すと、ギザギザは伸ばされますが、それに伴い外周部分も縦にうんと伸ばされてしまいます。
そして中心部分はレース模様じゃないということもありずっしり重めで乾ききってない感じで。帽子か?のような凸になるのでね。
外側の直径方向に伸ばされたレース模様を、円周方向にぐいぐい伸ばす感じに引っ張ってでスチームをかけました。


増目はリングになっている部分で一気に行うデザインで、ダイヤやら六角やらになっている部分には増目がありません。そのため、チャートで長方形になっている部分を扇型になるように整えるわけです。
同じ模様ですが、内側に近い方では相対的に縦に伸びていて、外側の方は平べったくなるというか。
湿らせて広げて張り付けてピン打ちして乾かすと、模様を円形に沿うようになじませることができるということですが、今回の方法だと、ブロッキング用のマット、ワイヤー、大量のピン、がなくても形になるので、私のようにしょっちゅうショールを編むわけではないとか、まめに洗濯したいとかいう方には向いているのかなと思います。


ブロッキング後の寸法は直径140cmぐらいになりました。
ブロッキング前は、ざっと中心から端までが65cmぐらいだったかと。
テーブルクロス写真を比較するとわかりますが、それほど大きくもなっていないかなと。
糸も3plyぐらいで太めだし、水通しでちょっと毛羽が出たり繊維が絡んだりして、スケスケ感はあまり無いかな、いう仕上がりになりました。


透かしたら模様よくわかりますね、の感じ。


pattern ; Lucca by Jared Flood
yarn ; Maruyasu Corporation 2/13 Wedge / 650m/100g / Wool 65%, Linen 25%, Alpaca 10%/ 174g 1131m
needle; 4.5mm Lykke Changeable Circular Needle 40cm & 60cm
tension ;
date ; July 18th to August 21st, 2023

私のは174g 1131mかかったようです。
ちょっと厚みのあるあったかめの仕上がりかなと思います。
もうちょっと薄手、やシルク多めの糸なら、冷房よけとかで早速使えるかと思うんですが、私のはリネン混とはいえ、まだ少し暑苦しい感じですよ。
スリーシーズン使えるかなとは思いますが。

レース模様が綺麗でまとまりがよいので、また編んでみたくなるパターンです。
ちょっと使ってみて、欲しい大きさとか素材などがまとまってきたらですかね〜
 
だいたい1000m超〜ぐらいの使用量になるので、レースウエイト800m/100gの糸だと2カセは必要になりますね。


ブリゴレースで編んでいる方もいらっしゃいますね。2つ必要でしょうね。


3カセ買うなら↑こちらがお得ですね(^.^)


↑アーバンも、このパターンで使っている方がいらっしゃるかちとわからないのですが、他のレースショールではよく見かけます。
 


編んだことがありませんが、パピーのニュー2plyとかは以前から使われていますよね。
 


シルクウールで編んでみたい気もしますが、ちょっとこれだと1200m/100gなので細そうですよね。シルク入っている分、ボリュームあるでしょうか。


ついでですが、ダイソーにて。とうとうニットピンが!と連れ帰りました。
ゴールドもありましたが、ゴールドまとめ買いしたのあるので、シルバーにしてみました。
 

よく見たら「鉄製」なので、濡れたら錆びるのかな??(もしや室内放置でも??)と不安になりましたが、
こんな感じでマグネットにくっつくのは、バラバラしなくていいのかも?とも思いました。
持っているものは真鍮とか?合金なんでしょうね。いくつかのお店で購入していますが、くっつくものは無いです。


チューリップのとじ針セット、ケースが可愛いから欲しいなと思っていたところ、先シーズン?先曲げタイプが発売されたので跳びつきました(^^;)
針自体は個人的にはクロバーの方が使いやすい気もするんですが、ちょいとどこかに紛れ込んでいて最近見かけていないので、こちらを愛用しています。

レースのショール、また編みたいものを色々思い出しましたが、だんだん涼しくなってくることを願って在庫消費できるウールものを検討しなければいけません。
でも夏糸カサバリーノ軍団もまだ編みたくて、粘っているところ。できたものもあるので、また。


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Brooklyn Tweed デザインの Lucca ショール進捗

2023-09-07 09:56:40 | wips
前の前の記事で上げた、円形ショールLuccaの続きです。


lykkeの短い方の輪針40cmで引き続き編んで、袋状になっている様子。
 

一応模様見えるように撮ろうか?って、真ん中しか見えませんが。
 

これがパターンでRing5と言われている部分まで編んだところです。
そう、糸は工業用、いうことですが、リネン混だからか細かいゴミのようなものが結構出るので、糸は袋に入れておくの必須いう感じでした。
編んだものからも落ちると思われたので、布のプロジェクトバッグに入れる前に、ジップ袋に入れて編むことにしたんです。
糸の減り具合わからないね、いうことで、出して撮ってみました。
 

まだ40cm輪針で粘っていて、でかいベレー帽状態になった様子。
そう、短い輪針で編む時は、棒針キャップが必須ですね。
 



↑このシリーズ、値引きがあまりないので、めっちゃ安い感じがする(^^;)
しかし確かメール便とかが無いので、他の物購入したりしないとお得感はないのかな。


メール便狙いならこちらがお得かな(他にも欲しいものは見つかる^^;)
シンプルで安っぽくもなく、気に入っています。
 

編み会の時に、そろそろ針変えようか?と80cm輪針に替えて、広げてみたところ。
 

レース模様はシェットランドレース風のダイヤとか六角とかの模様になっています。
基本的に掛目と減目がセットになっていて隣にあるので間違えにくいはずなのですが、つい忘れたり余計に掛け目をしたりして怪しくなります。
いちいちほどかないで、次の段で誤魔化修正しますけどね。
よく確認しながら編まねばといつも思うんですが、基本はながら編みなので、、、
それから、こちらは円形のショールということで、表をずっと見て編むので、毎段掛目のあるシェットランドレースの模様を間違えにくく、楽に編めます。
以前毛糸だま掲載のやつを編みましたが、アレよりはずっとずっとずーっと楽でしょうね(まぁ、あのリング模様が無ければそこまででもなかったのでしょうけど、アレが超大変だったので)
リンク先記事に、掛目減目を間違えた時の修正方法書いてありました(ので今回は省略)

そうそう、インスタでは、「どこ(の段?)編んでいるかわからなくなる」いう話をちょくちょく見かけて、そんなことあるかなぁ?と思っていたのですが、実際編んでみるとその気持ちがよくわかりました(^^;)
似たような掛目と減目の段が延々と続くし、そのセットもう一回繰り返しになるので、模様編みのチャートがあるのですが、印刷して印をつけたり、編み地に段数マーカーをまめに付けるなどして確認した方がよいなと思いました。(私は、マーカーは付けていましたが印刷はしていません^^;)
私もこの後、模様を2段飛ばしたのを次のリピート(10段以上後かな?)で気づいたのですが、それほど目立たないかなというところでいいことにしました(^^;)
袋に入れて広げて編んでいない敗因かもしれませんが、広げていても気付かない時は気付かないでしょう、、

で、80cmに替えたんですが、袋にしまおうと思ったら嵩張って邪魔だったので、速攻60cmの針に替えました(^^;)
 

そのゴミが落ちる問題から、基本ずっとジップ袋に入れて編んでいましたが、途中、袋から出して編むと膝上に編み地が広がって暑いことに気づきました。
袋の効果絶大、と思いながら進めていました。
 

ビニール袋に入れた毛糸を、袋状になった編み地の中に入れて
 

その状態でジップ袋に入れて編んでいました。
このジップ袋が、編まない時には微妙に圧縮袋の役目も果たすので、編みかけも邪魔にならないというか。
キッチンで使うやつでもいいのでしょうけど、ファスナーがついていると開閉が楽だということにも気付いたので、これからも愛用すると思いますよ。
 

前回の記事でもう一回使うと言っていたセリア購入品、左端、ウィリアムモリスシリーズですね。
また見に行かねば。
 

似たような袋の写真ですが、本体のぐるぐる編みを終えて、エジングに入るよというところ。


エジングも、必要な部分だけ袋から出して編む感じ。まぁ、編んでいるうちにだんだん出てきたりはしますけどね(^^;)
ここで、エジングを編むモチベが下がらないように、40目ごとにマーカーを入れて、間違いによるズレ防止と進捗確認をしやすくしました。何リピート終わったのか、確認するのが楽になるというか。
というのは、野呂スカでもやっていることと似てますよね。
1リピート終わったら、1模様分の8目先にマーカーを付けておくと、編み間違いを防止できるので併用しました。
ちょっと編んでみて、(袋ごと)編み地を裏返すのがめんどうに感じたので、裏から編む段は左から右に編んで裏返さないことにしました。
編むスピードは速くないのですが、裏返して針と糸を持ち替えるのがまどろっこしくて集中力が切れる感じがしたので。
今度から外周ギザはこれに決めた?と思いましたが、エジングの目数が多い場合は無理ですね。
 

エジングを編んだ部分は輪針から外れていくので、モチベ上げ用に広げてみたところ。

気になる糸量なのですが、途中どのぐらい必要なの?いうことで、まとめておきます。
6.5m/gの糸を使用(中細とレースの間ぐらい?)針8号(4.5mm) トータルは174g 1131m使用
start-Ring5まで 50g 29% 325m
Ring6 70g 40% 455m
edge 54g 31% 351m
いやー、Ring6、ボリュームありましたね(^^;)
5までは割とスイっと編めると皆様おっしゃっていましたが、6は目数がグイッと増えてメリハリも無いので、停滞する気持ちもわかりました(^^;)

で、次回に続きます。

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風工房のモチーフ、ブレード&エジング より ネックレスとラリエット完成!!

2023-09-01 09:30:01 | FO accessories etc.

Pattern ; p.55 c Necklace & p.52 b Lariat
from Motifs, Braids & Edgings by Kazekobo by Yoko Hatta
yarn ; Cotton Lace #20 Lamé / Glitter / 97% Cotton, 3% Polyester / 80m/20g / 20 Cinnamon Gold / 6g & 10g
hook ; JP lace no.0 (1.75mm)
tension ; as in pattern
date ; from 21th to 22th, June 2023

今年増補改訂版が出た「風工房のモチーフ、ブレード&エジング」より、ネックレスとラリエットを編みました。



前の版は「はじめてのクロッシェレース」になります。

内容はほぼ変わらないですね。
 
可愛いアクセサリーが色々と掲載されていて、前の版から気になっていたのですが、増補改訂版も出たことだし、と編んでみました。


糸は、ダイソーのラメレース糸を使いました。


多分一昨年かな??アイリッシュクロッシェレースのモチーフを編むというブームの時に買ったと思うんですよね。


ラメ糸のアクセサリーってチクチクしそうですが、これだとコットンにラメなので、大丈夫かなと思って。

ダイソーのレース糸、これ一個買っただけで編んでいなかったのですが、今年は付け襟フィーバーもありましたしいうことで見に行って、あら、可愛い糸あるじゃないと段染めとノーマルと購入してきました。

右下4つですね。他はセリア購入品。この写真また今度使うので。


どちらも指定糸はフラックスC(104m/25g)を3号針で編むことになっています。
私はダイソーラメ20番(80m/20g)をレース針0号で編んで、長さは好みに調整したのかな(^^;)ちょっと前になりますので、既に(^^;)
というか、どちらも4m/gぐらいなので、糸の太さとしては有意な差はないのかもしれませんね。

2点どちらも特に問題なくサクサクっと完成しました。
ダイソーラメを使い切る作戦でしたが、まだちょっと、4g余りました。モチーフとかピアスぐらい作れるかもですね。
ネックレスの方はチョーカーの長さにしました。またもビンテージシェルボタンを付けました。

編んだのはいいですが、糸のアクセサリーに汗や皮脂が付くのを好まないので、涼しくなってから使おうと思っています。
まぁ、コットンだし洗えるはずなんですがね。
洗うと劣化するので、なるべく洗いたくないし。
糊付けしたらいいのかな。

ということで、試着した感じの写真です。

チョーカーのほう。
編む量も少なくてすぐ仕上がるし、可愛いと思います。
ダイソーラメで、チク問題は大丈夫かでした。
 

ラリエットのほう。
 

こちらもいいですが、本の写真見てコンパクトなのかな?と思ったけれど、編んでみると結構大きい。
もっと細いレース糸で編んでみたいかも?と思いました。
ラメ入り糸で、これはこれでいいかなとは思います。ワンピースとかにいいような感じ。

他にも色々可愛い子達が掲載されているので、また追い追い編んでいければと思います。


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