Pattern ; Ginga 3 Chemo Cap
yarn ; Hasegawa Corporation Ginga-9 /100% silk / 90m/50g
/ col. M-30 Lotus 28g / about 158m
needle ; JP4(3.3mm) for main part, JP3(3mm) for garter
tension ; 28 sts x 40 rows
date ; April 2020
前記事で後ろがたるまないタイプの、いうことで編みました。
糸は、前記事で上がっていた半端なギンガ3達でもよかったのですが、普段用ということで更なる用途に困っていた分、ギンガ9を使うことにしました。
オレンジ系が二色、それぞれ35gと22g
ギンガ9はギンガ3を3本撚り合わせてあるので、解いて3本に分け、巻き直しました。
糸を1mぐらいずつ出し、余計にコーンから解けないようにゴムで留めた状態で吊るし、コーンが勝手にぐるぐる回るようにして撚りを解くと簡単かなと思います。
3本を2本と1本に分けて、両手に厚紙を持ってそれぞれ巻きとりながら、吊るしてあるコーンをぐるぐるしました。
2本の方は終わってからまた1本ずつに分けねばいけませんが、、ほぼ撚りが解けた状態になっているので簡単に分けられます。
と言っても、コーンに巻かれた量が少ない場合はこれで良いと思いますが、たくさん巻いてあると重くて困難でしょうね。例えば300gの巻とかだったら…我が家は階段に吹き抜けがあるのでそこから吊るして、とかも考えなくはないのですが、両手で巻き取りながら、が重たくてちょっと無理かもしれません。時間もかかるし。
そんなわけで、撚りを解いて編むことを推奨するわけではありません。そのまま編むのが一番です。去年ぼんぼり巾着を編むのに使おうかと出したんですが、やはり色がツボじゃなくて合わせる糸が見つからず使えませんでした、
35gで二時間ぐらいかかったかも?ですが、これで一個帽子編めると思えばやるしかないですよね。
かぶりの深さを前記事のものより短くしただけで同じ形です。21cmぐらいの深さにしました。28g使用。1玉で2個編めると良かったけれど。ゆったり目のフィットではあるので、頭小さめの方で目数とかぶり深さをちょっと減らせば2個編めるかもしれませんね。
Pattern ; my own
yarn ; Hasegawa Corporation Ginga-9 /100% silk / 90m/50g
/ col.14 Coral 24g + col. M-30 Lotus 4g / about 158m
needle ; JP4(3.3mm) for main part, JP3(3mm) for garter
tension ; 28 sts x 40 rows
date ; April 2020
少ない方のオレンジも同様に撚りを解いてギンガ3状態にして同じように編んでいきましたが、やはり22gでは足りず、↑の残りを使ってグラデ状態にして編みました。
そうそう、減目ですが、パターンでは左上二目一度で作ったのですが、私はもともと左上二目一度より右上二目一度のほうが好きだというのもあって、こちらは右上二目一度で編んでいます。
皆様はどちらが得意とかあるでしょうか??
今回はパターンをまとめる都合上、ゲージは水通し後に確認した方がよいかな?ということで洗って仕上げました。
スチームアイロンだけでもそれなりによかったのですが(多分、ハセガワさんの方では洗って仕上げるのを推奨されている?いや、無いかも。取り扱いについてはこちら参照)糸が少し膨らんで編み地が馴染んでとても風合いがよくなりました。
かぶったところ。
仕上がりは平置きで幅26cm, 頭囲で52cmになります。
私の頭囲は58cmぐらいでした(眉の上あたりにメジャーを巻いて計測)
深さぴったりめのつもりですが、もう1-2cm浅くてもよかったかもしれません。けれど、あまりぴったりだと万人には合わないでしょうし、浅めだと(髪の無い状態では頭皮と帽子の間の摩擦力が少なそうで)脱げてしまいそうだし。
多少頭囲が大きくても横に伸ばしてフィットするようなところもあると思うので、このぐらいの深さ(21cm)でよいかな?と思います。
髪結んでいるので首元が不自然てのもありますが(^^;)
粘ってトップまで減目しているので、スッキリしたシルエットに仕上がっていると思います。
輪で編んでいるので縫い目も無いし、すっきりかぶれておやすみの時にもノーストレスだと思います。
かぶって寝てみましたが、ちとゆったりしたかぶり心地なので、朝は脱げていましたが(^^;)
糸足りなくて2色にした方です。
薄手なので、髪を結んでいると、前髪あたりに段差できていますが(^^;)普通に前髪切ってる人ならこうはならないんですがね。
いうことで、下ろした状態でも撮ってみています。
そうそう、髪が無くなると帽子の(ウィッグもだけど)サイズ感が変わります。
それもあって、前の前の記事のkim帽子がちょっと緩くずり落ちるようになったようで。重たい(100g)、てのもあると思いますけどね。この帽子だと28gで済んでいるし。
水通しして仕上げて、よりソフトなやさしいかぶりごこちの帽子になったと思います。
おしゃれ、というところからは少し離れますが、実用性は間違いないです。
ハイゲージ目で手間はかかりますが、作る価値があると思います。
ギンガ3は色が豊富なので、好みの色を選んでもらって編むのもよいし、ツィード調なのも編む時に楽しめると思います。
次回はパターンをアップしたいと思います。
すいません、このグラデバージョンはパターンに含まれません…参考パターンを使って適当にしているので(^^;)