2月1日は法事で、姫路の実家に帰りました。神戸から六甲山の山越えは雪でした。道が凍り付いてなくて助かった。
帰りに市内の書写山円教寺へ。ここは姫路市民ならほぼ行った事のある由緒ある古刹です。市民は小学校時代に必ず一度は遠足で行きます。私は幼少の頃に家族でいったのと、小学校の林間学校で宿坊に泊まりました。子供だから、お寺で出される食事が食べられなくて困ったわ。夕食に出た野菜の煮しめが嫌いだったし、朝の玉子かけご飯はも〜っと嫌で、ズルズルヌルヌルした玉子かけご飯を食べるのが辛かった。そんな思いでのある書写山には、半世紀は行っていない。この歳になると、神社仏閣に興味がでるのよ、やっぱり。お参りして手を合わせたい。
書写山円教寺へは、登山道を登るかロープウェイ以外の方法はない。今年還暦を迎えたロープウェイ、つまりそれまでは登山しか道がなかったってことね。官兵衛君ラッピングロープウェイ。半世紀ぶりに乗りますが、往復1800円。3月には新しくなって、さらに値上がりの予定です。
姫路の市街地が一望です。姫路城は右手の小山の影になったところにあるので見えない。
スカっと気持ちよい速さでロープウェイは5分ほどで円教寺の参道に到着、降った雪が残って辺りは冷たく凍り付いていました。サブ〜 姫路市内からバスで山の麓まで2〜30分ほどとはいえ、山の上にあるので下界と寒さが違います。入ったら、協力金がまた別途いりました。けっこうお金がかかるのねん
書写山円教寺とは、圓教寺は、兵庫県姫路市の書写山に位置する寺院で、天台宗の別格本山である。山号は書寫山。西国三十三所第27番。西国三十三所のうち最大規模の寺院で、「西の比叡山」と呼ばれるほど寺格は高く、中世には、比叡山、大山とともに天台宗の三大道場と称された巨刹である。京都から遠い土地にありながら、皇族や貴族の信仰も篤く、訪れる天皇・法皇も多かった。
清水寺のように、高い場所にそびえています。さすがに下界はミゾレ、山上は雪のこんな日に参拝客は少なくて、家人と二人で貸し切り状態でした。枯れた人気のない雪景色の中の円教寺、澄明で冷たい空気の中、日頃の邪念は消えて厳かな気分がいっそう高まりました。世界平和と父母達の冥福とジュリー様の健康と活躍を一心にお祈りしてきました。どうかどうかよろしくお願い致します。
遅い時間に来たので他の伽藍は見学の時間はなくて、それは残念でした。帰りのロープウェイの駅から、姫路市街から向うに姫路港まで見渡せました。(但し画像は拝借)
千年以上の歴史を物語る、奥深い姿をそのまま見せてくれる書写山円教寺は、映画の「ラストサムライ」のロケで使われたので、それで対外的には結構有名になったんではないでしょうか。最近は大河ドラマの「軍師官兵衛」「武蔵」、去年の映画「関ケ原」にも登場したそうです。
お久しぶりの実家のミーちゃん